なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)
なかまくらです。
ズボンを買おうと一念発起しまして、
というのも、現在私、長ズボンを3着でローテしていて、限界を感じていまして。(洗濯的な意味で)
デニムのズボンを増やしてやろうと目論んだわけです。
さあーって、試着試着♪
・・・・ずんちゃっちゃちゃらりらりらりら~♪
カントリーロード♪ テイクミーホーム♪ トゥーザープレェーイス♪ アイビーローング♪
ウェス・・・♪
ウエストがぁぁぁぁあああっ!
ズボンにズボンズボンと入ってしまいまして、ウエストがぶかぶかっ!!
無理ゲーと化していました。紳士服76cmとか、最短レベルYO!?
「ああ、もうダメなのね」と、さながら、初号機に拒絶された綾波レイのごとく呟いて、
今はいてるズボンを見たら、やっぱりウエストは76cmでした。
最初から無理ゲーだった模様。
洗って縮んだかな?笑
「文学少女漂流記」 作・ゼニゴンさん
浮遊感が凄まじいです・・・・。
途中、どこをどう移動しているのか分からなくなって、慌てて追いかけることが幾度もありました。
アドベンチャー風といいますか・・・。斬新さを感じました。
こういうの書きたい。世界観じゃなくて、視点者の描き方。http://ssstory.net/ssstory/story_sam/index.php?search_data=20120908195952568&page_num=1&anthology_name=
そう、アドベンチャーゲームってありますが、アドベンチャー小説(あるいは戯曲)を書きたいのです。
大切にしたいのは、リアルタイム感。その場その場の、拾ったもの、触ったもの、行った場所が重要になってくるような、そういうお話を書きたくて、タネはあるのですが、水が見つからなくて、未だタネのまんまなのです。
なかまくらです。
劇王 天下統一大会 中国ブロック 代表決定戦を見てきました。
ので、感想らしきものを。
・・・の、前に。注意書きを。
あくまで個人の感想です。
その個人がどんな人間かというと、趣味で物書きをしている若造です。
いい話は嫌いです。口は辛口です。
うろ覚えのところもあるので、ごめんなさいね。(なお、タイトル不明・曖昧のも多し)
以上を踏まえたうえで、以下をお読みになるなら、お読みください。
1.劇団Tempa 「自由な女神」
あらすじ。産婦人科に居合わせた二人の橋本さん。年は一回りくらい違う。ひとりは、不妊治療に来ており、待望の妊娠を迎える。すると、「一緒ですね」と、若い橋本さんも妊娠していることが分かった。しかし、高齢の橋本さんは出産には至らなかった。それを最後に、ベビーシッターなど、子どもと関わる仕事につくことにしていた。あるとき、新しい職場は、若かった橋本さんの家になった。若い橋本さんは、生きていることを望まれぬ子を育てていた。
妊娠、中絶の話でした。生まれてくる命は、生まれてくる場所を選べないんだなぁ、という話でした。
まあまあ、面白かったです。構成もよかったです。
ただこういう話は、個人的にあまり興味がなかったというだけのこと。
2.黄金山アタック 「水女(ソナタ)」
あらすじ。女を探している男は、女によく似た男に出会う。女は帰ってこなかった息子によく似た男に出会う。
どちらもそして、どちらでもないという。男女は相手には出会えず、そして・・・一瞬の出会い。
という、一瞬の出会い、すれ違い、というお話でした。
20分くらいがちょうどいいですかね。うん、そういう話ですか。という感じでした。構成はよかったですが、お話の題材があんまり面白くなかったです。
3.中凹分離帯 「土竜」
あらすじ。駅にやってきた女は、待っていた男に楽しそうにこれからのことを話す。
ところが男は女のことなど知らないという。男は、自分がどこに行こうとしているのかわからずにいた。
男は、かりそめに女の探していた男として、列車に乗る。「女に愛される男はなんと幸せだろう」
そう言って、男は眠ってしまった女の元を離れる。男は、それから・・・。
女は目が覚めると、男に出会い、そして、東京に行くの、と笑った。
という話でした。またこの展開かよ、と思ったことは許してください。着物姿で、時代を感じさせる言葉遣いが印象的でした。幸せになろうとする人たちの行動に好感が持てました。・・・が、まあまあでした。
4.劇団雨蛙 「(忘れました・・・)」
あらすじ。姉妹はよく似ていて、小学校でも中学校でも同じ人を好きになった。高校受験。同じ判定だったのに、ひとりは落ちて、ひとりは受かった。好きな子が変わった。
落ちたひとりの彼氏は、帰ってこない彼女を不安に思っていた。どこにいったんだろう。
受かったひとりは落ちたひとりの真似ばかりして生きていた。だから、昔捕まえて洗剤の箱に閉じ込めた蛙が死んだように、生き方を知らなかった。合コンで知り合った男とセックスして、HIVに感染った。そして、死んだ。
彼氏のところに帰ってきた彼女は言う。「あいつが、死んじゃったんだよ」
言葉のリズムが良くて、言葉が音楽のように流れていきました。審査員の人が「ふたりのユニゾンが相当の練習量ですね」と言っていましたが、台本としてもよかったんじゃないの? って思いました。結構好きでした。
5.あばらやん 「メルトダウン」
あらすじ。酔ったまま目が覚めると、ひとりはたばこを吸っていて、ひとりはトイレで寝ていて、ひとりは目が覚めた。暑い部屋。あれ、麻雀やってたんだっけ? 3人しかいないけど・・・。あれ? コウちゃんは?
