1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」 観ました。

なかまくらです。

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」 観ました。



リメイク? と思っていたのですが、どうやらそうでもないようです。

あらすじ。

スカイネットと戦ってきた反乱軍のリーダー、ジョン・コナーは、

スカイネットの最後の拠点にて、時間転移装置を発見する。

スカイネットは、ジョン・コナーの母親を抹殺し、

ジョンの存在そのものを消そうと考えたのだ。

ジョン・コナーは、部下であるカイル・リースを過去に送り込むことにする。

カイルが過去に送られる瞬間、ジョンが何者かに襲われる姿を目撃する。

そして、いくつかのビジョン。

戦争のない平和な暮らし。「ジェネシスがスカイネット」という言葉。

そして、降り立った1884年。襲ってくるのは、T-1000。

液体金属のターミネーターの襲撃。

それを救ったのは、旧型のT-800とサラ・コナーであった。

2体のターミネーターを(開始30分くらいで)破壊したサラは、

1997年。審判の日に向けてタイムマシンを起動しようとする。

しかし、カイルは2017年に飛ぶように説得をする。

新しい時間軸では、その2017年が審判の日だというのだ。

新しい未来で、スカイネットに身体を奪われたジョン・コナーと対決しながら、

ジェネシス(スカイネット)の起動を止めるために、最後の戦いに挑む。



そんな感じのお話でした。

うん。これはね。面白い! ドキドキハラハラの連続!

ターミネーターの執念を感じる頑丈さ(笑)。頑丈さを武器にした戦い方。

そして、サラの入念な準備の結果、一瞬で倒されるターミネーター達。

旧式のT-800を演じるシュワルツネッガーがいい味出しています。

やっぱり、ターミネーターはこの人がいなくては。

過去の作品を観ているからこそ、というところが大きいですが、私は楽しめました。

リメイクなのかな? という印象が強くて、もう一回同じのをいいCGで観てもなぁって、

思っていたことは否めなかったのですが、これは、ある意味続編と言える作品でした。


また、主役のサラ・コナーを演じたエミリア・クラークがいいです。美人だし。

どこか強がっているような、弱さを見せるサラは、ターミネーター2の最強のママさん

ではなくて、人間らしい弱さがあってそれがいい。

後半に進むにつれて、カイルに対する感情の変化が表情に現れていて、名演でした。


さて。

ただですね。ある意味続編、といったのは、

ちょっと、未来の扱い方がこれまでの作品と違うように感じたからです。

ターミネーター4までの世界は、決してパラレルなものではなかったように感じます。

過去を変えると、未来が変わり、その存在は消滅してしまう。

そういう世界だと思って観てきたわけです。

だから、スカイネットも、過去を変えて、未来のジョン・コナーを殺そうとしたわけです。

ところが、本作品の未来のとらえ方は、

タイムトラベルによってパラレルワールドが次々と生まれていく、

という発想に基づいているように思えるのです。


最初の世界 ⇒ ジョン・コナー率いる反乱軍が機械軍に反旗を翻す(最終的に勝利?)

T1の世界後 ⇒ サラ・コナーを暗殺しようとするが、失敗。最初の世界と同じ。

T2の世界後 ⇒ スカイネットの開発者とそのきっかけとなったアイテムを破壊。審判の日が遅れる。

T3の世界後 ⇒ 審判の日は起こる。T2の世界後と同じ。


とにかく、過去を変えて、未来を救え! と言ってきたのに、

本作では、例えば、カイルとサラが子どもを作らなくても、ジョンは登場してしまうわけです。

別の未来から。

なんか、それって、逆に言ったら、スカイネットが何をしたところで、

今の現状を打破することはできないってことですよね。

別の未来では、スカイネットが勝利するかもしれないけれども。

それでいいの?って思っちゃいました。なので、とにかく、

この作品は、未来に対する考え方をこれまでと変えて作られた作品であるってこと。

それを心してみる作品だと思いましたね。

あと、そうそう。ジョンの磁気的な結合による身体の構成ですが、

あれは、ちょっとあれだね。磁気ってのは、熱に弱いんですよね。

だから、爆発すると、くっつかなくなるはずです(苦笑)。


そうそう、この作品は、新3部作の第1作になるそうですが、

ぶっちゃけ、これで終わりで良くない?? ってぐらい綺麗に終わっています。

もう終わりでいいと思うよ(笑)。

はい。

まあ、でも、細かいところを抜きにすれば、

ハチャメチャなエンターテイメントとしては大変に面白いです。





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風邪が靴を履いてやってきた。

なかまくらです。

風邪をひきました。

夏風邪なんて、久しぶりです。

大体、私の風邪は、鼻風邪で、あとは喉が痛い感じなんですが、

今回の風邪は、頭がグワングワンする感じ。

あとは、沸々と湧き上がるような体内の温度変化の感じ。

THE 風邪って感じですね。

富士山の麓で過ごした3日間でもらってきたのか、

それとも、その前に、東京にお芝居を観に行った時にもらってきたのか、

それともそれとも、その前の滋賀県の全国大会でもらってきたのか・・??

