1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「GATTACA」観ました(DVD)

なかまくらです。

職場の先輩にDVDをお借りしまして

「これ、観とくといいよ!」

というわけで・・・調べてみると、名作と名高い作品だそうですね。



あらすじ

遺伝子操作で子どもの能力を変えられるようになり始めた時代。

兄のビンセントは遺伝子を操作せずに生まれた子、

弟のアントンは遺伝子を操作して生まれた子であった。

ふたりは、小さい頃、

どちらが海を遠くまで引き返さずに行けるかという勝負をしていた。

兄はいつも弟に勝てなかった。遺伝子を操作されていたからだ。

身長も、視力もかなわなかった。

大人になると、遺伝子のチェックによって、入れる会社が決まる。

遺伝子による階級ができるのだ。

しかし、ビンセントは諦めなかった。

バイヤーを通して、下半身不随になったばかりのジェロームという水泳選手に

巡り会う。彼の血液、尿、体組織を駆使して、会社の遺伝子検査をくぐりぬけ、

宇宙飛行士になろうとするのだ。

ところが、彼の存在に疑念を持っていた上司が殺され、その容疑者として

失踪したことになっていたビンセントが再び浮かび上がってきてしまったのだ。

ビンセントは会社を辞め、再び姿を消そうとするが、

ジェロームは怒る。バレっこない、逃げ出すな、というのだ。

自分は、1位になるための遺伝子を持って生まれてきたというのに、

水泳の大会は銀メダル止まり。その果てに、自殺しようとした。

ところが、ビンセントはなんの遺伝的優位さがあるわけでもないのに、

不断の努力によって宇宙飛行士にまさになろうとしていたのだ。

同僚の女性、アイリーンは、ビンセント扮するジェロームに好意を抱いていた。

ふたりはビンセントのロケットの発射予定日が近づく中、親しくなっていく。

しかし、ビンセントの行動に、事件への関与の疑念が浮かんでいく。

弟のアントンは、刑事となっていた。アントンは、兄がまだ生きていたことに驚いていた。

そして、幼少時代の最後に負けた競泳の勝負のことを忘れられずにいた。

2人は勝負をし、ビンセントが勝利する。

ビンセントは後ろでついて来れなくなったアントンにこういう。

「あのときも、こうやって、引き返すことを考えずに泳いだ」と。

ビンセントは、真実を知ったアイリーンに自分の寿命はすでに限界を超えているが、

生きていること。心不全を予告されているアイリーンにも可能性はある、と言う。

ビンセントが宇宙へ行くタイミングで、ジェロームは自殺した。

ジェロームはビンセントに夢をもらったと、言った。旅に出ると言っていた。


そんな感じのお話でした。

おおおーーー重い・・・。

何度も観れる作品じゃないですね。ハードだぜ・・・。

ただ、面白い作品でした。

それぞれの登場人物がとても丁寧に描かれていて、その行動には深い意味がある。

人間は、遺伝子を操作したって、心までは強く出来ないわけですから、

限界を超えていくのはいつだって、「前だけを見ている」そんな人なんだろうなぁ、と。

遺伝子でデザインされていればいるほど、自分はここまで、と思ってしまうかなぁ、と。

人間の可能性を感じさせるお話でした。

SF好きは、元気なときに、観てみるといいと思いますよ!





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「ゴッホ ~最後の手紙~」観ました。

なかまくらです。

「ゴッホ ~最後の手紙~」観ました。

あんまり私の趣味的には観ない感じの映画ですが、

Twitterで、知り合いが絶賛していたので、観てみようかと。

どんな話かと言いますと、ゴッホが自殺する直前に、弟テオに宛てた手紙を

どうすべきか、郵便局に勤めるジョセフ・ルーランは考えていた。

テオに宛てて送っても、行く先知らずで帰ってきてしまうのだ。

そこで喧嘩ばかりしている愚息のアルマンに直接届けさせようとする。

ところが、テオもまた亡くなっていた。

では、誰にこの手紙は渡せばいいのか。誰に渡すべき手紙なのか。

アルマンは、その街で暮らしていたゴッホという人物について、聞いて回ることになる。

アルマンにとって、それは手紙を渡すだけのおつかいではなく、

ゴッホは何故自殺してしまったのか、その真相を突き止めることは、

やるべきことになっていた。

最後には、彼のカウンセリングをしていたガジェ医師に渡し、彼は自分探しの旅に出る。

そんなお話でした。

なによりすごいのは、この映画が、2/3くらいのシーンにおいて、

油絵のアニメーションで出来ていることです。

 ↓ こんな感じ



回想シーンは、実写を若干、油絵風に加工してありました。

そう、油絵風のアニメーションではなくて、油絵のアニメーションなんですね。

100人以上の画家が6万2450枚の絵を買いたそうです。ひえぇ・・・。

しかもゴッホ風。

・・・で、感想なのですが、とにかく勉強不足でした!

