1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「仮面ライダー響鬼」観ました。

なかまくらです。

「仮面ライダー響鬼」観ました。



Youtubeで、毎週2話ずつ配信されていまして、それを追いかけていました。

響鬼なのですが、これが、いろいろとあった作品で、

なんと、30話のところで、プロデューサーも脚本家もスタッフが総入れ替えになった

異色の作品だったのでした。


仮面ライダー響鬼は、鬼と呼ばれる存在へ至るまで肉体を鍛え上げた人間が、

魔化魍と呼ばれる超常的な自然現象の化身(妖怪のようなもの)を退治するお話です。


響鬼は、頼れるベテランの鬼、といったポジションで、

物語は、響鬼が明日夢という少年と出会うところから始まります。

明日夢と響鬼はそれぞれの生活をしているのですが、明日夢はその生活の中で、

響鬼から、少しずつ影響を受けて成長していく・・・という感じの構成でした。

魔化魍を退治する方法は、楽器を使って、清めの音を流し込む・・・というもの。

キックとかじゃないんですよね。得意の楽器があって、

響鬼は太鼓だし、2号ライダーの威吹鬼はトランペット、

3号ライダーの轟鬼はエレキギターでした。とにかく異色。


そして、これといった悪役が出てくるわけでもなく、

妖怪退治を繰り返していく展開だったのですが、

これが、突然、29話で終わります。

29話では、明日夢と響鬼は、山へ登ります。

そこで響鬼は明日夢に伝えます。

「正しく生きていても、傷つけられたり、踏みにじられたりする。

もし今、すごくつらいと思うなら、これからは辛くならないようにすればいい。

まあ、生きていれば、何度も転んで、そのたびに傷を作ったり痣を作ったりする。

でも、その時、心だけは強く鍛えておかないと・・・自分に負けちゃうじゃない。

自分の信じたことを信じて、生きていってほしいって、思うんだ」

その言葉は、29話で去らなければならなくなったスタッフ一同からの、

仮面ライダー響鬼をここまで見てくれた子供たちへの思いなんだろうな、と

ひしひしと伝わってきたのでした。

後に「仮面ライダー ウィザード」のメインライターも務めた きだつよし さんですから、

きっと、その後にあったストーリーも、面白かったのでしょうね・・・。


さて。そこから、引き継いだのは、井上俊樹さん。

これまた、特撮の大御所ライターなのですが、これまで、自然との調和・・・

という感じだったのに、急に、街中に魔化魍が現れて、

人間を攻撃。そこに仮面ライダーが駆けつけて、「早く逃げろ!」

という感じのテイストに。・・・これは、何かが起こったぞ!?

と、当時(2005年)の少年たちは思ったはずです笑


そこから、桐谷恭介という、完全に性格が破綻している少年が現れたりして、

明日夢の人間関係をかき乱してきます。

そういう半ば強引な手法によって、人間関係が動き出します。

威吹鬼と弟子のあきらとの関係、

轟鬼と、師匠の斬鬼との関係など、

魔化魍と鬼との戦いの中で、彼らの関係性が変わっていきます。

後半は、鬼たちに焦点が強く当たるようになったのです。

明日夢も、鬼にはならない、と言っていたけれども、京介の登場によって、

響鬼の弟子として修業をすることに。

けれども、明日夢は結局、鬼にはなりませんでした。医者の道を志すことにしたのです。

「響鬼さんの真似をしているだけじゃダメだって思ったんです」

それが、明日夢の出した答えでした。それは、前半から追いかけていた私にとっても、

どこか納得のいく結末で、井上さんが考えた、響鬼の響鬼らしい終わり方だったように

思えました。

後半は後半で楽しめた部分もたくさんありますし、

響鬼の強化フォーム(装甲)もかっこいいですし、

それぞれの良さがあったかな、という作品でした。


何より、変身するから強いのではなく、強く鍛えたから変身できる、というのが、

魅力的で、そんな風に鍛えてみたいものだな、と思わせてくれる、

響鬼さんの生きざまが素敵な作品でした。


おわり。





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段ボール天守閣

なかまくらです。

少し前ですが、駿府城公園で制作された、段ボール天守閣の築城に参加してきました。

建設中の様子です。



それぞれのパーツを段ボールとガムテープで作り、組み立てたら、1段ずつ、

組み立てては、持ち上げ、を繰り返して、築城していきます。

中から見ると、こんな感じです。
 

なかなかの高さで、圧巻の出来でした!

幸い、2日間、雨も降らず、完成まで至りました。

これは、文化祭とかでやったら楽しそうだな!

と思いました。おわり。





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「機巧奇傳ヒヲウ戦記」見ました。

なかまくらです。

「機巧奇傳ヒヲウ戦記」見ました。



まだ小学生くらいだったころに、BSで放送されていたアニメで、

ちゃんと毎週追いかけられていなくて、よくわからないうちに終わってしまった

アニメでしたが、會川昇さんが脚本を務めていて、いつかもう一度見たいな、

と思っていたのを配信で、コツコツとみていたのでした。


あらすじ。

幕末の時代。尊王攘夷の機運高まる日本に、もし、カラクリ人形の優れた技術があって、

それが、戦いにも使えるようなものだったら・・・!?

