1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

広島に行ったときのこと、ハムスター願望とか

なかまくらです。

先週の広島に行ったときの写真とかです。


出発に先立ちまして、いつもの儀式。

そう、2日間とか、家を留守にしますと、帰ってきたときに、排水溝のいやーなにおい、

しますよね。そこで、これ。



排水溝を鍋でふさぎます。結構効果ありますよ。オススメ。



広島と言ったらお好み焼き。



お好み焼きは、”ほくと” で食べました。

中にとろとろの牛すじ肉が入っていて、ちょっとすき焼きっぽくもある。

不思議な味わい。”ほくとスペシャル” プロレスの技みたいだと思ったのは、

私だけではないはず・・・。




泊まった部屋。



ヴァン・コーネルというホテル。安かったんですよ~。

しかも、チェックインの時に気付いた。劇場の隣のまねきねこの隣。

めっちゃ近かったです。

ただ、まねきねこの隣のせいでしょうか。

カラオケ店って、結構、酔っ払いながら来て、トイレでお”えぇ・・・! している人、

多いですよね。そのせいか、そこはかとなく、そう、そこはかとなく、

最初、ホテルに入ったときにそのにおいが、したような?

・・・一瞬で慣れて分からなくなりました。人間の順応性はなかなかのものです。

で、部屋ですが、なんか、このやや広いけど、私のアパート(14畳+6畳)に比べて

圧倒的に狭い部屋をみて、ああ、これくらいでもいいなあ、と。

別に広い部屋って、スペースがある分、ものが増えるだけで、

もっとこじんまりと生活してもいいなぁと思うのでした。

ハムスター願望、かもしれない。





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【小説】月がきれいだ

なかまくらです。

作風を広げたい! ということで、いろいろ試行錯誤中。

どうぞ。


「月がきれいだ」

                  作・なかまくら


「ああ、月曜日ってさ、月に帰りたくなるよね」
初め、唐突に彼女はそう言った。彼女は今日に限って、浴衣を着てきていたし、僕も血迷って、タキシードだった。自分の意味不明な恰好に気付いた僕たちは、駅のホームで互いをひとしきり笑って、人気のない、小高い山の上の公園を目指した。
夏の夜の生ぬるい空気を切るようにして、階段状に並べられた丸太に足を伸ばしていく。
「草履、大丈夫?」
「あー、火照って、熱い熱い・・・。その恰好こそ、どうなのよ」
ぷぷっ、と、彼女は今日初めて駅で会ったときの可笑しさを思い出したのか、口を丸めた手で押さえて笑った。僕は真顔になって、笑う彼女を見る。すると、彼女はますます笑って、幸せを運んでくれる。彼女は水のようで、僕はそこに佇む一本の木のようだと、感じる。心に彼女の楽しさが染み渡ってきて、僕は遅れて綻んでいく。
ばらばらに解けた金糸を使うなら、贈り物は何だろう、と彼女にぴったりな何かを探してみる。革靴が落ち葉を踏みしめて、その足元を前後左右して、土の上をアリたちが、女王への贈り物をせっせと運んでいくようなそんな気がしてくる。
「すっかり日が落ちたね」
「きれいだね」
「うん、」
この次だ。この次に彼女は、決まってこういうのだ。「月曜日ってさ・・・」
それを合図に、雲間からまんまるお月様が現れて、シャランと錫杖が振られて音をこぼす。彼女の浴衣はあっという間に天衣無縫の羽衣へと着せ変わり、内側から薫風のわき上がるように、ひらひらとその衣のすそを絶え間なくたなびかせていく・・・。
そんな風に彼女が月を見ているから、僕はいつも慌ててこう言うことにしている。
「じゃあ、火曜日はどうしようか」
そう言うと、彼女は急に真剣な顔になって、
「うーん」
と言って、僕はその横顔を見ている。





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「潮時」観ました。

なかまくらです。
劇団群青「潮時」観てきました。


観に来ませんかー?? とお誘いを受けたこと、
それから、さいわいなことに、自分の授業がひとつもない金曜日だったことから、思いきっていってしまおうと。まさに、潮時? 行ってきました。
あらすじ
立花と雪平と三日月は、高校の同級生だった。
雪平がある日、急に立花を訪ねて来る。
「遊びに行こう」と言って、「三日月も誘ってね」と言って。
鳥取砂丘に2人は行くが、その途中で、雪平は、三日月の真実を知る。
三日月のいない、知らないうちに死んでしまっていた三日月。
自殺だった。
三日月がいないだけで、何を話したらいいのかわからない2人。
何故、あのとき、という後悔が2人を苛む。
鳥取砂丘まで行って、もう2人で会うのは最後にしよう、
なんて、2人はそんな気分になっていた。
ここらが潮時なのかも知れない。
潮時というのは、引き際という意味じゃないんだと、
三日月が言っていたのを思い出す。
潮時というのは、それをするのに、
ちょうどいい時のことを言っている言葉なのだ。
2人は、砂丘の先に海を見る。三日月の行きたいと言っていた砂丘の先には、
海があった。そして、立花は、三日月が死んだことがようやく実感できたのだ。
2人は、遠くにある点同士。2人は、遠く離れていくけれど、
再び会う約束をする。
そんなお話でした。


