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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ごじょるだんでしょう、ジョルダンさん。

ジョルダン標準形というものがあります。

固有値が重解にならずに1次独立な固有ベクトルがn個求まれば、n×n行列は無事対角化できるわけです。

対角化というのは、文字通り、対角線上だけ、数が0でない行列のことです。

こんな感じ。

 

A 0 0 0

0 A 0 0

0 0 B 0

0 0 0 B

 

対角化された行列をAとおくと、Aのn乗は簡単で、行列の中身の数をそれぞれn乗したものになります。

 

A^n 0  0  0

0  A^n 0  0

0  0  B^n 0

0  0  0  B^n

 

ところが、固有値が重解を持つ場合には、固有ベクトルが足りなくて、対角化がうまくいきません。

この場合の行列Dのn乗を考える場合、Dをジョルダン標準形という形にすると、便利! なのです。

・・・で、これがめちゃくちゃ大変。2日もかかったよ・・・。もう、疲労困憊なので、解くときに役立ったリンクをはっておきます。みんな・・・頑張って。ぐふぅ。気が向いたら、解答をスキャナですって、あげようと思います、いつか。

 

 

では、GOOD LUCK!






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