1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「地獄の門」

なかまくらです。

「ロダン展」です。

ロダンといえば、「考える人」ですね。

でも、展示で圧倒されたのは、「地獄の門」でした。




圧倒的存在感。どこかにあるんじゃないかと思わせてくれるリアリティ。

いつか、自分もこの門の前に立つ日が来るのかもしれない。

きっと、鋼の錬金術師とかで、出てくる門は、これがモデルなんだろうな、

と思うのでした。





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あと何作書けるかな?

なかまくらです。

2004年に高校生になって、文学部に入ったことで、始めた創作活動ですが、

ついに20年、続いてきました。

続けてこられたのは、読んで感想をくれる人がいたり、一緒に作っている人がいたからです。

超短編小説会の皆さんや、はりこのトラの穴で戯曲をダウンロードして、

日本のどこかで上演してくれたりとか、です。感謝感謝です。

さて。社会人になって、なかなか書けないなあと思いつつ、

忙しいその時にこそ書けるのだから、不思議なものです。

思いが積もって、時々溢れて、物語という形をとるのでしょうね、私の場合は。


推移を調べてみると、以下のような感じでした。



全体が灰色、青色が小説、朱色が戯曲の累計数です。現在283作品です。

戯曲は作品数がほとんど伸びていないように見えますが、単独で見ると、

以下のような感じです。


少しずつ、増えてはいっているのです。ええ。

小説は、そのとき思った社会のあれこれや、美しいと思ったり、面白いと思ったものを

書いているのですが、戯曲は、それに加えて、1作品ごとに、その時々の自分の抱えている

問題を登場人物たちが、考え、答えを導きだしていこうとします。そのプロセスこそが、

戯曲なのだと思っています。

そして、できれば、戯曲らしくない戯曲を生み出したいものです。

演劇っていうと、なぜだか、障害のある兄弟が出てきたり、

年老いた親とどう付き合ったらいいか、とか、友人を裏切ってしまったとか、

家族が詐欺に遭ってしまったとか、そういう、邦画のもつ、文学的なものから

抜け出せない感じなんですよね。

裏返したいのですね。エンターテイメントだけど、心に響くものが書けたらいいな、

と、これからも頑張っていこうと思います。たまにはそんなお話。

おわり。





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溢れ出すまで

なかまくらです。

風邪をひきました。

うーーん、どこでもらったのやら。

そのまま、1週間、ズビズビしてました。

頭痛も痛い。屈むとなお痛い。


さて。

3年生が家庭学習日に入り、授業が減ったのですが、

新作の物語を書きたいなあと、ぼんやりと考えています。

ああ、これ、書きたいなあ、というテーマがありますが、

書きたいからと言って、書けるわけじゃない。

書いてみても、その、書きたかったシーンまで、きっとたどり着けない。

もっと、思いが積みあがったその先に、溢れ出した時こそ、それを書く時で、

けれども、溢れそうな思いは苦しく、手放してしまいたいものだったりするのですね。





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2024年の創作決算

なかまくらです。

2024年は、戯曲を書くのが面白かった年でした。


【戯曲】海底探検


【小説】虫


【小説】刻を運ぶ


【小説】少しだけ


【小説】ライオンを磨く男


【戯曲】レット・イット・ビー・トイレット


【戯曲】怪獣の住処


【小説】末裔


【小説】怪獣たち


というわけで、9作品でした。戯曲3,小説6でした。

どれも好きな作品ですが、「ライオンを磨く男」がお気に入りかな、という感じです。

「海底探検」は長年温めていたネタで、ついに書き上げました。

一方で「レット・イット・ビー・トイレット」は突然思いついて、書き上げたのです。

どちらも面白いと思いつつも、もうちょっと良くなる気がしつつ、また気が向いたら、

加筆しようと思っています。

そして、2024年は後半から、怪獣ブームが来ており、なんとか、書き上げたいところ。

一気に書き上げるのは、時間的にも、精神的にもしんどい感じの作品で、

結果として、編み出したのが、3000字くらいの短編小説をいくつか書いて、

それをシーンとしてつなぎ合わせるという手法です。まだ、書きあがっていないので、

うまく最後まで行けるか分かりませんが、今のところ、面白いので、この感じで

行ってみようと思います。

2025年も頑張って書きたいところです。












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アベンジャーズ的物語創作論みたいな

なかまくらです。

今年は、長編の戯曲を書きたいな、とあれこれ思案しては書いています。

その中で、見出した方法として、いくつかの物語を合わせる、という方法があります。

ずっと前からある方法ではあると思いますが、あらためて発見した気分。


お得意の短編小説をいくつか書いて、

その主人公をそれぞれの戯曲の登場人物にしていく。

そうすると、それぞれの登場人物にちゃんとした背景設定が生まれます。

つまり、オールスターなんですね。

みんなが主役!

そんな風になったらいいな、とそんな風に、隙間時間を見つけては、

チマチマと書き進めています。

年内にもう一作、書き上げたいな、というのが目標です。





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