機の民と呼ばれるものたちの村では、カラクリの優れた技術を皆が持っていた。

かつて、将軍に仕えた者たちは、そのカラクリを祭りのために使うべきものとして、

表舞台から消えたのだった。

ところが、機の民の一部は、風じんを名乗り、カラクリを兵器として発展させていた。

村は襲われ、絶体絶命のピンチに、ヒヲウ達は、村に祀られていたご神体”炎(ほむら)”が、

巨大なカラクリで、山車から人型に変形することができることを知る。

"炎"を操り、ヒヲウ達は、村を脱出するのだった。

かつて、村を出て行った父を訪ねて、ヒヲウ達は旅をするが、

その途中で、後継ぎ騒動に巻き込まれるハナや

追ってからの追撃から守る才谷(後の坂本龍馬)などと出会っていく。

スチームエンジンのカラクリを操る風じんとの戦いを繰り広げながら、

ヒヲウ達は"炎"とともに成長していく。

友人とも、情勢が変われば切りあったりもする大人たちの思惑に翻弄され、

ヒヲウ達は、わからないまま、戦いに巻き込まれていく。

いよいよ、外国船を薩摩藩や長州藩が攻撃することになったとき、

ヒヲウ達は、"炎"で、戦いを止めるために動く。

カラクリは、祭りのためにある。その信念で、ヒヲウ達は、舞を踊るのだった。


というお話でした。

26話あるのですが、少し、中盤、間延びしたなーという感じの作品だったのですが、

さすがは會川昇さんの脚本で、後半の盛り上がりが楽しい作品になっていました。

子供向けの作品だからかもしれませんが、ヒヲウが我儘放題なのがうまく共感できなくて、

中盤、見るのがしんどいところもあったのですが、

ヒヲウが、外国の軍艦を不可抗力で攻撃してしまい、自問自答しているあたりから、

ヒヲウの心の描写が描かれるようになって、自分に正直で前向きなヒヲウの振る舞いが、

受け入れられるようになった気がします。

お話としては、史実通り進んでいくので、

桜田門外の変が起きたり、寺田屋の事件が起きたりと、

ちゃんと登場人物が死んでいってしまうのですが、そこに、カラクリが暗躍していたっていう

設定をうまく絡めてくるのが、面白い解釈で、楽しい作品でした。

この後、BSでは、

学園戦記ムリョウという似たタイトルの全然違う作品が始まるのですが、

これもまた、いつかみたいなと思っています。時間があれば・・・ですが。

おわり。





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2024冬アニメ観てます。

なかまくらです。

2024年冬アニメ観てます。
仕事が終わって、帰ってご飯を食べながら、追いかけてます。
忙しくてちょっと滞りがちですが、
3年生の授業がなくなったので、一時的に残業やや少なめなのです。


・ 治癒魔法の間違った使い方 ★★★☆☆

回復魔法で、筋肉痛を常に直しながら戦う・・・というワンアイディアで
作られた感じのお話。魔族と戦います。惰性で観てます。まあまあです。

・ 俺だけレベルアップな件 ★★★☆☆

死ぬかと思ったらゲームのプレーヤーのような存在になり、
ほかの人は、生まれつきの才能で能力が決まるが、自分だけは戦うほど、
経験値でレベルが上がるという俺つえええ系。ダンジョンに潜ってモンスターと
戦います。ときどき面白いときもありつつ、すごく面白くないときも。
まあまあです。

・ ダンジョン飯 ★★★★☆

パーティーでダンジョンに潜っていたら、ドラゴンに仲間を食べられ、
全滅して町まで戻されてしまう。脱退するメンバーもいる中で、仲間を救いに行く決心をする。
教会で復活させることができるのだが、ドラゴンの胃の中にいると復活させられない。
そのため、もう一度、ドラゴンのいる階層まで下りたいのだが、保存食を買い込む予算がない。
ならば、モンスターをおいしく調理しながらいただいて進むことはできないか!?
そんな思い付きから彼らの冒険は始まっていきます。
突き抜けて面白いこともないですが、なかなか安定した面白さです。

・ メタリックルージュ ★★★★☆

別の惑星で、機械の人間(ネアン)の不穏な動きがあり、そのネアンを殺すネアンがいた。
そのネアンを追う組織。ネアンを殺す指令を出す組織。ネアンであることに悩む主人公。
思惑が複雑に絡み合う中、ネアンは殺されていく・・・。というようなお話。
SFです。本格派で、流し見ができないために、じっくり見たいので視聴は滞りがち。
でも面白いです。

