なかまくらです。
「シン・ウルトラマン」観ました。
劇場に観に行ったのに、ほったらかしになっていたものをいまさらですが、
この前会った前任校の先生と、話題に挙がったので感想を書いておこうかと。
あらすじ
禍威獣が地下から現れるようになった日本。
銀色の巨人が空から飛来する。その戦いに巻き込まれた神永は、
戻ってくると別人のようになっていた。ウルトラマンが神永の身体を動かしていたのだ。
禍威獣に対抗するための組織(禍特対)の個性豊かなメンバーと神永は、
地球の平和を守るために、次々と訪れる宇宙人たちとの戦いに明け暮れていく。
その中で、神永(ウルトラマン)は地球人を次第に理解し、打ち解けていく。
そんな中、ついに神永をウルトラの星に呼び戻すための使者が現れる。
星を破壊する兵器「ゼットン」も現れ、神永は選択を迫られる。
ウルトラマンは地球人のために戦うことを選んだが、あえなくゼットンに倒されてしまう。
地球人は、ウルトラマンが巨大化するための装置を使った「ゼットン」を破壊する兵器を思いついたが、そのためにはウルトラマンの犠牲が必要だった。
目を覚ましたウルトラマンは迷わずに、その作戦を実行に移す。
死闘の末、ついにウルトラマンはゼットンを倒し、神永に命を託すのであった。
というお話でした。
4本の短編集という感じの構成でした。それぞれの編に攻略すべき怪獣が現れて、それを倒していく感じ。
でも、その中で、登場人物やその関係性が成長したり、発展していく感じはまさにテレビシリーズの特撮ものという感じで、良かったと思います。
最後に、神永さん目線で終わることで、神永がウルトラマンになっていた時のことを覚えているかどうかわからないまま終わるというのも、憎い演出でした。
神永を演じる斎藤工をはじめ、さすが庵野秀明氏が携わっているだけあって、名優がそろっていますね、というはまり役ばかり。
私もシン・ゴジラを想像して観に行ったクチですが、シン・ゴジラで観た政治の駆け引きをイメージして観ると、なんか違う味の料理が出てきた感じがしてビミョーになってしまうと思います。けれども、何度か思い返してみると、これはこれで別の方向に大変マニアックで楽しい映画だったな、と思えてくるのでした。
そんなわけで、面白かったです。