やー、なんというか、心が苦しいお話でした。
すごく共感できるお話だったというか、あるところでは、三日月の「なにやってるんだろう」という感じに共感し、そして、自分のしばらく会っていない友人が三日月みたいに、なっていないか心配になるし、自分が「死にたい」と思ったときに、周りはどう思ってしまっていたんだろうな、と思ったり、ぐるぐるぐるぐる、いろいろな思いが浮かんでは消えていくような、そんな感じがしました。
また、生き方の問題。社会人になって、仕事して生活しての繰り返し。交遊関係は増えないし、あの頃、楽しかったほど、いま、楽しいかな? あの頃の楽しかった最高地点から、ゆっくりと下降しているだけじゃないかなって、常に思うんですね。まるで、その燃えかすを少しずつ片付けて、生きているみたいな、そんな風に感じてしまって、その距離感に苦しくなりました。
まあ、そんな苦しい思いに名前が付いたと言いますか、それを形作ってくれたこのお芝居は、素敵だなあとも思うのでした。よく、思いを物語にできたなぁと、感嘆、という感じでした。
お芝居も、役者さん、それぞれ巧みで素敵でした。立花くん役の和俊くんは、学生時代から私は大ファンなんですね。彼の哀愁とか、思慮深さとか、お芝居していると香りたって来るものは、すごく魅力的なんですよね。ブランクを感じさせないというか、大人の味わいが増していました! 雪平さん役の大内さん。たぶん、お芝居観たの初めてかもしれません。観たことないきがするのですが、演出の三村さんになんか似ている気がしました。このお芝居、雪平さんは、多分に三村さんの分身だと思うんですよね。それを自分のものにしていました。ちょっととぼけた感じのキャラクターは、役割的ですが、すごく人間味のある感じになっていました。三日月役の藤井くんも雰囲気があって、内向的なキャラクターを実に上手に演じていました。
このお芝居、喫茶店でやったので、すごく狭かったんですよね。
でも、もうちょっと、距離をうまく取れたらよかったのかなぁと思ったりもしました。
たぶん、視界に同時に入ってこない二人って、遠くにいるように見えるんじゃないかなと思ったりもします。ああ、後ろから観たら、ちょっと離れているだけに見えてしまうかも知れませんが。砂丘の写真は良かったですね。三日月くんの影が落ちて、それで、いなくなって。二人が見るその写真は、三日月の遺影のようで。そして、どこかSFチックでもありました。絵として素敵でした。あとは、ちゃんと雨とカレーのノルマもクリアーして、満足できました(笑)。
群青さんも、第4回公演。日本全国から集まってきて、お芝居をするってすごいなぁ、と思います。帰り道、役者の一人が「いまからこの足で大分帰るんです!」なんて、なんて忙しい! 明日の10時から仕事だぜ! なんて、まだまだ甘かった私。勇気付けられました。みんな頑張っているんだ! 死ぬなよ! 本当にここしかないという時間だったんだなぁと思いました。そろそろ集まってお芝居やろうよっていう潮時。三村さんという人が、やるから来てよ! って言って、みんなが集まる潮時。みんなが寄せては返っていく、またねっていう時。おめでとうございます! また、いつか。
  










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「僕の教室」観ました。

なかまくらです。

芸術鑑賞会でした。

劇団あおきりみかんさんという、名古屋の劇団が、伊豆まで来てくれたのでした。

ツイッターこちら→https://twitter.com/aokirimikan

チラシの紹介で、南山大学のOB/OGが1988年に作った劇団ということで、

大学生の演劇の延長線上かぁ・・・、どんな芝居なんだろうなぁ、

と、大学で演劇をしていた私は、不安半分、期待半分で当日を迎えたのでした。


あらすじ。

たけおは、朝、交通事故で死んでしまった。

急いで学校へ行こうとしていたのだ。文化祭のイベントはお化け屋敷がいいと、

ナイスなアイディアをひらめいたのだったのだが・・・。

死んだ実感のないたけおの前に、案内人・・・すなわち、死神が現れる。

未練がたまると、幽霊になってしまうため、早く向こうの世界へ行きたいところだったのだが、

ひょんなことから、少し時間が出来てしまう。

たけおは、自分がクラスでどう思われているのか気になって、

自分のいない教室へ行くことにしたのだ。

たけおが死んだことで、たけおが抱えていたものが明らかになり、

人間関係が変わっていく。

たけおはそして、「うらめしや」といって、成仏するのだ。


そんなお話でした。

うーーん!!

