えー、習作みたいなものです。
面白い短編小説があったので、→「考えられる限り、最悪の妨害」 作・飛火疲さん
そこで、派生作品みたいなのを勝手に・・・。
はふ~。
鏡の前で彼女は首をかしげた。
その姿が愛くるしいことを彼女には理解できなかったが、それは愛くるしい動作ということを理解していた。
確かめなくては!
そこで彼女は、出勤することにした。
信号には二種類の人間がいる。進む人間と止まる人間だ。
フクロウにも二種類いるらしい。可愛いフクロウと、それから・・・
青になっていたから、彼女は進みだすフクロウになっていた。
「はろーはろー」「ほろーほろー」
彼女は挨拶をして、学校に現れる。
出席簿を脇に抱えて、彼女は扉をがらりと脇にずらす。
騒いでいた生徒たちがこちらを見ている。可愛さに動作が止まるというのは本当らしい、と彼女は思った。
それから、首をかしげて見せた。
生徒たちも、それに倣(なら)った。
++コメント++
おそろしい・・・。
フクロウがそんな狡猾な生き物だったなんて!
ぶっとんでて、楽しかったです=~=! 思わず、謎の散文を書いちゃうくらいに!