まあ、どれが正解かはわかりませんが、いつもと違うところに行って、

それで風邪を貰ってくるっていうのも、なんとなく、まあ、

そんなものかな、と。

ソ連がアフガニスタン侵攻に失敗したのも、異なる環境で、病気になったからだとか。







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「HERO」 観てきました。

なかまくらです。

「HERO」 観てきました。2015年劇場公開作品です。



あらすじ。

1人の女性が、大使館の前で車に引かれる。

その女性は、大阪のヤクザの組の取り潰しのために証言をする予定の女性であった。

交通事故を巡って、一人の検事が、城西支部を久しぶりに訪れることになる。

雨宮検事は、久利生公平と再会することになる。

事件を追うふたりと、そのそれぞれの事務官。

その事件の中で浮かび上がってきたのは、大使館の存在であった。

日本が貿易交渉を進めるその国の門の前で、雨宮検事は、諦める。

一方久利生は、国境を超えるものを探す。

国境を超えるもの・・・例えば、食べ物、音楽、スポーツ・・・

久利生は、その国の文化に触れ、また、その国の人たちと出会う。

その久利生の姿に、雨宮は思わず、こんなことを叫んでいた。

「どうせ諦めるんだって、思ってるんでしょう!」


大使館に勤めるコールマンという男が怪しいとにらんで捜査を進める久利生は、命を狙われる。

ダンプカーに轢かれた久利生は、病室で、検事としての思いを雨宮に語る。

そして動き出す城西支部の同僚たち。

久利生と麻木事務官は、大使館で開かれたパーティに潜入し、

交通事故で亡くなった女性が、確かに死の直前に大使館の中にいたことを

突き止めたのだった。


まあ、そんな話でした。

えー、まあ、ドラマですからね。

治外法権のある大使館の中で勝手なことしたら、捕まりますよ!

とか、まあ思いますけども、ドラマですからね。

この「HERO」という作品は、熱いところがいいんですよね。

久利生公平という、一人の男は、正しいと思ったことを曲げない。

その正しさっていうものは、社会においてうまく生きていくためにある程度

みんな口にしなくなってしまっていくような正義に対する信念。

それを決して曲げない男に、熱に浮かされたように大胆な行動をしてしまう。

その情熱に、私たち観客も心動かされずにはいられない。

そんな茶番かもしれないけれども、その迸るような信念、情熱を観たくて来ている。

だから、この映画は文句なしに良かったと思います。


・・・とはいえ、

まあ、観に来たきっかけは、松たか子が出るっていうことでした(笑)。

まあ、ゲスト出演的な感じかな?? と思っていたんですが、

案外最初から最後までわりと出ていました。

前回の劇場版のHEROのラストシーン。あれは痺れましたねぇ。

ふたりが互いの思いに気付いてキスをかわして終わるんですよねぇ。

それから、しばらくして始まった第2シリーズでは、なんとまあ、

出てこないんですもの。雨宮さん。

お前は、骨折して出れなくなった仮面ライダーですか、って思いましたよね。

じゃあ、ふたりの関係が、この映画でどうなるのかなって、観てみると、


憧れの存在というのが、一番近い印象。そこに、落としどころをもってきましたか。

まあ、いいんですよ。前回の劇場版HEROが、二人の関係を描いた感じだったので、

またそれをやってもね。「HERO」で魅せたいのはそこじゃない。それは分かるんですが、

いいじゃん、もう、ふたりくっつけちゃえよ! って、すごく思います(笑)。

ハリウッド的な、あるいは、少女マンガ的な引き延ばしを感じますね。

ともかく、なかなか面白かったですよ。





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Size of me

 なかまくらです。

泊りがけの研修に出かけるにあたって、

私服的なものが必要になったわけですが、

服装の例:ポロシャツ、長ズボン(ただし黒は避けること)

