なかまくらです。
「BORUTO」観てきました。
週刊少年ジャンプで、大円団を迎えた「NARUTO」の息子が主人公の映画です。
一言でいうと、思ったよりもずっと良かったです。
あらすじ。
ナルトは、火影になって以来、ずっと忙しく仕事をしていて、
それが息子のボルトには不満だった。
ボルトは、ナルトと違ってセンス良くいろいろなことをこなせる性分で、
なんでも効率よくやりたがる子どもであった。
そんなボルトが、中忍試験を受ける。
ボルトは、修行しなくても強い忍術が使える最新の科学忍具をこっそり持ち込む。
いっぽう、火の里には、重要な資料を持ってサスケが帰ってきていた。
サスケの弟子になるため、初めて修行に取り組むボルト。
その服は、初めて汚れていく。
しかし、父親に褒められたいがために、科学忍具で不正をして失格になるボルト。
そこに、大筒木の一族の襲撃。皆を守り、連れ去られるナルト。
サスケは、ボルトに言う。
「知るべきは、ナルトの弱点ではなく、これまでのナルトなのではないか」と。
そんな物語でした。
うん。
ナルトは不器用で、ちゃんと息子のボルトも不器用。
まあ、母親のヒナタも不器用だから、もう、しょうがない(笑)。
とにかく、ふたりは親子だなあって感じがして、もどかしい。
ボルトは、いまどきの若者らしく、努力が嫌い。
もっと簡単に効率よくってのが、好きな子ども。
でも、簡単に効率よくっていうのは、ナルトが生きてきた道とは正反対なんですよね。
何があっても、己の信念を曲げず、幸せを掴むために戦ってきたナルトとは違う。
でも、本当の力っていうものは・・・窮地に陥った時に信じられるのは、
自分のしてきた努力だけなんだ。そんなメッセージを受け取りました。
ボルトとナルトが一緒に螺旋丸を作るシーンがあるのですが、
そこに重ねられるナルトの、これまで出会ったきた人々とのあれこれ。
そんな時間が、ナルトという人物を立体的に浮かび上がらせて、
思わずグッときました。
面白かったです。