1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

・・・こいつはうめぇ!!

なかまくらです。
今日の晩御飯がうますぎる・・・。

これです。


作り方。

まず、にんにくを2切れ、ねぎを1/2本、豚肉の細切れをラードの油で炒めます。

味付けは塩コショウ少々。

お皿に移して、インスタント麺を同じフライパンで少なめの水でほぐします。

最初は蓋をして、ほぐれたら蓋とって。

で、盛り付けて混ぜ合わせます。スープの素とかは使わない。

すると、私好みのちょっと薄味!

そして、うまい・・・これは、病みつきになりそう。







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授業を考えて

なかまくらです。
授業を考える方法はおそらく、先生ごとに違うのかな、と思っています。

私の中にも、いくつかパターンがある気がします。

オーソドックスな方法は、生徒が書くノートを最初に考える。

同時に、これは私が黒板に書く内容にもなる。

どんな問題が解けるようになるかな、ということも忘れずに。

できるようになるという達成感が得られる授業にしたい。

今日やった授業のノート。

これを書きながら、何をしゃべろうかなぁ、と説明を考えます。

生物は特にそう思うのですが、なるべく絵をたくさん描くようにしています。

文字ばかりだと辛い。絵を描いたほうが楽しいですよね。

同時に、覚えるだけにならないように、絵からいろいろなことを読み取るようになってほしい。

グループワークとか、できてもいいのかもしれませんが、

理想なのは、グループワークという仕組みを使わなくても、

生徒が能動的に考えながら授業を受けてくれる、そんな生徒が育つことだと思いますね。





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子どもたちの進路を眺めて

なかまくらです。

高校生は就職&進学のための勉強の真っ最中です。

いろいろなことに悩んだりしながら、

あるいは、不安に思いながらも、受験をして、合格して。

私は、それを観ているわけです。

きっと何度だって、こうやって送り出していくわけです。

でも、ふと思うことが、最近多いのです。


私、相当働いてるなあ、と。

あの頃、

「これ以上、頑張れないな・・・」

と思って、研究室を離れて、大学院を卒業して、

教員という道を歩いているわけですが、

あの頃よりも頑張っているんじゃないか?

毎日、開けても暮れても仕事をしている。

こんなに頑張れるなら、私程度の頭脳でも、

研究者としても頑張れたんじゃないかって、

ちょっとした後悔のようなものが、

ずっと付きまとっています。

勉強するのは、私にとってはとても楽しいことなんですね。

でも、別のことが多くて、なかなか勉強ばかりをやっていられない。

先生の仕事は、まあまあ楽しくやっていますが、一生涯、教師で、

いいものなのか? どこかで一度離れてみたい気持ちも、

生徒たちがいろいろな未来へ向かっていく姿を見て、

私もまた学んでいるのだと、気づかされますね。





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生活に埋もれていく

一日が終わろうとする頃に、

生活に埋もれていることに気づく。

今日は、一日お休みでした。

朝起きて、

朝ご飯を食べて、テレビを見ながらぼーっとして、部屋の片づけをして、洗濯機を回して、部屋の片づけの続きをして、お昼を作って、食べて、洗濯物を干して、部屋の片づけの続きをして、いらないものをゴミ袋に詰めて、撮りためていたアニメを見て、今週のお弁当をまとめて作って、冷凍して、気が付いたら、この時間。

