1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

高校電磁気学についての覚書

なかまくらです。

今年は、物理のクラスを受け持っているので、電磁気学を教えています。

高校電磁気学ですが、

私が高校生の時に感じた印象は、
  • 覚えることが多すぎて、よくわからない。
  • ごちゃごちゃしている。
  • でも、公式さえ覚えてしまえば、あとは力学やってるだけ。
  • 問題は解けるけど意味はよくわからない。
とまあ、こんな感じです。

でも、電磁気学は、マクスウェル方程式によってまとめ上げられていることを知り、
  1. クーロンの法則(→ ガウスの法則へと発展) :電荷と電場の関係
  2. 電磁誘導の法則 :磁場と電場の関係
  3. 単磁荷は存在しない。
  4. アンペールの法則(→ 電磁波へと発展) :電場と磁場の関係
これをベースに考えられるのではないかと思っています。

確かに、力学的だし、問題も力学っぽいので、電磁気が空間の物理学だ!

と言っても、あまり問題を解く役に立ってきません。

ただ、公式がなぜそうなっているのかは、かなり体系的に理解できるようになる気がしています。

さて、電磁気学の序盤・・・クーロン力、電場、電位のところですが、

次のように考えるといいのかなと思っています。



まだまだ、勉強することがたくさんあるなあと感じるのでした。





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「外の道」アーカイブ配信 観ました。

なかまくらです。

「外の道」アーカイブ配信 観ました。



イキウメさんは好きな劇団で、去年から心の中が枯渇している感じでした。

こんなご時世なので、劇場まで行けなかったのが残念でしたが、配信してくれるということで、

2000円でチケットを購入。自宅で観ました。


あらすじ(は難しいですが・・・)

