なかまくらです。
さて、電流とは何かといいますと。
単位時間当たりにある断面積を通過する電気量の合計
・・・といったことは、お分かりのことと思います。
つまり、電流の大きさっていうのは、通過する電子の数で決まると言えるでしょう。
つまり、図にしてみると、以下のようになるわけです。
通過する電子の数が半分になると、電流の大きさも半分になる。分かりやすいですね。
(正確には、1[C]の電気量が、1[s]間に通過したときの電流の大きさを1[A]としています)
次に、回路について考えてみます。
回路と言えば、小学校でおなじみ、直列回路と並列回路。
それぞれを流れる電子はどうなっているのでしょうか。
直接接続
電流の大きさは、回路のどこをとっても一定です。
どの電子も、二つの電流計のどちらも通るからです。
ところが、
並列接続
こちらは、電子は選択的に、どちらかしか通らないんですね。
(電子がどういう配分で通るかは、
それぞれの経路の抵抗の大きさの比によって決まります)
そのため、電流の大きさは、ふたつの導線を通る電流の大きさを足すと、
もとの大きさになるのです。これを
キルヒホッフの法則といいます。
このように、電流は、電子の流れに着目すると、分かりやすいですね。
・・・・・・なぁ~~んて、
この説明をするために、せっせとアニメーションを作ってみました。
夏休みですから!
さて、この教材ですが、ご自由にお持ち帰りください。
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それでは。