というお話でした。最初の5分がまったく面白くなかった。ネットネタを盛り込んでも冷めるだけでした。後半が割と面白かっただけに、前半がもったいなかったな、と。面白かったといっても、役者の力が大きかったかな、と思いました。両端のふたりが上手かったです。
6.劇団もののふ 「(忘れました・・・)」
あらすじ。生活保護の男の、内縁の妻は役所に来ていた。男がいなくなったのだ。担当の男は言う。「立川の本当の奥さんのところじゃないですか?」 ・・・本当の妻? 内縁の妻は動揺する。役所の担当は言う。あんなダメな男、捨てて、私と付き合ってもらえませんか、って。内縁の妻は立川に男を迎えに行く。役所の担当は、「もうダメだと思ったら、ここに戻ってきてください。待ってますから」と言い、・・・・・・内縁の妻は、やがてやってくる。メールが来たのだ。離婚できた、と。役所の担当は、言う。「本当に分かれてたらいいんだが」
女はダメな男に好かれるって、よくある話ですよね。よくわからんタバコ吸って肩肘張って街を歩いてるやつによく彼女がいるの法則(笑)。そんな話でした。構成がピカイチ。面白かったです。
7.広島夢境夜会 「(忘れました・・・)」
あらすじ。どこか。二人が遊んでいる。そこに現れた女は子どもを置いて死のうとしていた。二人は死んだ子ども。夫は不倫に走り、お前なんか死んでしまえといい、暴力をふるう。そんなところで生きていて、ママは幸せなの? 死んだ二人の子どもは対立する意見を持った。でもさ、赤ちゃんのこと、考えてないじゃない。自分勝手だよ。と、一人は言う。笑い話にしてしまったらいい。三流のドラマみたいな笑い話さ。元気づけられた女は帰っていく。
というお話でした。また、この手の話かよ、と思ったのは(ry
なぜか評価が高かったですが、これは嫌いでした。面白くない。命の大切さみたいなその、伝えたい言葉を一つのセリフとして言ってしまっているように感じました。それなら、20分もお芝居しなくていいじゃん。20分やってまで伝えたかったことなの? という印象でした。役者さんは上手でした。
8.天辺塔宇宙支部SF千歳飴 「バイバイ」
あらすじ。カブトムシは交尾すると3日くらいで死んでしまう。オスの角を切り落とすと、願い事が叶うという。生まれ変わって人間になったら、また会おうね、と約束した。ふたりは生まれ変わり、再び出会う。女は角の生えた女になっていて、覚えていたけれど、男は全部を忘れていた。角を持っていたから覚えていてしまったんだ。角を切って。そう言って、女は角を切ってもらう。また会おうぜ。そう言って、ふたりは別れる・・・けれど、バイクの後ろには彼女が!
というお話でした。こてこての演技でコメディタッチなお話でしたが、海岸で交わされたセリフが印象的で おお、と思ったのですが、残念なことに、忘れてしまいました。もったいない・・・。ただ、笑わせて油断させておいて、テーマにつながるような話をふっかけてくるようなところは、すごく好みでした。ただ、今年しか通用しない、そういう類のものでした。その時流行った流行の曲とかそういうものをバンバン取り込んだ漫画とか、ありますよね。演劇をどう思っているかなんだと思います。文学的な芸術ととらえるか、今日楽しめるようなエンターテイメントととらえるか。ただ、個人的には、やっぱり見るんだったら、ただただ絶望的にシリアスなだけよりは、こういうほうが見ていて楽しいなぁって思うのです。テーマもよかったように思っていましたが、忘れました・・・(マジ残念)。好みは分かれる感じなので、票を取ったのは、役者の力だと思いますけれどね。
9.あぶりサーモン 「帰り道」
あらすじ。下校クラブの小学生ふたりは、寄り道せずに下校する。女の子は学校に行きたくないという。学校に行ったり帰ったりするたびに、ドキドキして、行ったり帰ったりしたくなくなるんだという。そう、恋! 男の子は、君がいないと給食がおいしくないって言う。女の子はそれを聞いて、まあ、続きは明日考えることにする。って言って、帰っていく。
というお話でした。小学生を大人の視点から見ると、シュールww という感じのお話でした。ちょっと、なんだろう。シュールにしてはシュールさが足りなかったなぁ、という感じで、テーマとしては小学生は遠いので、共感はできず。というちょっと中途半端にどちらにもなれなかった感じでした。ほのぼの系? もうちょっと短ったほうがよかったのかな、と思いました。嫌いじゃないけど、面白くもなかった、という感じでした。
10.劇団Hamachi主義 「チーズ」
あらすじ。去年集まったメンバーで今年も集まろうということになった。中年の頃。まだ男女がひとりとひとり集まったところ。去年撮った写真に、去年いなかったはずの男がいた。男はその女にしか見えない形で部屋に現れる。男は何を伝えたかったのか。
というお話でした。面白くなかった・・・。伏線が張られてないのに、突然それを問題にして、突然解決した感じで、面白くなかったです。
・・・・・・・・・・・・・・・
えー、全体で5時間くらいの公演でしたが、思ったこと。
なんでみなさんそんなに妊娠とか中絶とか、好きなんですかね。しかも、それをダイレクトにもってくるので、見た瞬間にげんなりしてしまいました。なんというか、もうちょっと予想できない展開だとか、グサッと刺さってくるものというか、小骨がのどに引っかかるというか、そういうものがみたいなぁ、と思いました。
役者さんはめっちゃお上手でした。作家不足、を感じました。
演劇団じゃとてもかなわないね^^;
公演の企画としては、同じようなのがかぶりすぎてて、観ててだんだんしんどくなるので、もうちょっとバリエーションがあったほうがいいなぁ、と思いましたが、まあ、どうしようもないんですかね ~ω~;
その辺りは、演劇団の大学祭の企画のほうが面白いですね。今年もやるみたいですよ(ステマ)。
ただ、こちらは例年練習不足なんだとか(ハッパ)。
おわり。
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