地元の同級生がある地元から離れた場所で偶然再会する。

寺泊は、結婚をして配達員をしていたが、あるときマジシャンの常識では考えられない

手品を見せられて、その謎にとりつかれる。

マジシャンに迫ると「世界の構造を理解すること」だと言われ、

今まで見えなかったものが見えるようになる。

妻が美しいことに気づき、そして妻が浮気をしていることに気づく。

誤配が増えるが、人間の作った仕組みは美しくない、と改善しなかったため、

会社をクビになった。


山鳥芽依は、離婚を機に弟と認知症の始まった母と田舎に引っ越してきていた。

あるとき身に覚えのない荷物が届く。

中身は「無」と書いてあり、その通りに何も入っていなかった。

しかし、それからというもの、山鳥芽依の寝室に「無」があることを意識できるようになる。

それはだんだん大きくなり、山鳥芽依は、一度すべての感覚を無に飲み込まれ、

気づいたら、存在することの安心感に包まれながら、隣のビルの屋上に全裸で朝を迎えていた。

しかし、家族には言い出せず、無が充満していくその家で不自由な暮らしを続けていた。

そして、あるとき、寝室に人がいることに気づく。

その少年は、山鳥三太と名乗り、5年前に養子縁組をした山鳥芽依の息子だというのだ。

少年の通った学校の記録、保険証、担任の先生の証言、入学式の写真・・・

すべてが少年が山鳥芽依の息子だと示していたが、山鳥芽依には身に覚えはなかった。

少年は無から生まれたのだ。少年は言う。「気がついたらそこにいた」

だがどうだろうか、と山鳥芽依はふと気づく。

みんなそうではないか。気がついたらそこにいる。

あるときビルの屋上で全裸で目覚めたときのように。

みんな無から生まれるのではないだろうか。


2人はそこを出ることにする。気がついたらそこで話していた。

「怖いね」と寺泊は言い、「大丈夫、私は一度来たことがある」と山鳥芽依が声をかける。

「在ることを想像するの」「どうせなら、美しいものに」

こうして物語は終わります。




引き込まれて、あっという間に終わりました。

しかし、難解でした。これは難解。

ふとしたきっかけで、今、法律とか人間が作り出した仕組みに裏切られるようにして

信じられなくなったときに存在そのものまで信じられなくなってしまう。

マジシャンによって自然科学が、見覚えのない養子によって社会科学が信じられなくなったとき、

彼らはその中で生活ができなくなってしまう。

それが「無」というものが潜んでいることによって引き起こされており、

それはどのように伝達されてくるのかも分からない。

そんな日常に潜む恐ろしさを感じるとともに、

社会の仕組みやその存在を一から理解していかなければならない2人の前途(が在ると信じたい・・・死んだわけではないよね?)を予感させるラストシーンに、丸め込まれた感じがしました。

つまり、飲み込めてない感じ。

イキウメさんのお芝居はいつもそうなのですが、魅力があるんですよね。

面白かったです。

おわり。





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やきいもをフライパンで

なかまくらです。

やきいもがフライパンでできるらしい・・・。

おいしかったので、メモを残しておきます。

① サツマイモとコップ一杯の水をフライパンに投入します。



② 蓋をして、超弱火で2時間・・・

③ 2時間後、こんな感じに。


④ 完成です! お好みでバターとかあるとまたおいしいのです。
 





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「少女終末旅行」観ました。

なかまくらです。

「少女終末旅行」観ました。



チトとユーリは、戦争から逃がしてもらって、上層を目指して旅をしていた。

縦に何層も何層も重なっており、どこまで続いているかわからない。

人を見ることはほとんどなく、たまに出会うくらい。

過去の戦争で、記録すらもほとんど失われており、

食料とケッテンクラート(後部に積載が可能なバイク)の燃料を探しながら、

上層を目指していく。

彼女らは、誰もいない世界を明るく旅していく。上層に行っても何があるかもわからないけれど。

お風呂に入ったり、電車に乗ったり、二人でレーションを作ったり、カメラを貰ったり、飛行機を作るのを手伝ったり。

絶望と仲良くなれたら、いいのに。



絵柄から放送時には全然見なかったのですが、

メイド・イン・アビス」を見て、食わず嫌いはいかんな、と名作と言われる作品を

探していて、見つけた作品でした。

終わりに向かう短編集で、何か救済があるわけではないのですが、

真面目なチトと蛮勇なユーリのデコボコなふたりの掛け合いが、

どこか詩的で、すごく盛り上がるわけでもないのですが、

最後まで追いかけてしまいました。

面白かったです。





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賢明な断捨離を模索する

なかまくらです。



先月から、断捨離、少しずつ進行しています。


現状・・・

・ 本      → 50冊ほど処分、もうちょっと減らす。

・ CD,DVD → 10枚ほど処分、もうちょっと減らす。

・ ゲーム    → 一部売却

・ 洋服     → 上着(完了)、ズボン(あと1枚処分?)、靴下(処分

・ ネクタイ   → くたびれているものを処分

・ 揚げ物用鍋  → フライパンで足りるので処分

・ プラモデル  → 一部処分

・ 古いデジカメ → 処分


これからやること

・ 常備薬のカゴ → これから整理

・ PCコード類 → 同じものがたくさんあるものは2つくらい残して残りは処分

・ 古いPC   → 処分

・ タブレット  → 売却

・ ソファ    → どうしよう?

・ 電気鍋    → どうしよう?

・ 食器類    → どうしよう?

・ 手紙類    → どうしよう?


・・・はい。というわけで、かな~り片付けたのですが、

じゃあ、これで引っ越し、はいよろしく!

と言われたら、間違いなく無理ですね。はい。

やっぱりソファを捨てるしかないかなぁ・・・というのが迷いどころのひとつです。


それから、他のものもやっぱりもう少し減らさないと無理なんでしょうね。


一瞬の心の揺らぎみたいなので捨てるのではなくて、

時期を変えて、何度も検討して捨てるものを選んでいくのが賢明ですね。





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