これまで観た芸術鑑賞会の演劇の中では一番面白かったと思います。

自分のクラスには涙していた生徒もいたようで、ようやってくれた! と思ったりもしました。

年齢を重ねるにつれて、涙を流すほど感動することって、なくなっていくんですよね。

心が固く、丈夫になっていくから。それをほぐしてくれる体験って貴重です。

私の感想としては、結構面白かった! という感じです。

あー勿体ないな・・・と思ったのは、「うらめしや」がまったく生徒に伝わらなかったこと。

力の限り、「うらめしや」って、何度も叫ぶシーンがあるんですね。

生きている友人と、死んでいるたけお。ふたりが声が涸れるくらい叫ぶのですが、

生徒は、「えーまだ叫ぶの?」みたいな笑いが起こってしまった・・・。

でもこのシーンって、すごい未練があって、なんで死んでしまったんだよ!

まだまだ一緒にやりたいことが沢山あったのに! って、そういう思いを、

お化け屋敷の言葉でちょっと照れ隠しというか、そういう風な媒体を借りて、

言っているうちに、本当の思いが止められなくなっている・・・みたいな表現で、

これは天才的に上手いなぁ! と思うのですが、

上手く伝わってなかったなぁ、勿体ないなぁ、と思いました。

あとは、最後のお父さんの話は伏線不足でしたね・・・。

まあ、それはおまけだからどっちでもいいんですが。


そんなわけで、あと一押しあれば、泣けたかも。そんな素敵な作品で、

それでいて、暗い作品にせずに、明るく分かりやすくまとめ上げている。

学校でやるのにぴったりな作品だと思います。オススメですよ。




さて、私の出身・・・広島大学の演劇サークルのOB/OGで、

社会人が集まってお芝居をしている劇団があるんですね。

「芝居空間侍エレクトリカルパレード」という劇団です。

ツイッターこちら→https://twitter.com/elekisamurai

これは私の勝手な想いですし、勝手な期待なのですが、

あおきりみかんさんは、1988年結成だから、29年の歴史。

侍さんは、2007年結成だから、10年の歴史。

まだまだなのかもしれませんが、いつか、広島に「侍」あり、と言われるような、

そんな劇団になってくれたら素敵だなぁと思うのでした。

あおきりみかんさんの作家さんの鹿目由紀さん、すごい人ですね。

劇作家協会の新人戯曲賞をもらってりしています。

そして、この劇団、劇王に優勝したこともあるみたいです。

大学生の時分、演劇をコンクールしてどうするんだ、って思っていましたが、

有名になるためには、必要なことなのかもですね。そんな風に思いました。





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『GODZILLA 怪獣惑星』観ました。

 なかまくらです。

『GODZILLA 怪獣惑星』観ました。



あらすじ

人類は、あるとき、突然地底から次々と現れた怪獣に街を破壊されていく。

そして、戦いの末、現れた最悪の生物がゴジラであった。

ゴジラに対して、行った熱核兵器の攻撃も効かなかった。

地球への移住を希望する宇宙人も襲来し、事態は混沌を深めた。

宇宙人がその科学技術を集めて生み出そうとしたメカゴジラは起動せず、

人類は宇宙人を含めて地球をゴジラに明け渡し、新しい住まいを探すことになった。

それから船内時間で20余年が過ぎた。物資は目減りし、疲労はピークに達していた。

そんな中、ハルオ・サカキ大尉は、ひとり、ゴジラの画像を解析し、弱点を探していた。

それに目をつけた神官メトフィエスの協力もあり、

人類は亜空間航行によって、再び地球、ゴジラと相まみえることになる。

度重なる亜空間航行によって、すでに、地球では2万年が経っていた。

それでも、ゴジラは生きていた。結成されたゴジラ討伐隊。

その中にはハルオの姿もあった。

ハルオの発見したゴジラの弱点・・・体表面に電磁波のバリアを発生させ、

バリアを発生させていたゴジラであったが、バリアには、周期的に一瞬ノイズが走るのだ。

地球の環境は変化し、電磁波を発する大気、植物、毒性のある水・・・。

人の住めない世界になっていた。さらに、ゴジラの亜種の出現。

ゴジラを討伐するには最悪の環境であったが、ハルオ達は今度は逃げ出さなかった。

死力を尽くし、ついにゴジラを倒したかに見えた・・・だが、それは、

さらなる悪夢の始まりでしかなかった・・・!


と言うお話でした。

SF! ゴジラをSFにしたら、こうなるわけですね! ワクワク、ドキドキの90分でした。

アニメーションを作ったのは、「シドニアの騎士」をアニメ化した
ポリゴン・ビクチュアズ。

脚本は、容赦ないアニメには定評のある(?)虚淵玄さん。

CGを2Dに貼り付けた感じのアニメですが、結構表情とかも補完できます。

ぴかぴかの戦艦とか、ぴかぴかのロボットとは無縁の、退廃した未来の世界観がすごく

心を沸き立たせます。

ゴジラの絶望感も申し分なしです。

そして、衝撃のラスト・・・!

どーすんの、これ!?笑


続きがあるそうですね。楽しみです。





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