なかまくらです。
今日は2月に入って3回目の休みでした。
この休みを生かして東京へ。
東京の池袋の駿台予備校で、駿台教育セミナーを受講してきました。
ようはお勉強です。
物理のお勉強。
昔夢中になって読んだ「キノの旅」というライトノベルがありまして、
その中の「コロシアム」というお話。その冒頭。
「だけど…たまには自分の最高の実力を出すべきだ!
そうしないと…知らない間に腕は鈍るモノさ…。」
そんなせりふがあります。
この駿台教育セミナーですが、毎年必ず行くようにしていて、
今年で教員6年目なので、6回目の参加でした。
一昨年からは、笠原先生という講師の方の授業を取るようにしていました。
なにせ、この先生、無茶苦茶賢い。
言い換えると、なんかすごいんだけど、言ってることが難しすぎて理解できない(笑
でも、物理が面白いってことは12分に伝わってくる。なんか幸福感?
大学生の頃なんて、ぽけーっと感覚的に物理をやっていましたが、
こういう物理によくついていけていたなぁ、若いってすごいなぁって思ったりしますね。
今回のセミナーは、大学初等レベルの力学の講義。
回転系と質点系と非慣性系のお話でした。
50分で8ページ。6コマだったので、50ページくらいノートを取りました。
最後のほうとか、手に力はいらなかったです(笑
でも、肌感覚として、自分が教えている生徒も、
1年後や2年後に、こういうくらいの講義とその内容に耐えられるだけの
素地を身に着けてやらなければなぁ、と目標を新たにするとともに、
ああ、勉強不足の井の中の蛙ですなぁ、
と自分の立ち位置を再確認することができるのでした。
いまの学校って、教科の専門性を求める動きが薄まっている気がします。
どちらかというと、教授方法ばかりがフィーチャーされている。
でも、この科目は、この人に聞けば大丈夫、というお方がいないと困るでしょう。
そういう絶対的な存在になりたいなぁ、と思うのでした。
帰りの新幹線はゴルゴ13を読みながら帰ってきました。
ゴルゴ13も面白い。物理ももちろん、面白い。
さて。今週は卒業式ですね。