1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

第47回 静岡県高等学校演劇研究大会 2日目

なかまくらです。

11/26。日曜日。静岡市民文化会館で、観劇してきました。


浜松開誠館高校「舞台監督」
あらすじ。顧問が転任してしまった演劇部で、舞台監督を務める演劇部員は、見学を申し出る生徒に、練習の様子を見せる。国譲りの神話を基にした舞台では、力あるものが国司から国を奪おうとしていた。それは、練習場所さえ確保が難しい演劇部の現状と重なって・・・。そして、見学希望の生徒は、大きな流れの中で戦う気持ちを失っていて。というお話でした。
顧問の先生が別の学校へ異動してしまったそうですが、その顧問の先生による台本の提供だそうです。この劇中劇は何年か前に浜北文化センターでみたことがあったのですが、それを下敷きに、新しい物語として、再構成されていて、今の演劇部の皆さんのお芝居になっていたと思います。先生がご指導されていた部分と自分たちで作り上げてきた部分。過渡期となるいま、部活動を続けるなかで不安もあったと思います。そういう色々をお芝居に昇華されていたのではないかと思います。動きはよく練られていましたが、活舌は頑張れ! という感じでした。これからも頑張ってください。

静岡県立富士高校「Goodbye, the earth」
あらすじ。地球に隕石が落ちて、明日、人類は滅亡するというとき、人々はどんな風に過ごすのか・・・。というお話。
オムニバス作品で、旧知の人たちに電話を掛けたり、人類が抱える問題を解決してみたり、恋人を探してみたり・・・。いろいろな場面をコメディにして次々発表していく形式でした。それぞれがなかなかのクオリティで1時間、十分に楽しめました。動きもよく練習されていて、発声や活舌も良かったです。惜しいのは、やはり、オムニバスに本筋がないことかなということでした。全体を貫くテーマがあったり、それぞれの物語が最後に伏線を回収するように集まっていくような、そういう仕掛けがあるとよかったなという感じでした。ところで、最初の海藻がうにょうにょ育っていくような踊りの前衛芸術感はなんなんでしょうね笑


浜松市立高校「アダムと死刑囚」
あらすじ。日本を震撼させた殺人事件。医師の一家を皆殺しにした男は何を思ってそのような凶行に至ったのか。新人の新聞記者が先輩とともにその事件の真相に迫る。そこにはそれぞれの正義があり、何が正しかったのかは、正義と悪などというそんな単純なものでは片付けられないものだった。というようなお話。
死刑囚の神崎役の役者さんがとても上手で、その奇異な人格、そして後半に見せる後悔。死を目の当たりにしたときの演技も迫真のものでした。目黒さんは、感情で突っ込むタイプで、感情はすごく乗っていましたが、聞き取れないところを意識してしゃべると良いですね。新人記者さんは、右足を下げてしゃべりがちなので、舞台の下手を向いて話しているときは、お客さんに表情が見えにくいので、そのあたりを気を付けるとよいかなと思います。全体としては、場転が多すぎるので、場転の工夫を考えると良いかなと思いました。


というわけで、どのお芝居も楽しめました。おわり。





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「物理学者のすごい思考法」読みました。

なかまくらです。

「物理学者のすごい思考法」読みました。


理論物理学者の著者のエッセイ集です。
高校物理をこれから学ぶ人にも、高校物理を一通り学んだ人にも、ニヤリとするページがたくさんあるのではないかなと思いました。
科学者ってこんな人だよ、と、いろいろな著者の習慣や考え方がちりばめられているのですが、その多くを「あ、これ、自分もやったことある!」というもので(レゴとか、ノート迷路とか、エレベータへの詰込みとか、床のタイルとか数えきれないくらい)、そうか、自分は理系の人間として生きてきましたが、ここまでの生き方は間違っていなかったんだ! と妙な自己肯定感を得ました笑
そして、物理学の研究と日常的な発見の類似性や相似性を考える場面はとても興味深く読むことができました。





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ハイブリッド

なかまくらです。

今週は車検に車を出しています。

代車にフレアワゴン(ハイブリッド)に乗っています。

初めてのハイブリッド車に少しドキドキ。

速度を緩めると、回生ブレーキが働いて、バッテリーが充電されるのです。

どうしたら、より多くのバッテリーを貯められるか、

運転しながらいろいろと試すので、楽しいですね。


ただ、軽自動車も久しぶりで、

軽自動車って、車の外側がペラペラなせいか、路面の凹凸で、車体が揺れて、

振動音がしますね。

これが、気になってしまうので、軽自動車は向いてないなぁと思うのでした。

今の車は9年目。

まだまだ乗っていくつもりですが、次の車も軽自動車はないかなぁ。

と思うのでした。





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「川勝先生の物理授業 上」

名著です。私が出会った物理の素敵な本。




物理って面白いなって思わせてくれる本です。
授業準備で困ったときに何度、勉強させてもらったことか!

高校理科としての物理をただの数学にすることなく、

理科的に焦点を当てて教えてくれているような、

そんな魅力のある稀有な本であると思います。

一旦、読み終わりましたが、また折を見て、内省したいときに読もうと思います。

この本を買ってから、10年くらいが経過していますが、

中巻と下巻はまだまだ読み途中です。





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待つ。

なかまくらです。

新作の戯曲をちまちまと書いています。

全然、時間が取れないながらも、少しずつ書き進めて、5000字(20分)くらい。

45分くらいの劇になるかなーと思っていて、ちょうど折り返し地点。

「待つ」という行動に興味があって、そういうお芝居になったらいいなと思って、

書いています。


書いていて思うのは、得意の展開がどうしてもあって、インプットの不足を感じています。

別の物語の展開方法を習得する必要があるなぁと思うばかりです。

色々見ないとだめですね。


この物語、少しずつ書いていても、飽きずに今のところかけているので、このまま、

エンディングまで行けたらいいなぁと思っています。

私にとって、途中で飽きるというのは、

①展開が読めてしまって、書きあがる前に頭の中で物語が完結してしまう。

②結末がどうしても、バッドエンドしか見えない、あるいは、どこに向かっているのか迷子になる。


というのがよくあるパターンですが、

今のところ、なんとなく目標とする方向が定まっているので、

登場人物たちがせっせと会話して、物語を先へ先へと進めてくれています。

まとまった時間が欲しいなぁ、と思いつつ、風邪っぽいので、今日は早めの就寝です。





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