1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「太陽」 観てきました。

なかまくらです。


イキウメ 「太陽」 観てきました。


去年、
広島で、「図書館的人生vol.3 食べ物連鎖」を観て、
めっちゃ衝撃を受けたので、観に行きましためっちゃ。@大阪ABCホール。


はい。

弱さという価値観をめぐるお芝居でした。


あらすじ。


ある病が流行った。

病にかかると大半は死んだが、抗体を持った人間は生き残った。

生き残った人間は力が強くなり、老化も起こらない、人間以上の能力をもつ存在、ノクスとなった。しかし、ただひとつ…彼らは太陽の光を浴びると死んでしまう肉体になっていた。

ノクスになれる条件が判明すると、人々は次々とノクスになるようになる。ただし、30才を過ぎるとその適性は失われ、感染すれば、死に至る病になる。


世界の政治、経済の中心はノクスに移り、ノクスでないヒト(キュリオ)の大半は四国に。残りは各地に点在する集落にノクスを避けてひっそりと住んでいた。そんなある集落の物語。


ノクスに憧れる少年はノクスの門番と友達になる。2人はノクスであることキュリオであることを超えて、友達になる。

しかし、ノクスに対する恐怖に似た感情をもつ養父、養母に咎められる。


少年が早くノクスになりたいというが、ノクスの友達はキュリオであることは素晴らしい。少年は自分にないものをたくさん持っている、という。


少年はいう。


全部持っているからそんなことがいえるんだ。そんなに素晴らしいなら僕は、どうして君よりも豊かな暮らしができないのか?



20年前、ノクスとなった男は往診医としてかつての友人に出会う。
病気にかからない彼の仕事は、キュリオの病気を診ること。それから、ヒトをノクスにすることであった。


医者はかつての友人に出会い気付いてしまう。キュリオの弱さこそが、ヒトの強さであると。悩み、苦しむことで人は様々な優れた芸術を生み出すし、他人の弱さを認めて共に生きることができる、と。



ノクスに子は出来にくく、しかもその99%はキュリオとして産まれる。そんなノクスの、種族としての弱さも明らかになっていく中、


少年の友人のノクスはキュリオに殺されそうになり、

少年の村で家族のように暮らしていた少女がノクスになる。少女はノクスになるか、悩み悩み悩み抜いた末にそう決めたのだった。


ノクスになった少女は村の住人に会いに来た、

悩まず、真っ直ぐに立ち向かう強さを得た少女の姿を観て少年は、




ノクスにならず、キュリオとして生きることを決めたのだった。




というお話でした。



SFな、複雑な設定を上手く観ているほうに伝えることができるかが、SFの肝だと思うのですが、説明っぽいせりふも交えつつ、序盤で設定は分かりました。チラシに書いてあったあらすじも、一役買ってると思いますけど。その設定された世界・価値観で自然に生きてる役者さんがとても上手でした。まあ、プロだもんね(笑)


なにより、SFはその設定で、何が起きるのかシミュレーションするのが面白いんですよね!
ただ、ノクスの設定は一部よくわからないところも。年をとらないノクスなのに、生まれたときからノクスというのはよく分からないです。15才でノクスになったなら、15才の姿のままになるんじゃないの?ある姿まで成長して、その後年をとらなくなるの?というところはよく分からなかったです。

というわけで、ちょっと情報量に圧倒されつつも、演技の巧みさでとても魅せられました。特に少女がノクスになるときに苦しむ演技が凄かったです。生を手放すまいともがいているようで、凄かったです。

それから音楽がすごくよかった!


あと、舞台がシンプルで、穴に棒を差し込むことで、テーブルができたり、椅子ができたり、扉ができたり、と変幻自在でした。



全体としては、とにかく観てよかったです。



おわり。








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愛とか平和とか








私「愛も平和もよくわからんね」


なかま「着飾った愛で平和を語るな!


まくら「知ったような平和で愛を語るな!



私「…………





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『青い鳥』 観てきました

なかまくらです。

一昨日、
31塔プロデュース 『青い鳥』 を観てきました。


脚本が笹木さんとな!

というモチベーションで、タイトなスケジュールにねじ込んでみたのです。




パンフレットをみて、ややや。

演目がたくさん書いてあるではないか…。


だ、大丈夫か…と思いつつ、始まりました。


あらすじ……、ではないみたものの記録。

青い鳥が欲しい2人の子どもはいろんな国へ行く。いろんなものを見る。

いろんな災厄が閉じこめられている国。有り余る幸福の国。未来に産まれる子供達の住まう国。

おばあさんはいう。じゃあ、もうその鳥をもっていってもいいよ。でも、どうなっても知らないよ。


鳥は飛び立つ(ダンス)。人々は鳥を探し、争う(ダンス)。みんな死んだ(ダンス)。



ある家庭では、2人の子どもの母親が最期の時を迎えていた。
母親は幸福だったのか…。幸福ってなんなのか。


これから


のことを考えられるとソワソワする。



産まれるんだ。でも、ずっと生き物はずっと繋がっていて、決して一人ではないんだ。





みたいな、感じです。


ちょっと動き回りかたとか、すごくて雰囲気しかわからなかった感じですけど、ダンスの楽しみ方が特によくわからなかった。ミュージカルみたいなもんかと思ってたら、最早、ダンスで一つの情景作ろうとしてるんですね。すごい表現力だと思いましたけど、敷居がちょっと高かった(笑)

青い鳥が飼い主を探す話だったのかなぁ…。

生まれてくる子供は家族にとってみればまさしく幸せの青い鳥なのだ、みたいな。





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えばってどうする

もうすぐ中間発表。

が、


わからないことの方が多い。


伝えると、


先生は呆れるやら情けないやらの混じったビミョーな顔をする。

あっちでも、こっちでも。


すると、


ぼくもビミョーな顔になる。


あっちでも、こっちでも。



情けないなあ。

情けは無用、頑張るんば。





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