なかまくらです。
駿台の教員向けのセミナーを受けてきました。
電磁気の分野に関するセミナーです。
1日で、1万8千円のセミナーですが、過去2回受けて、
なかなか面白いなぁ、と思っていたので、今年も申し込みました。
結論から言いますと、午前中はすごく良かったのですが、
午後は、グダグダでした。
私の中の電磁気学の体系化を進めてくれそうな、午前中の講義は実に刺激的でしたが、
午後の、特殊な状況の入試問題の解説は、別にここでやってもらわなくても・・・。
という内容でした。だって、受講料18000円で、
ひと教室に50人くらい集めているわけですから。
ということは、1日で、ひとりの講師が、90万円の授業をするわけですから。
久しぶりに考えましたね、授業の金額のこと。
とにかく、
このセミナーで感じたことは、私は、電磁気学の体系化がかなり甘いってことです。
場の理論と、力学の(物体-物体の関係の)考え方、
電荷と電場の関係、電流と磁場の関係。
とにかく、場と電荷と力学。この登場人物を確実に関係づけて、
単元ごとの取り扱いを”ひとつなぎの大秘宝”にしておかないとなぁと感じました。
おわり。