なかまくらです。
ヴィンランドサガ6話。
胸が苦しい・・・。
斥候に出て追われていたトルフィンを助けてくれたのは、
遠い故郷の姉と母を彷彿とさせる見知らぬ母娘。
傷の手当てをしてくれ、ご飯を食べさせてくれ、お風呂に入れてくれて、
髪も解いてくれた。
見知らぬ母は、病気で死んだ末の息子を重ね合わせているようだった。
トルフィンはある晩、慣れないイングランド語で「ニゲロ」という。
そして、本隊に合図を出す。
その合図で海賊たちがやってくる。
トルフィンは、自分が人を殺すところを見た見知らぬ母が、泣いているのを見た。
逃げてほしいと願った母娘は海賊に、自分たちの仲間に蹂躙されていく。
それを、それもまたやむなしという顔をして、割り切っていく。
そんな第6話でした。
つらいなぁ・・・。
見知らぬ母は、どんな気持ちであったのでしょう・・・?
ぐちゃぐちゃとしてわからない感情、
本来人間はそんな複雑な感情を持っているわけですが、
それを想像させられる、感じられる物語なんて、めったに出会えないなと、
感じますね。