なかまくらです。
「ゴッホ ~最後の手紙~」観ました。
あんまり私の趣味的には観ない感じの映画ですが、
Twitterで、知り合いが絶賛していたので、観てみようかと。
どんな話かと言いますと、ゴッホが自殺する直前に、弟テオに宛てた手紙を
どうすべきか、郵便局に勤めるジョセフ・ルーランは考えていた。
テオに宛てて送っても、行く先知らずで帰ってきてしまうのだ。
そこで喧嘩ばかりしている愚息のアルマンに直接届けさせようとする。
ところが、テオもまた亡くなっていた。
では、誰にこの手紙は渡せばいいのか。誰に渡すべき手紙なのか。
アルマンは、その街で暮らしていたゴッホという人物について、聞いて回ることになる。
アルマンにとって、それは手紙を渡すだけのおつかいではなく、
ゴッホは何故自殺してしまったのか、その真相を突き止めることは、
やるべきことになっていた。
最後には、彼のカウンセリングをしていたガジェ医師に渡し、彼は自分探しの旅に出る。
そんなお話でした。
なによりすごいのは、この映画が、2/3くらいのシーンにおいて、
油絵のアニメーションで出来ていることです。
↓ こんな感じ
回想シーンは、実写を若干、油絵風に加工してありました。
そう、油絵風のアニメーションではなくて、油絵のアニメーションなんですね。
100人以上の画家が6万2450枚の絵を買いたそうです。ひえぇ・・・。
しかもゴッホ風。
・・・で、感想なのですが、とにかく勉強不足でした!
もっとちゃんとゴッホの有名な絵って、これとこれとこれと・・・
みたいな感じで知っていれば、それがそのまま動き出すことに感動した気がします。
あとは、この映画は字幕じゃなくて吹き替えで観るべき。
観るところが多すぎて、字幕を追ってる場合じゃない。
すべてのシーン、すべてのアクションがが絵画で、
もう、どこに目をやっていいのか分からない^^!
そんな感じになりました。上映時間はちょっと短めの90分くらいで、
短めで良かった^^; という感じでした。
ストーリーはちょっとよく分からないところが多かったなぁ、という印象でした。
一番気になってしまったのが、アルマンは乗り気じゃない感じで手紙を出しに行ったのに、
妙に乗り気で手紙を渡す相手を探し始めたことです。
うーーん、それが最後まで気になってしまいました。
ただ、最後のガシェ医師との対話のシーンは絵もすごく気合いが入って、
そこは感服いたしました。
という感じでした。これから観る方には、
①ゴッホの絵を予習する ②吹き替えで観る
を推奨します。