1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

にょきにょき

なかまくらです。

文化祭の実行委員の生徒から、もらったラディッシュ栽培キットを開封してみました。

元気に育っています。

収穫時期がよくわからないのですが、元気に育っています。






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ニコニコ動画が復旧中です。

なかまくらです。

長らくお世話になっているニコニコ動画という動画サイトがあるのですが、

こちらが、大規模なサイバー攻撃を受けて、

システムを復旧中、とのことで、動画を楽しむ生活から、

1週間ほど切り離されています。

いいえ、動画を見るだけなら、Youtubeでもよいのですが、

ニコニコ動画の最大の特徴として、見ている動画の前面に、

視聴者がコメントを書き込めるという機能がありまして、

アニメを見ていても、そのアニメの原作勢(注:原作を先に読破している方々)

が、アニメの尺の問題でカットされた説明などを補足してくれたり、

まあ、いろいろと楽しみ方が増えるわけです。

それがないと、世界とつながっている気がしなくて、ただただ見ていても、

味気ない気がしてしまうのですね。

そんなわけで、復旧を待ち望んでいるのでした。






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文化祭、終わりました!

なかまくらです。

今年度も文化祭をなんとか乗り越えました!

3年目。

良くなったところと、全然良くなっていないところがある文化祭運営です。

良くなったところは、ごみの削減、展示のバリエーションが増えたことなどです。

良くなっていないところは、残業時間が減らないことです。

今年度も5月の31連勤、202時間のサービス残業と、6月の毎日午前様の残業によって、

当日までこぎつける凄まじい日々でした。

これは、仕事を割り振る能力が不足していることからくるのだと思うのですが、

なかなかどうして、難しい。

お願いしたことに対して、こちら側がどれくらい責任を持つべきなのか、

その塩梅がわからないのですよね。

その仕事をしてくれなかったときに、どれくらい最後に帳尻を合わせる仕事を

するべきなのか、・・・うーーむ。難しいところです。


一方で、運営してくれた生徒たちは、すごく良い経験になったようで、

終わった瞬間、涙に目を潤ませている様子でした。

その経験のために、頑張った半年間でした。





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【小説】少しだけ

なかまくらです。

最近、「カメラを止めるな!」の上田監督のショートムービーを見ました。

それで、ああ、こういうの、あるなあ、と思って、

私も試しに書いてみることにしました。

まあ、こういうのは、なんかこういう感じですよね、という何かだなぁと。

そんなわけですが、どうぞ。

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「少しだけ」

                           作・なかまくら
「半分、出せるか?」 父は言った。
補助輪のついていない自転車を、離さないでね、と懸命な私に、父は言った。
「半分は、自分で頑張らないと、できるようにはならないさ。初めから100%じゃなくていい。でも、50%の頑張りは、するんだよ」
私は、そんなに頑張れる子には育たなかった。受験も大変で、私立大学の高い学費を無理して工面してもらうことになった。けれども、私は頑張れなくて、留年もしてしまう。悪い友人に誘われて、遊びが忙しく、単位を落としてしまったのだ。
父と母、それから私。家族会議が開かれた。
「半分、出せるか?」 父は、じっと考えてから、そう言った。
「うん」 私は、答えた。
翌年、私は晴れて大学を卒業し、会社員になった。仕事は大変で、思うようには進まなかった。もっと頑張れ、と叱咤激励される古い風土のある会社だな、と耐えるための呟きをSNSに散らかして、なんとかやり過ごしていた。
そんなある日、父が倒れた。病院に駆けつけると、母がいた。一命はとりとめたが、今までのようには働けないだろう、ということだった。
「・・・半分、出せるよ?」 私は言った。
言って、思った。なんて情けない言葉だったのだろう。どうして、「全部」って言えないのだろう。父もそうだったのだろうか。知らないところで、たくさんの無理をして、この家を支えてくれた父は、どんな気持ちだったのだろうか。
私の長い沈黙を待って、母は言った。
「あなたの人生だもの。全部、あなたのために使っていいのよ。」
「でも・・・」 そう言う私に、
「でも、そうね・・・。じゃあ、少しだけ、お手伝いをお願いしようかしら」
「うん・・・。じゃあ、少しだけ」
私の少しだけの仕送りはそうして始まった。
2日間の休みをもらった後、私は会社に出勤する。同僚の一人一人が違って見えた。頑張ってみようと思った。
今よりも少しだけ、もう少しだけ。





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舞台「文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳」観ました。

なかまくらです。

舞台「文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳」観ました。

漫画「文豪ストレイドッグス」の2.5次元舞台です。

中原は、特異な異能をもっていた。それは、怪物のような何か。

彼は、羊の王なる荒くれ者のボスをしていた。

そこに、ポートマフィアの太宰が現れる。

2人は、まったく気が合わないのだが、

新しいボスのごり押しで、協力して、事件に立ち向かうことになる。

その事件とは、新しいボスが暗殺したはずの、元ボスの映像が出回っていることだった。

この犯人の正体を探るうちに、新しいボスの腹心が裏切者であることが分かる。

彼は、欧州のスパイだったのだ。

彼が起こした事件によって、中原は、自身が人間であるのか、

力の模様としてただ表層に現れた人格であるのかが分からなくなる。

しかし、中原はそれを乗り越えていく。

そして、太宰の思惑はそれをはるかに超え、

中原と太宰はともに、ポートマフィアで働くことになる・・・。


というお話でした。

前作に比べれば、アクションが少し抑えられて、内面を追いかけようとしている感じで、

見やすい作品に仕上がっていました。脚本演出は初めから同じ人なので、

バトルも多かったのは、おそらくファン層の要望なんだろうなと思います。

太宰、中原、新しいボス、その腹心・・・といったそれぞれのキャラクターは、

それぞれいい味を出していて、まあまあ楽しめました。おわり。





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