なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)
なかまくらです。
前期も終了の時期でして、
・ 終わったもの
神経情報制御論 活動電位のシミュレーションのプログラム
生物多様性科学 草地の植物種の季節による変化の調査レポート
ソフトウェアシステム マイコンを使った円周率2000桁の計算と表示のプログラム
データ解析序説 動径分布関数を計算するプログラムの作成と解析レポート
プログラム技法 期末テスト
数学教育学概論Ⅰ 期末テスト
コンピュータ基礎論 問題演習レポート
数理幾何 期末テスト
・ 残っているもの
確率過程論 問題演習レポート
あといっこじゃあああああああああ!
で。
ちょっと最近思うわけですよ。これ、意味あんの? って。
勉強するのは悪いことではないと思いますが、私が行きたい場所で必要とされる能力と合致しなければ、今頑張るべきはこれではないのではないか、そんな気がしてくるのです。
今期、物理の講義はひとつもなくて、数学の教員免許の単位と、理科の専修免許の単位を集めているわけですが、どれくらいその免許をもっていることは評価されているのか・・・。
もし、試験が、筆記の点数と、面接の点数で採用・不採用が決まっているならば(きっとそうだと思いますが)、
この努力は、将来、いつか、役に立つかもしれないけれど、今は何の役にも立たないことをやっている感じですよね。
なんというか、とらぬ狸の皮算用をしているというか、
大学受験の直前に受験科目にない科目を大学に入ってから必要だからと一生懸命やってる気分。
入れなかったら意味ないですよね。
あと、こんなこと言ってもしょうがないですが、社会全体として、非正規雇用というやつが増えていると思います。
社員が数人で、バイトが数十人。コンビニとかスーパーとか飲食店とか、単純労働に近い所からそういう傾向が強いのではないでしょうか。
で、教員も、講師として、1年契約とかで募集があるそうなのですが、実質、非正規雇用というやつが始まっているんだと思っています。何故かといえば、将来、少子化が進むほど、今先生を多くとってしまうと、アンバランスになっていくからではないかと思っています。(まあ、正直、35人学級の実現が目指されていますが、20人以下ぐらいになると、教育が隅々まで行き届くのではないかと思いますが・・・)。
で。
じゃあ、教員採用試験の不合格って、どういうスタンスで受け止めたらいいのでしょうね。
毎年、落ちるけど、受け続ける人もいれば、落ちたら、まあ、一般企業に内定をもらうように進んでいく人もいる。
ただ、他の業種と違って、リベンジする人が多いとは思います。試験に落ちると、あなたは不合格者の中で、Aでした。Bでした。Cでした。と、評価が送られてきます。
A:もうちょっと。 なのか、 A:残念でした。 なのか。
つまり、その評価はどういう考えでつけているのでしょう。
「お前にはまだ早い。もっと教育実践力を現場で磨いてから来い」
と言っているのか、
「まあ、君ぐらいの人材はたくさんいるから、よそで頑張ってください」
と言っているのか・・・・・・。
Aとか、Bとか、つけられると、そんなことを勘繰ってしまいます。
悪い言葉ですが、 キープ しておこうと、いうのであれば、
たぶん、私は、そこまで自分のことを諦められていない。
別に何かを諦めて先生になろうというつもりはさらさらないですが、
今、勉強していること。これまで勉強してきたこと、頑張ってきたこと。
それを生かして生きていきたい。その場所は、ここではないのではないか。
勝てば官軍。負ければ、何も残らない。全く評価されない。
自分の頑張りは、来年、どこでも正規雇用してもらえない程度のものだったのか。
そんなに頑張ってこなかったつもりはないんだ。
自分のこれまでの頑張りが認められる最適の場所はここではないのではないか。
そういう意味で、自分のことを諦められていない。
なんて。
これまで頑張って勉強してきたことに自分は自信を持っていますが、
それでも、勉強が足りなかったんでしょう。
ジャンプの漫画「バクマン」で、言っていました。
「高木君は計算で(漫画を)書くタイプだが、それならば、アニメ化まで計算して書かなければならなかったんだ」と。
勉強を頑張った、というのなら、教員になることを計算して、重点を置いて勉強するべきだった、ということ。
教育についてはてんで素人だ。
大学を決める時に、教育学部には進まないつもりで学部選びをしていました。
いろんなことを知っている面白い先生になってやろう。そう思って、「総合科学部」に入ったわけです。
変わらぬ気持ちで自分を信じでやっていこう。うむ。
たたかいは まだ はじまったばかりだ。
専門知識しかない理系の先生は、つまらないと思う。
僕の高校の時の生物の先生。45分授業で、15分生物とは関係ない雑談。30分授業だった。雑談がトリビアみたいにへぇって思える内容で、おもしろかった。いつのまにか、生物も好きになってた。
だから、いろんなことを知ってる先生になるという考えは、いいと思う。
落ちたのは残念だったが、まだまだチャンスはあるはず。
ほんとうの たたかいは これからだ!
>かつ さん
50分の授業、集中力を維持するのは大変なことだと思う。しかも一日7コマとかあるし。
しかし、教科書は分厚くなるし、なかなかに大変^^。授業毎に確実に評価を重ねていかなければならないし、雑談というのも、実は指導計画に心の中では計画・計算されているのだと思う。そんな老獪な技を身につけたいね~~。あとは、おもしろおかしく話せる技術だよね。落語でも勉強してみようかしら(笑)
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