なかまくらです。
探究的授業の研究をここ2年くらいずっとしてきまして、これは面白いことやってるぞ!
と思っています。時世が探究を求めていて、
日常生活につながる題材が、入試にも続々と登場しています。
それもあって、高い目標をもって頑張っている生徒たちも、
そういう感じの応用問題を出してほしいところもあるようです。
いいじゃん! そういう問題を扱えると私も大変だけど面白いし、
面白いって言ってもらえて、評価されているようで何より!
・・・・・・だと、転勤してきてからの、この半年くらい、そう思ってやってきたのですが、
なんか違う気がしてきたのです・・・という、大発見(仮)かもしれない。
生徒の中には、
「基礎は簡単! 応用を早くやりたい!」
という人と、
「基礎がわからない・・・ドリルで演習をする時間を授業内で取ってほしい・・・」
という人がいる状態。
受験に向かって、生徒の進路検討会がありました。
いま教えている生徒の力の伸びていたり伸び悩んでいたりを見て、
どっちを支援するのが、より良い1年後につながるだろう?
という2択に迫られ、ここ最近、悩んでいたのです。
でも、あれ、ちょっと待てよ・・・? と。
さて、前置きが長くなりましたが、
基礎 ⇒ 簡単! 応用問題どんどんやるぜ!
に対して、
「簡単? じゃあ、ここはどうなってるの?」
という、ちょっとした捻りを問題に加えて、ブレーキをかけることができれば・・・?
「あれ? この辺分かってないじゃないか。これをやってから応用問題に移ろう!」
となることが大事なのではないかということです。
そうしたら、基礎をじっくりやりたい人が、
まわりがどんどん応用に移っていくために基礎を固められない状況も変わるのでは?
と思っています。まだまだ勉強ですね。