「ガメラ３邪神＜イリス＞覚醒」観ました。

なかまくらです。

「ガメラ３邪神＜イリス＞覚醒」観ました。

Youtubeで期間限定配信されていて、見ました。

最近、怪獣というテーマに興味がありまして、特撮とか追いかけまくっている中で、

ちょうど配信されてきたのでした。




ガメラに両親を殺された綾奈は、引き取られた親戚の家の近くの封印の祠で、

怪獣を目覚めさせてしまう。綾奈のガメラへの憎しみを共有した怪獣イリスは、

綾奈と融合し、ガメラを倒すことを目指す。

ガメラとはなにか。なぜ、地球を守ろうとするのか。

古代人に作られたのではないかという仮説があるガメラ。

ガメラはかつて、勾玉を使って、人間と心を通わせていたが、

いま、イリスと人間が意識を通わせ、ガメラを越え、ガメラを殺そうとしている。

古代人の色々な思惑が、ガメラを生み、イリスを生み出したのではないか。

地球という大きな生命のエネルギーの満ち溢れる世界で、

ガメラは人間を切り捨てられず、地球を守るために戦い続ける。


そんなお話でした。

構造が複雑で、それぞれの人間が、それぞれの思いをもって動きますが、

それが完全に一致することはないし、それを説明してもくれない。

想像して読み取るしかないところも多くあります。

ガメラもすごい勢いで逃げ惑う人々を巻き込んで殺してしまいますし、

なんというか、容赦なく残酷な側面も描いていきます。

それがなんというか、ゴジラとの違いという感じで、

でも、

ガメラという怪獣の強すぎない感じとか、不器用な神話の時代の怪獣という

感じがあって、すごく哲学的な考えさせられる特撮映画でした。

最後の京都駅構内での怪獣の決戦は、そんなんよく撮れたな！

というド迫力とリアリティで、大変楽しめました。

おわり。
綾奈