1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

業務改善に着手できないものか。

なかまくらです。

働き方改革(笑)。

恐ろしいことが平然と述べられているのが恐ろしい。

この前の教育新聞の記事に、

一般の経営コンサルタントの人が、学校の先生の働きぶりを見て、

・ 生徒のためだと言って、無尽蔵に仕事をするのが悪い。

・ 直接コミュニケーションをとって対話をしないといけないと思っているのが悪い。

・ ICT化が遅れているのが悪い。

と、評した、ということが書かれていました。


愕然。


あ、でも、職員会議で、勤務時間を減らそう! という提案が出て、

減らすために、

「みんなで帰る日を決めましょう!」
「ICTを活用してみよう!」

と、言っていたのを思い出しました。


方向性は一致しているのか・・・。

でも、残念ながら、何を言っているのかわからないレベル。

絵に描いた餅を、焼いて食べようとでもいうのだろうか。


あのですね。

まず、

① 予算がつかないのが悪い。

  子どものために無尽蔵に仕事をしちゃう教員が悪い。
  ⇒ 無尽蔵に仕事をしてくれるような(しかもほぼただ働き)人間を
    悪いと称する意味が分からない。そんな働き方をすると、希望者
    がいなくなる? だったらもっと高給にすればいいのに。

② 直接コミュニケーションを取らないで何が伝わるのか。
  ⇒ Skypeでやれとでも?笑

③ ICTのソフトはだれが開発するのか。
  ⇒ ICTは確かに便利・・・かもしれない。けれども、それを作り出すのが、
    現場の教員ならば、その先生はものすごい働いて、それを開発しないと
    いけない。我々も欲しいと思っていますよ。朝、出欠状況をタブレット
    に入力しただけで、出欠の記録が完了するシステムがあるなら。



ここからは、最近勝手に私が思っていることです。

業務を減らす方法は、これっきゃないと思っているくらいです。

① 定期テストの廃止
  ⇒ もはや、これをやればすごいことが起きると思うのに。
    「あそこの高校はテストがないらしい・・・」というだけで生徒が集まるかも。
    テスト前に、テスト範囲が終わってしまったから・・・といって突入する
    自習の日もいらないから、どんどん進められる。
    さらにテスト返却の分も合わせれば、合計3回/テスト だから、
    テストが年5回だとすると、15回授業が増える試算です。
    生徒も少しのんびり勉強できるはずです。

② 3学期制の廃止
  ⇒ そもそも、成績をつけるのが、大変なんですよ。
    だから、1回でも少ないほうがいいのにな。

③ 修学旅行の廃止
  ⇒ 昔は、お金がなくて旅行もいけない子どものために・・・と、
    修学旅行というものは始まったそうです。
    でも、もう役割は果たしたんじゃなかろうか。
    遠足でいいんですよ、遠足で。

④ 紙で出す書類の削減
  ⇒ 恐ろしいことに、朝の打ち合わせ要旨は毎日、印刷をして配られます。
    タブレットにできないものでしょうかね。
    出張の伺いの書類ですが、最初に、その出張の目的を要項を管理職に渡して、
    見てもらいます。その後、出張用の書類をネット上の決められたフォームで
    で作って、それを印刷してハンコを押して完成。提出になります。
    ・・・なに、この作業。


まだまだたくさんある気がしますが、

誰が動けば変わるんでしょうね~。誰かこの現状を変えてほしいですね。





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