ん~~、ジーパンもダメだよね、たぶんさぁ。

というわけで、ズボンを一本探すことになったわけです。

で、まあ、毎度おなじみなんですが、私、ズボンには相当苦労しております。

大体調べてみると、私は、こんな感じです↓



ウエストがねー・・・困るんですよ。男性ものって、だいたい78cm位からのしか、

置いてないんですよ、店頭に。78cmなんて、もうね、両方のコブシが入っても

まだ余裕綽々って感じなので、これはね、ベルトで無理矢理締めても、

お尻のあたりがだぼだぼなんですよね・・・。

動きにくいし、下半身だけデカく見えて、よろしくない。

仕方がないなー、というわけで、次の手段として、通販ですよ。

股下の長さを測って注文時に記入すると、裾直しをやってくれるネット上のお店も、

あるんですよね~。それを選択して、これで安心だっ! と、全国大会に出かけたわけです。

これで、帰ってくるころには、ズボンが届いてるなー・・・・・・

と、思いきや! なんか、しばらく届かないんだって。

間に合わないんですけど・・・・・・。

ん~~~、最後の手段に出るしかあるまい・・・。

実は、私、女性服のズボンがだいたいピッタリなんですよね(苦笑)。

(すでに持っているズボンは、緑色過ぎて、研修に履いて行く色じゃない)

ウエストがちょうどいい具合にあるし、

股下も、裾直ししなくていいちょうどいい長さのがあるし。

・・・というわけで、しまむらに出掛けまして、女性服コーナーで、

ちょっと恥ずかしい思いをしながら、買ったズボンがこちらです(笑)。

サイズぴったりぃ~~。



さて。2泊3日の研修に行ってきます。





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「時をかける少女」 観てきました。

なかまくらです。

演劇集団キャラメルボックス「時をかける少女」を観てきました。



今年も東京行ってきました^^!

去年は「鍵泥棒のメソッド」を観に行ったんですよねぇ~。なつかしい。

さて。

あらすじ。

マナツは、和子おばさんの目の手術にあわせて、5年ぶりに東京の地を踏んだ。

和子おばさんの手術まで、家事の手伝いをするためだ。

隣の家に住んでいた輝くん、ミナコもすっかり昔のままだった。

いいや、輝くんは、すっかり見違える大学生になっていた。

和子おばさんは、薬学部の教授で、マナツはその研究室を訪れる。

マナツは、その大学の第7実験室に誰かが入っていく姿を目撃し、

後を追う。すると、倒れたフラスコから、ラベンダーの香りのする白い煙が立ちのぼる。

しかし、気を失って運ばれたマナツと輝くんの、体に特に異常は見られなかった。

翌日、大きな地震が起こり、マナツの上に、エアコンの室外機が落下してきたとき、

それは起こった。なんと、室外機が落ちてくる1分ほど前に、マナツの時間は巻戻ったのだ。

しかしやがてマナツは、そのタイムリープを自由に操れるようになる。

マナツは、ある一日の中で、和子おばさんも昔タイムリープをしていたことを知る。

そして、その記憶は、”彼”によって封印されていた。

”彼”は、和子おばさんにこう言ったのだ。

「必ずまた来る。ただし、その時は、別の誰かとして。」

”彼”がラベンダーの香りのフラスコを作ったに違いないと思ったマナツは、”彼”を探す。

でも、彼女にもまた、そんな別れが訪れることになる。


そんなお話でした。

時をかける少女は、細田守のアニメ版で知ったクチですが、

まあなかなか楽しめました。

まあ、いつも思いますが、舞台俳優さんって、写真で見るよりも演技していると、

めっちゃ可愛かったり、美人だったり、格好よくだったり、貫禄があったりして見えますね。

それぞれのキャラクターが生き生きと動いていて、その生き様がいいなあって

この物語はいいなぁって、思わせてくれますね。

特に、主役の子が良かったです。元気さというか、エネルギーに溢れている。

このエネルギーを貰いに来たんだって気がします。


時をさかのぼるときに逆回しで動く演出があったのですが、

それぞれの動作が、言われてみれば、そうか、そういう動きをしていたなって、

そういう風に記憶に残っていて、どこまで戻るかが何となくわかるというのは、

すごく面白い演出だなって思いました。これって、ちょうど、マナツが経験した、

「意識せずに過ごした1回目」と「知っている2回目」の違いを体験できている感覚だから。

一緒にタイムリープしながら、物語を追ったような、そんな感覚に陥りました。


はい。

ちょっと、いまいちだったのは、タイムリープのリスクがなかったところ。

好きなだけタイムリープができるけれども、マナツはほとんど何も代償を支払っていない。

マナツが、和子おばさんのために”彼”の正体を突き止める動機も軽い気持ちに感じるし、

そのためにすごく頑張っている感じが伝わってこない。

それが残念でした。

もう少し、頑張っている人を応援したかったなぁって、そんなところでした。


とはいえ、まあ、演劇観たい欲が十分に満たされたので、満足できました。

さあて、次は何をみようかな??





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