1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

チェックポイント

なかまくらです。

今日は、仕事の話です。


この5年くらいは、ずっと、作問に取り組んできておりまして、

最初は物理基礎の問題から作り始めて、

そのためにいろいろと本を読んだり、動画を見たり、体験したり、

外を眺めたり、とかですね。

そうやって、身近な自然現象を、物理の問題のモデルにできないか、と

あれこれ、探して始めたのでした。目標は、定性的な議論じゃなくて、

定量的なものとして扱うことでした。


それから、現在の高校に転勤してきてからは、

最初の1年は、業務内容が変わりすぎて、あまり手を付けられなかったのですが、

2年目から、本格的に、と言いますか、これまで、目をつむって、

取り組んでこなかった、物理の範囲の問題についても作問を始めました。

大学の入試問題を参考に、作っていって、

とりあえず、いくつかまだまだ、という完成度の単元もありますが、

おおむね、一通り、原子物理を除いた全分野で完成させたのでした。


最初は、一問作問するのに、2週間くらい、かつ、30時間とかかかっていたわけですが、

だんだん、発想の仕方が分かってきたのか、最近では、1週間で、10時間くらい考えれば、

作れる場合が増えてきました。

ここからは、定期テストの時に、1問ずつ考えていって、

少しずつ、大学の入試問題を扱っている回の問題を、


アレンジしたり、別の問題に切り替えていきたいな、と思っています。



とりあえず、次の授業でやる問題ができていない!!

と、切羽詰まり続けるゾーンから抜け出せそうなのは、大きいな、と

思いますね。


いま、構想している問題を少しずつ作っていきたいのと、

それから、授業の講義する部分もグレードアップしていきたいところです。


おわり。





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文化祭、終わりました!

なかまくらです。

今年度も文化祭終わりました!

昨年度⇒文化祭、終わりました!

今年も大変で、なんとかかんとか、最後まで生き延びた、という感じで、

いろいろと溢しまくりながらも、とりあえず、とりあえず終わりました。


今年はもっと仕事の分担を! と、課長からの方針が発表され、

任せるのですが、仕事がこぼれるこぼれる・・・。それを土壇場になってから、

猛烈な残業でフォローし続ける感じでした。計画が立てられず、結構しんどい感じでした。

しかも、任せてあったところで、迷惑をかけて、それを、迷惑をかけられた先生が、

猛烈な勢いで、総括の私のところに突進してきて叱責。・・・いや、知らんがな。

そんなことの繰り返し、という感じで、残業時間は昨年度よりも減りましたが、

精神的にはかなりきつかった文化祭でした。

なおかつ、今年度は担任もしていたし、理科の県の事務局の仕事もあって、

理事会を開催したり、講師の依頼をしたりと、

もう、あれこれと、マルチタスクの限界ギリギリの感じでした。


毎年、少しずつ、いろいろと改善をしていると思うのですが、

仕事は毎年増えていく。


これで後は毎年こんな感じでやればいいんじゃない?

みたいなのに到達するのはまだ、ずっと先って感じなのと、

毎年、運営する生徒が変わるので、結局、同じ形の文化祭運営はできないのですね。

その時々の、生徒の特長を生かして、できる形をみんなで探していくしかない。

そういうことなんだなあと思いました。


というわけで、

終わった日はラーメン屋に。とりあえず1杯(ラーメンは撮り忘れました。。。



翌日は、ケーキも食べました。



全身の疲労がとんでもない感じなので、しばらくはおとなしく過ごしたいところですが、

研究授業の課題もあったりするんですね、これが・・・。





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先を行く人6:自己調整力とか

なかまくらです。

最近、仕事で新しい目標を見つけて、ちょっとモチベーションが向上しています。

来年度は、これをやりたいな、と思って現在準備中。

それは、「自己調整力」を鍛える学びとは何か、どうすればそれを生徒が身に着けられるか、

ということです。

自己調整力というのは、自分の勉強の計画を自分で立てること。


なんか、すごく当たり前なんですが、これが意外と難しいな、と思っています。


しばしば、陥りがちなのが、

・ 塾に通うことで勉強した気になってしまっていて、学力が伸びない。

・ 宿題に追われて、宿題をやっているだけで満足して終わってしまっている。

でも、ここを乗り越えたかな? という生徒の中にも、

・ とにかくたくさん、勉強をしているけど、学力が全然伸びてこない。

という、生徒がいるなあ、というのを、まあ、前から感じてはいました。


でも、それが何故だかは、分かったような、分からないような感じで、


どうすればじゃあ、できるようになるのか??


