なかまくらです。
「下町ロケット」読みました。
ドラマを数年前に観て、いつか読みたいと思っていた本でした。
研究者から、町工場の経営者となった主人公が、
大企業を凌駕する発明を生み出したことがきっかけで、
自身の夢をもう一度追いかけるチャンスに出会う。
しかし、会社は赤字もあるし、特許は理不尽な訴訟にもなるし、
夢よりも現実を追いかける若者も出てくる。
しかし、不器用ながらも誠実な主人公、
そのひたむきなもの作りへの情熱を応援し、支えてくれる人たちに出会い、
困難を乗り越えていく。
真っ直ぐな想いは強い。
正しいことを正しいという気持ちよさがある素敵な作品でした。