部屋の片づけは終わっていない。

今日は終わる。

小説でも書けばよかったのに。

大学のサークルの後輩さんが、劇王の地区大会で優勝したそうです。

おめでとうございます。


だからなんですが、私は何をやってるんだろうなって。余計に。

いや、余計じゃない。

そういえば、最近書いてないな、と気づかなくなったらおしまいだな、と思うのです。

うん。





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メガロボクス

なかまくらです。

遅ればせながら、「メガロボクス」。

アニメの話です。

あしたのジョーから50周年ということで企画されたアニメだそうで、

えー、あしたのジョーはやめとけよ・・・という感じで、見始めたわけです。

しかも、有料配信で、課金して。



あらすじ

ジャンクドッグは、トレーナーの南部贋作と地下の闘技場で八百長ボクシングをして、

暮らしていた。

しかし、ある日。夜。道路の真ん中で勇利に出会う。

勇利はメガロボクス(機械のアシストを使ったボクシング)のチャンピオンで、

市民IDを持たないジャンクドッグとは、住んでいる世界が違った。

しかし、お互いに何かを感じるのだった。

そして、地下闘技場に勇利は現れ、ジャンクドッグはこてんぱんに負けてしまう。

それがきっかけとなり、ジャンクドッグは、

メガロボクスの祭典、メガロニアの出場を目指すようになる。

南部贋作は腑抜けた屑野郎だった。

「立つな、立つんじゃない」なんて言うし、借金で首が回らなくなるし、と

そんな男だった。だから、このときも、決して前向きなつもりじゃなかったが、

地下を取り仕切る藤巻に、追い詰められた南部贋作は大博打を打ってしまう。

「メガロニアに出場する」

偽造IDを作るときに、

「IDの名前は?」と聞かれ、ジャンクドッグは、「JOE」と名乗ることを決めた。

メガロニアに出場できるのはわずかに4人。ランキングが高いほうが有利とされた。

ジョーは、ギアレス・ジョー・・・すなわち、メガロボクスなのに、生身で勝負を重ねた。

それが話題となり、メガロニアへの出場まで、一気に駆け上がる。

ついに勇利との戦いを迎えるのだった。


そんなお話でした。

とにかく、熱い! そんなアニメでした。

毎週、一瞬で見終わってしまって、あーまた来週か。

と思えるいいアニメでした。

ジョーが、真っ直ぐに前を見ているから、周りの人間も自然と引っ張られていく。

その姿に、無茶だと思いながらもついていきたくなってしまう。

そんな気持ちのいい、惚れ惚れするような男のドラマでした。

そして、困難だと思われることも、人の心を動かしていってしまう。

「本物」

という言葉が後半になると、たびたび出てくるようになりました。

「本物」に惹かれて、常識とされていること、当たり前だと思っていることを

変えてしまう。

未来の世界。IDによって、管理されている世界。

そこはどんな世界なんでしょうか。わくわくする世界なんでしょうか。

「本物」がなくなっている世界なのかもしれません。

そもそも、じゃあ、私たちの世界は?

私たちの世界でも、本物、なんてものは探してもなかなか見つからないものです。

そうしたものに出会ったとき、人はどうしようもなく惹かれるのではないかと思います。

そして、このアニメ自体が、あしたのジョーのリメイクだと思われて始まった作品が、

本物になれるかどうかということでもあったのではないかと思います。

それぞれが、男を貫いて闘って・・・

体の一部となっていたギアを手術で引き剥がした勇利のズタズタの体。

そうまでして、ジョーと対等に勇利は闘おうとしたのです。

ラストに勇利はどうなるのだろうか(原作だと力石は、死んでしまうんですね)

とドキドキしながら観た最終回。

最後にド熱い一戦を見せてくれるんじゃないか、という期待もあったのですが、

最初のアバンで、あ、これ、そうならないな、と予感がしました。

静かな雰囲気。

最終回は何となく最初から最後まで静かなエピローグという感じでした。

観た最初の感想は、ううーーーん! 違うでしょ!

でした。勇利も中途半端に生き残っているし、

ジョーもなんか無難に戦いから抜け出してしまった。

ジョーはなんで、メガロボクスをやっていたんだろうって。

あしたのジョーの劇場版2作目に、こんなセリフがあります。

「ぶすぶすとそこらにある、見てくれだけの不完全燃焼とは訳が違う。
ほんの瞬間にせよ、眩しい程に真っ赤に燃え上がるんだ。」

ジョーを好いている女の子が、ジョーに、

他の同じ世代の若者たちがクラブで踊ったりしている中、どうしてあなただけが

ボクシングにそんなに一生懸命なんだ、と問いかけるシーンです。

このシーン、すごく好きなんですよね。すごくかっこいい。



「メガロボクス」では、ジョーはなんのためにメガロボクスをやっているのか、

そういえば、最後まで見たときに、わからないのでした。

ただ、勇利と戦うためにメガロボクスをし、勝って、

それはそれで静かに燃え尽きていたのかもしれません。

「本物」として、本気でやれなくなってしまったのかもしれません。

表面上は変わらなくても、中身はそうはいかない。

そういう、やりきってしまうところまで行ってしまったのではないかと、

後からは、そう思えるのでした。

ジョー


南部さん
 

勇利


面白いアニメでした。





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