① もっとやればいい。量でぶっちぎればいい!

② 才能なし! 別の道で頑張ったほうがいい。


まあ、勉強にも才能はあるかなと、正直思います。

特に、情報処理能力は人によって差がすごくあるかなと思います。


でも、それって、高校のレベルで既にどうにもならないものなのかな?

と思うのも事実。そういう人もいるかもしれない。②が正解の場合もあると思います。

でも、そこまで多いとは思わないんですよね。


では、どうするか。それは、自分がどういう風に勉強したら良いかということをもっと、

考えて勉強しないといけないのだと考えています。


勉強をたくさんやればいい! というのは、

筋トレを毎日、10時間やれば、全部のスポーツで最強の選手になれるか、

みたいな問答な気がします。

勉強にも技術があって、それを意識しながら身に着けていく必要があると思うのです。


例えば、問題を見たときに、考える時間をちゃんと設けるとか、

もっと詳しく考えると、考える時間に、どのようなことを考えるか。

類題はないか、条件を見落としていないか、などです。

そういう考えるプロセスみたいなことを習得することが、

未知の問題と向き合うときに重要ではないかと思います。

勉強方法のプロフェッショナルになる。


それが、自己調整力ではないかと思います。

そのために、人と比べてみること、どういう選択肢がとれるか、を考えておく。


まず、いま私が手を付けているのは、「授業の受け方の自由化」です。

私は黒板とチョークで授業をしていますが、授業を受ける側は、

ノートでもいいし、プリントでもいい。

本当はノートに図を描きながら、先生の話を聞いて、

考えながら書いていくのがいいと思いますが、

情報をどれくらい授業中に処理できるかは、人それぞれで、

足りない分は、自分で後から身に着けてもいい。

そんなことを始めています。プリントを作るのは、まあ、大変で、

あと70枚くらい残っているんですけどね・・・笑


まあ、ちょっとずつ考えながら、ちょっとずつやっていきます。





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仕事ができるという指標の方程式

なかまくらです。

昨今流行りの、教員の働き方改革によって、仕事をしていて苦しいことが多いというお話。

(こなせる業務量)=(耐えられる残業量)×(効率的にこなす能力)


という式で、(こなせる業務量)が決まってくると思うのですが、

このうちの(残業量)が固定値になってしまい、(こなせる業務量)が減少している。


けれど、前年度ベースで仕事が回ってくるから、非常に苦しい。

違う...違うんだ、そういう意味で、仕事ができるわけじゃないんだ...。


価値観が画一化されて、仕事をこなせる人が減ってしまっている感じがします。


それをフォローする新しいノウハウが必要なのでしょうね。


今のところ、それが見つからない中、

ただただ持ち帰りの闇残業を増やしている今日この頃です。


何とか抜け出したいところですね。





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「泥を打てば、面へはねる」

なかまくらです。

諺があるそうですね。

「泥を打てば、面へはねる」

泥(汚いもの)を投げつければ、それは自分の顔に跳ね返ってくる。

という意味なんだそうです。つまり、因果応報。


できれば、他人を非難したりとか、そういうことをしないで、

頑張って仕事をして行けたらいいなと、

そんな新年の目標です。


そんな目標が忙しさの中に葬られないように、ちょっとお買い物。



マドハンドのメモスタンドです。

ドラゴンクエストに登場する、

泥の中から生まれた手だけのモンスターです。

いまにも泥、投げてきそうですね。

泥を投げられないように、仕事をしていきたいものです。


今年もよろしくお願いします。





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