もっとちゃんとゴッホの有名な絵って、これとこれとこれと・・・

みたいな感じで知っていれば、それがそのまま動き出すことに感動した気がします。

あとは、この映画は字幕じゃなくて吹き替えで観るべき。

観るところが多すぎて、字幕を追ってる場合じゃない。

すべてのシーン、すべてのアクションがが絵画で、

もう、どこに目をやっていいのか分からない^^!

そんな感じになりました。上映時間はちょっと短めの90分くらいで、

短めで良かった^^; という感じでした。

ストーリーはちょっとよく分からないところが多かったなぁ、という印象でした。

一番気になってしまったのが、アルマンは乗り気じゃない感じで手紙を出しに行ったのに、

妙に乗り気で手紙を渡す相手を探し始めたことです。

うーーん、それが最後まで気になってしまいました。

ただ、最後のガシェ医師との対話のシーンは絵もすごく気合いが入って、

そこは感服いたしました。


という感じでした。これから観る方には、

①ゴッホの絵を予習する  ②吹き替えで観る

を推奨します。






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片付け続けるという、エントロピーとの戦い

なかまくらです。

なんだか、最近、毎日片付けしています。

片付け続けていて、仕事が進まない^^苦笑

こんなに片付けているのに、何故、片付けは終わらないのか。


私はそこに、おそるべき事実を発見するのでした。

それは、規則正しい形というものが常に変化しているということです。

つまり、規則正しい形に(例えば、それが球であるとして)作り替えて仕事を終える。

ところが、翌日にはそれが立方体でないことに不満を抱き、立方体に作り替える仕事を始める。

こういうことをしているんじゃないかっていう、そういうことに気付いたわけです。


片付けている理由としては、異動がある仕事だと言うことです。

この道一筋・・・などと言いつつも、やることがどんどん変わっていく仕事なんですよ。

管理職との面談も終わり、いよいよそれについて考えないといけないときが、

近づいてきているな・・・と、思うわけですが、

こちらの心配が全然伝わっていかない。何故だろう・・・?

このまま進んでいったら大変なことが起こりますよ、

ということが何故分からないのでしょう。

無責任に見えてしまうのは、私が無知なだけなのでしょうかね。

大変な思いをするのは、何も知らない先生と、知らない間に決まってしまう子ども達。

それは避けてやりたい、それが最後に私に出来ること・・・

・・・だと信じて仕事をするわけですが、まあ、それも片付けの一環なのです。

片付けて、整理して、使いやすくして、新品の家みたいになってれば、いいね。


そんなことを考えつつ、引っ越ししやすいように、広げたものをまとめたりしています。

ものも、仕事も。





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貯蔵量の問題

なかまくらです。

大掃除は年末で終わりましたか??

実は私、まだやってます^^ぇ

掃除はしましたが、片付けをしていないんですね。

伊豆の住まいも3年目が終わろうとしているわけで、

あと2年くらいで引っ越しかな~~なんて、

考えてみると、押し入れ、片付けた方がいいんじゃないかと。

少なくともやるべきことは、「異動です!」と言われた瞬間に、

ほら来た! ほい来た! とばかりに、

1週間以内に、新居探して、荷物まとめて、飛んでいけるような準備、

これが必要なんじゃないかと。

・・・で、そう考えると、私、伊豆に来て、

また随分といろんなものを持ってしまったなぁと。

そう思ったわけです。

まあ、実験道具を収めた段ボールが5箱あるのは仕方ないとして(!?)、

それ以外のものをどうするか、ですよねぇ。

で、こうやって改めて、眺めてみると、なんか、すげえな、と思うわけです。

なんというか、もう食料以外何も買わなくともしばらく生きていけそうな充実っぷり。

洗剤も、シャンプーも予備のやつを買ってあるし、

タオルもなんかすごい沢山ある(なんだかんだもらいますからね)。

Yシャツの新しいのもまだストックがある。修正テープの予備もあるし、

ボールペンの替え芯だって、30本くらいある(ありすぎ)

サラダ油もボトル3本あるし、乾燥パセリもケチャップも開けてないのが1本ずつある。

なんということだ・・・。

つまり、無計画!!

・・・そういうことなんですわ。

で、某知人が、私の押し入れをみて、一言。「服・・・多っ!?」

確かに・・・見て見ぬふりしていた感は否めない。

いいや、これを機会にちゃんと現実を直視するべきなんだ・・・、

というわけで、リストにしてみることにした結果が以下の通りです。


スーツ(冬)用 下着 シャツ      7
           ももひき     6
        Yシャツ        10
スーツ(夏)用 下着 シャツ(メッシュ)8
           シャツ(綿)   6
           ももひき     8
        Yシャツ         6

スーツ(夏・冬)用上着(コートなど)  6

ジャージ上下セット           5

ジャージ長ズボン            2
ジャージ短ズボン            3
ポロシャツ等、運動着(上)       7              

合計                 74着

・・・うん、まあ、ここまでは仕方ないんですよ、ええ。

だって、これで仕事してるわけですからね。うん。商売道具ですから。

ジャージが多いのは、前に受け持っていたのが運動部でしたから、

夏用、冬用って考えたらね、ね!