・ 望まぬ不死の冒険者 ★★★★★

ダンジョンに単独で潜っていた冒険者レントは、不思議なドラゴンに殺され、気づいたら、
スケルトン(骸骨)になっていた。ところが、意識は人のときのものが残っており、
モンスターを倒すことで、『存在進化』によって、人間に近い姿に近づいていくことができた。
レントは、かつてあこがれたミスリル級冒険者を目指して奮闘する。
ありがちな設定ですが、ツボを押さえていて、ワクワクする展開が続きます。面白いです。

・ 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 ★★★★★

ある年齢になると、才能とレベル(星)が与えられる異世界。
主人公アイビーは、テイマーの才能を授かったが、星がない、という異例だった。
そのために、村で迫害された少女は、村から逃げ出す。
スライムのソラや、アダンダラのシエルと友達になり、優しい大人たちに支えられながら、
アイビーは旅を続けていく。というお話。
物語は地味ですが、丁寧に描かれていてとても面白いです。大人も優しい世界で、
温かい気持ちになれる物語です。

・ マッシュル-MASHLE- ★★★★★

「鬼滅の刃」の大ヒットから、ジャンプアニメが予算をかけて作られるようになってきました。
それによって、面白いアニメが出てきました。これもそれ。
漫画も追いかけていましたが、魔法学校に入学する魔法の使えないマッシュ・バーンデッドが、
育ての親の命を守るため、魔法学校の代表になるために頑張るお話なのですが、ほとんど
ハリーポッターでした。箒と球をつかった球技が繰り広げられるなど、いろいろ危ない展開も
ありつつの、ギャグマンガなのですが、そこからオリジナリティを出していき、原作は、
大円団を迎えています。魔法が使えない代わりに筋肉で魔法のようなことをする主人公の
戦い方を毎週楽しみに見ています。

・ 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd ★★★★★

加護を与えられて、その加護によって、性格が変わり、生き方が変わっていく世界。
勇者の加護を持っていたルーティは、勇者の加護によって、感情を失って、
魔物を殺戮するマシーンと化していた。ところが、ルーティは、2つめの加護を
生み出すことによって、この勇者の加護を抑え込むことに成功した(1期はここまで)。
2期では、別の勇者の加護を得たものとの関係が描かれています。
この物語が、こんなに面白くなるとは思わなかった、というアニメです。
惰性で見てたら、まさかこんなに面白くなるとは・・・。という作品です。

・ ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する ★★★★★

20歳になると、毎回何らかの理由で死んでしまう主人公は、様々な職業を経験している。
商人になったり、薬屋になったり、メイドになったり、戦士になったり・・・。
そして、7回目には、なんと前の人生の最後に殺された隣国の王子に求婚されてしまう。
主人公は、婚約者として、これまでの経験を生かして、活躍する。
王子は、とても数年後に反乱を起こして、他国を侵略するような人物には見えない。
いったい彼に何が起こったのか・・・。主人公はそれを食い止めるべく、奔走する。
というお話。これもありがちな展開ですが、とても面白く見ています。

・ シャングリラ・フロンティア ★★★★☆

クソゲーをこよなく愛するサンラクは、神ゲーとして有名なシャングリラ・フロンティアを
プレーすることに。サンラクはチュートリアルをスキップするなど、
破天荒なプレースタイルで、ほかのプレーヤーが出会わないような珍しい体験をしていく。
というお話。シンプルですが、ゲームプレイ動画を見ているような体験で楽しいです。
こういうのをちゃんと描けるって実は難しいように思います。

・ 薬屋のひとりごと ★★★★★

異世界中華ファンタジー。好きなジャンルです。人さらいにさらわれて、王朝の後宮で
勤めることになった猫猫(マオマオ)は、さらわれる前にしていた仕事(薬屋)の
知識と毒への耐性を生かして、毒見役として活躍する。その聡明さを生かして、
後宮に渦巻く政争による事件を解決していく・・・。
というようなお話。刑事ドラマを見ている気分です。異世界ファンタジーだと楽しく見られる
のが不思議。魔法とか出てこないのですが、それもまたこの作品では、
とても良い方向に作用してます。


・ アンデッドアンラック ★★★★★

これもジャンプ作品のアニメ化。原作はまだ続いています。
絵柄が苦手で1話で切ってしまった人も多いのではないかと思いますし、
血飛沫がすごいので、それで切ってしまう人も多そうな作品ですが、
否定者という、世界の理を否定する力を与えられてしまった者たちが、
神を殺し、否定能力から解放されるために戦うお話です。面白いです。


・・・というわけで、ちょっと、途中で追いかけきれずに止まっているのもありますが、
楽しく見ています。アニメが面白いものが多いと、物語を書く方が疎かになるので、
それは困りものですが、義務ではないので、書きたいときに書けばいいのです。

というわけで、紹介でした。





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買ってしまった・・・

なかまくらです。

買ってしまいました・・・。


南部鉄器のZAKU(ガンダムのモビルスーツです)

鉄でできていて、重いです。



IHでも使えます。

なんだか、お湯ですら美味しい。

お茶がまろやかな気がします。

気に入りました。





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