なかまくらです。
「関数ドミノ」観ました。
2022/06/25 穂の国とよはし芸術劇場にて観劇です。
あらすじ
ある不可解な交通事故をきっかけに、その目撃者や関係者は、「ドミノ」と呼ばれる存在に関わる思想を知る。
「ドミノ」と呼ばれる人物を中心に、周りの人間はその人物は願いを叶えるために動いてしまうのだという。このドミノというのは移り変わるもので、同時に何人か存在している。
今回、ドミノとなったと思われる人物の弟は、交通事故で奇跡的に無傷であったが、
代わりに、車の助手席に乗っていた高校生が重体だった。
ドミノとはそういうものなのだという。
ドミノとなった人物を巡っていろんな思惑が巡る。怪我や病気を治そうとする人もいる。
ドミノについて語る男は、常にドミノに遭遇してきたという。
その男は、元は世界をよくするためにはたらいていたのだが・・・。
というようなお話でした。
展開がクロスして飛び交うようなお話と演出でした。
一つの話が単線的に進んでいくと言うよりは、重層的で、
それぞれの登場人物の思惑が複雑に絡み合い、またそうなるように配置されていました。
そして、メッセージはとてもわかりやすいものでした。
「外の道」を観たときに思いましたが、
「外の道」アーカイブ配信 観ました。イキウメさん、どんどん難解になってきています苦笑
イキウメにはまってしまったのは、「
太陽」を見て、命の尊さを感じたからです。
どんどんと観念的にグレードアップしていくのも良いですが、
こうして、ブラッシュアップしながら再演してもらえるのもバランスが良いなと思います。
とにかく面白かったです。