なかまくらです。
昨日は、朗読の発表会がありまして、出演してきました。
梶井基次郎という小説家の「温泉」という本の一説を読みました。
梶井基次郎は、1930年ごろの人。
肺結核で伊豆に療養に来ていたこともあるようです。
有名なのは、「檸檬」ですね。彼は、弱冠31歳で亡くなってしまったそうです。
そんな彼の作品を読んだのでした。
読んだのは4ページくらい。10分くらいの出演でした。
前回、8月に出演したときは、夏目漱石を読みましたが、
ちょっとは上手になったかな・・・と思います(笑)。
少なくとも、あのころ、お芝居をやってきた時とは、
ちょっと自分の着眼点が変わったなぁ、という印象です。
まあ、朗読と演劇の違いはあるわけですが、全く別物ではないと思うんです。
まず、聞き取りやすいことが第一だなぁ、と今更思います。
ホント今更(笑)。 滑舌とか、ホント、練習したほうがいいですね。
まず、人に何かを伝えるのに、一番大切なのは、
感情を込めて言うことでも、遠くから見える大げさな演技よりも、
聞き取れる声でしゃべることです。
今、演出やったら、まったく違う演出になるんだろうなぁ、なんて思いながら、
練習したのでした。
・・・楽しい。
やっぱり、こういうことが好きなんだなぁ、と改めて思いますね。
中毒みたいにたまに出たくなる。
運が良かった。これを何度も思います。これからも思うのでしょう。
あの時、広島に行って良かった。
田原という同い年のフリーターがいて、4月の最初に誘われて良かった。
先輩がいて、ほぼ完ぺきなる幽霊部員だった私を大学祭に誘ってくれて、良かった。
2年生の最初も幽霊ぽかった私を演劇に向けた溝部なる同期がいて良かった。
3年生の時、夏前に「出ませんか」と誘ってくれた後輩がいてよかった。
大学祭に誘ってくれた先輩がいて、良かった。
4年生の時、ついてきてくれた後輩たちがいて良かった・・・。
運が良かった。そう思いますね。
また出たいですね。