1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

出涸らしみたい


なかまくらです。

仕事が終わって、帰ってくると、

体力も感情も使い果たしていて、


出涸らしみたいなのしか、残っていない。





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ムニャムニャ


風邪です。
頭痛い
飲んで、
寝るしかないね。

おやすみ





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新しい時代の教科を想像する

なかまくらです。

今って、5教科で、それぞれ勉強する内容が、

びっくりするほど、被らないように作られていると思うんですよね。

でも、現実には、それぞれの分野の内容が融合したような問題が起こる。

つまり、分野横断的な学問体系を脳に構築できているかが重要なんだと

そう思うのですよ。ところが、今の教科のシステムだとそれは正直難しい。

生徒に勝手に考えろってことになっている気がします。

でも、その統合が出来る生徒は、本当にごく一握りの人間だと思います。

だったら、教科を買えてしまえばいいと思うんですけど、

なかなかそうはいかないんですかね?


人間って、繰り返しやったことって、

重要なことだと認識する傾向があると思うんですよ。

国語でも言われて、英語でも言われれば、これは大事っぽいぞと。

数学で言われて、理科でも言われれば、これは大事っぽいぞと。

逆に、その場でしか出てこない言葉は、まあ、そんなにここは大事じゃないかな、と

棄てることを我々は普段当たり前のようにしているように思います。

そうすると、これからの教科は、基礎科目の単位数を減らして、

分野横断的な、学際的な科目をどんどん増やしていった方がいいのではないでしょうか。

そんな風に思うのですが、どうですかね?? たとえば、こんな風に。








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電流とは?

なかまくらです。

さて、電流とは何かといいますと。

単位時間当たりにある断面積を通過する電気量の合計

・・・といったことは、お分かりのことと思います。

つまり、電流の大きさっていうのは、通過する電子の数で決まると言えるでしょう。

つまり、図にしてみると、以下のようになるわけです。


通過する電子の数が半分になると、電流の大きさも半分になる。分かりやすいですね。

(正確には、1[C]の電気量が、1[s]間に通過したときの電流の大きさを1[A]としています)

次に、回路について考えてみます。

回路と言えば、小学校でおなじみ、直列回路と並列回路。

それぞれを流れる電子はどうなっているのでしょうか。

直接接続


電流の大きさは、回路のどこをとっても一定です。

どの電子も、二つの電流計のどちらも通るからです。

ところが、

並列接続


こちらは、電子は選択的に、どちらかしか通らないんですね。

(電子がどういう配分で通るかは、
 それぞれの経路の抵抗の大きさの比によって決まります)

そのため、電流の大きさは、ふたつの導線を通る電流の大きさを足すと、

もとの大きさになるのです。これをキルヒホッフの法則といいます。

このように、電流は、電子の流れに着目すると、分かりやすいですね。



・・・・・・なぁ~~んて、

この説明をするために、せっせとアニメーションを作ってみました。

夏休みですから!

さて、この教材ですが、ご自由にお持ち帰りください。

持ち帰る際には、拍手(↓)をしていってくださるとうれしいです。

それでは。





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なりたい私、なりつづける私

なかまくらです。

去年もこの時期にこんなことを書きました。

教員採用試験に合格して、「何故、あなたは教師になりたいのですか?」

という問いに答える練習をしなくなりました。

練習していた答えは、

「物理という教科をとにかく教えたい。そのために先生になりたい」
「生徒の分かった! という顔が見たい。その瞬間が私は好きだ」

・・・まあ、どちらも正直なところでしたが、こういうとアレですが、

志望動機としては、前者の方が、ウケがよかったみたいです。

後者は、4年間言い続けてましたが、1次試験で落ち続けました。

前者を言うようになって、1年目で1次試験初突破、2年目で合格ですからね。

まあ、後者を言うようになったのは、私立高校で、講師を始めてからなので、

実際にやっていることと、話していることがうまく結びついたのかもしれませんが。

まあ、そういう先生を求めているんだろうな、と思いつつ、

ようやく採用されたわけです。

それから、2年間があっという間に過ぎて、2回目の夏が来ました。

もう、誰も聞いてくれません。

「何故、あなたは教師になりたいのですか?」って。

でも、たぶん、ぐるぐると身体の中を循環させていかなければならない問いなのだと

そう思います。

「何故、あなたは教師を続けているのですか?」って。

先生は、大変です。

子どもは、楽なことにばかり逃げるし、いうことは聞かないし、

先生同士のストレスも大きいし、外部の人とのやりとりも面倒です。

残業は多いし、仕事はきついし、やたら多いし、人は少ないし、

何かイレギュラーがあれば、自分の仕事がそっちのけになるし・・・。

楽な仕事じゃないです。でも、続けているんだなぁ、続けてこられたんだなぁ。

「何故、あなたは教師を続けているのですか」って?

今はこう思います。

「物理を通して、なんだ勉強は案外面白いかもしれないと伝えたい」
「物理を通して、なんだ、自分って、やればできるじゃんって、思わせたい」
「子ども達を勇気づけ、鼓舞し、自分で頑張れるようにしてやりたい」

彼らは、まだ子どもですから、目の前のことに夢中になってしまう。

でも、目の前のことには、大人の私には想像もつかないほどのエネルギーで

ぶつかっていける。大人は、その先を考えてセーブしちゃうんですよね。

大人の役割は、その有り余るほどのエネルギーと才能を導く

呼び水となってやることではないでしょうか。

その技術の専門家(スペシャリスト)が、先生という職業なんだと思います。

部活動で、よく専門外の部活を持たされて・・・という話を聞きますが、

もちろん、勉強しないといけない部分もありますが、

先生の役割って、たぶん、生徒に頑張らせることだと思うんですよね。

そのために、どんな言葉かけが出来るかとか、どんな話をしてやれるかが大事で、

そういう話が出来るようになることが、

先生という職業が持つ共通の専門性の向上なのでしょう。

もちろん、教科(授業)は大事だと思っていますよ。

これで、ごはん、食べてます。

部活動でどれだけ頑張ろうと、微々たる手当をもらっているくらいです。

授業で、生徒をいかに惹きつけられるかで、生徒の見る目が面白いくらい変わります。

授業がうまいと、「出来る先生」って、思われるみたいですね。

そうすると、注意をすると、ビシッとするし、

生徒の方から話しかけてくれることもありますね。

よく出る生徒との信頼関係って言葉。

実際になってみると、信頼関係を築くことほど、難しいことはないって

そう思います。目に見えるものじゃないし・・・。

でも、とにかく、自分たちが困ったり、それを解決しようと努力しているときに、

ただただ、いつもそれを見てくれている人。

授業だったら、解決するのを助けてくれる人、見捨てないで見ていてくれる人。

そういう人を子どもたちは少しずつ信頼するようになってくれるのかな、って

今はそう思っています。

さあ、長々と書いてしまいましたが、

もうすぐ2学期が始まります。

何故先生になって、いまも続けているのか? その問いを身体の中に循環させて、

その場しのぎにならないように、先生として頑張っていきたいですね。

おわり。





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