夏部屋着(上)             7
    (下)             3
    (セット)           1
冬部屋着(セット)           4

夏Tシャツ(私服)           10
 ボタンシャツ(私服)         4

冬Tシャツ(私服)           10
 ボタンシャツ(私服)         5
 セーター(私服)           4

上着(夏・冬)(私服)         7

長ズボン(私服)            8


合計                 63着

なはーーーーーーーーーーーー!!

そう、私、そんなに服もってたのね!?

というくらい、服持っていました。

ちなみに、覚えている範囲では、

2017年は(下着とかは別にして)6着買った気がします(汗)。

そもそも、年間に休みが50日くらいしかないわけですから、

60着もあったら、1着、1回ずつくらいしか着ないわけじゃないですか。

そうすると、服は傷まないから、ますます長持ちすることに。

あれ、これ、もう、向こう10年くらい、服買わなくてもいいんじゃないか(苦笑)

という気づきが生まれてきます。

ここで問題は、あれですよ。引っ越しを乗り越えられるかどうか。

つまり、貯蔵量の話。

消防では、貯蔵量とは、今、何L溜まっているっていう話ではなくて、

最大で何Lまで溜められるかを表す言葉なんですね。

すなわち、この服を持ち続けられるのならば、

服はもう買わなくてもいいよーってことになるわけですね^^!

いわゆる飽和状態というやつですわ(とりあえず、季節別にちゃんと分けてみた↓)。



・・・実は、カバンが同じような状況にあるのですが、それはまた、

・・・・・・別の機会に!





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MとRとIの体験

なかまくらです。

昨日、生まれて(たぶん)初めて、MRIを体験しました。

MRIとは、マグネティック・・・・なんちゃら・・・

・・・えー、(ごほん)。magnetic resonance imagingの略です。

日本語で言うと、核磁気共鳴画像法というそうです。

wikipediaでざっと読んだところによるとその原理は、

体内の水分・・・すなわち水に含まれる水素原子、

その原子核は核スピンという状態にあって、磁石の性質を持っている。

この核スピンの方向は、通常、ばらばらであるが、

外から強い磁場をかけることによって向きが揃う。

ところが、磁場をかけることを止めると、次第に元のばらばらの状態に戻っていく。

この、ばらばらに戻っていく時間というのは、その原子の置かれた状態によって

異なるそうです。

これを利用して、画像を作り出しているそうです(つまりよく分からな・・・

履歴曲線みたいな感じになるのかなぁと、勝手な推測しか出来ませんが、

まーなんといいますか、人類の進歩ってすごいな、と思いましたね。

原子がその存在を証明されたのは、まだ100年ちょっと前の話ですね。

原子の存在を決定づけた人物は、みなさん、名前だけは聞いたことがあるあの人・・・

そう、アインシュタインなんですね。この人、どんだけ天才なんだ・・・!

と思いますね。アインシュタインは、光電効果、相対性理論で有名ですが、

ブラウン運動という(たぶんしれっと中学理科あたりで習っている)現象を説明したのです。

それから、100年で、原子の核スピンを利用して、脳内をスキャンする・・・

なんて、人間ってすげえな、と思いますね。

100年後なんて全く想像が付かないのかも?


・・・さて、話はだいぶ脱線しましたが、MRIを受けた話です。

事の発端は、木曜日の夜。

いつものように、職員室で残って仕事をしていると、

・・・不意に左耳が詰まったような感じになって、変な感じに。

しかも、1時間くらいしても、改善しない・・・。

私の頭の中をよぎるのは、「突発性難聴?」という言葉。

いや、でも、普通に聞こえるんだよなぁ・・・。

と、思いつつ、その日は、いそいそと帰宅。寝るまで結局そのままでした。

8時間ほど睡眠をとって、翌日。

朝からやっぱりヘン!

左耳が奥に押される感じ。右耳は逆に出っ張る感じ。そして、めまい。

ううーーん、これはいよいよヤバいなぁ、と思ったので、

午前中だけ授業をして、午後から耳鼻科へ。

聴力検査、それから、目の動きなんかも見てもらいまして、

結果・・・異常なし!

異常なしですって!? こんだけ、ヘンなのに?!

ともかく、耳に異常は見られないと。

一応、血流を良くする薬と、めまい止めの薬をもらいました。

1週間後に良くならないようならば、もう一度おいで、ということで。

ところが、翌日、すなわち昨日。

仕事をしていると、どうも、左耳の上の方がどうも鈍痛がある。

まあ、頭痛なんだといえば、それまでなのかもしれませんが、

耳との関係性があるような気がしてならない・・・、

というわけで、2日連続で、思い切って早退!

今度は脳神経外科へ。

MRIを取ってもらったわけです(やっとここまできた)。

・・・それで、結果なんですが、異常なし!

ははーー・・・異常なしっすか・・・。

ううーーん、まあ、ひと安心というか、

どうするかな、うん、ちょっと疲れが出たのかな??

というわけで、週末はとりあえず、ゆっくり休んでみることにします。

おわり。





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