1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

漢字変換かんたろー

なかまくらです。

私のペンネームは、ずっと「なかまくら」なわけですが、

最近ちょっとどうしよっかなぁーと思っておりまして。

というのも、なんというか、

誰かがお芝居をするときに、使ってくれるとして、

もう少し小説家が名乗っていそうな名前がいいのかなぁと、

そんな風に思うのですが、いかがですかね?

でも、

「中枕」でも「茄窯蔵」でも「中眞暗」でもなんか違うんですよね(笑)。

これが苗字だとして、下の名前があればいいのかな??

中枕太郎だと、まくらたろーさんになっちゃいますね( ̄v ̄;

でも、あんまり無理しないで、普通の名前のほうがいいと思うんですよね。

いいやむしろ、「名嘉 枕」みたいに、「名嘉」を苗字にしちゃうとか。

ああ、意外といいかも。

いやそれとも、「麻倉 仲」と、外国人風にしてみたり?

いろいろ考えてはみるものの、まあ、なんか、考えてはいるのですけどね。

外向きの名前というのがあったらいいねっていうことなんです。





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演劇鑑賞 in 浜北

なかまくらです。

浜北文化センターに高校生の演劇の大会を観に行ってきました。

午後からお仕事でしたので、最初の3校だけ。

最初に、全体の感想を言わせてもらうと、

なぜ、こんなにみんな幸せになれないのか(笑)。

ということです。

なんでそんなにバッドエンド好きなの?(バッドじゃないのもあったけど)

なんだろう。もっと未来って楽しいしワクワクするものだと思う。

でも、3本の創作劇から見えてくる現代の高校生がもっている未来像が、

なんとなく、そういう閉塞した感じなのかなぁって、

そんな風に見えて、ちょっと哀しくなりました(笑)。


さて、それぞれについて、ちょっと感想。



磐田東高校『語り継ぐこと』

認知症の和子のおばあちゃん。和子と同級生の2人は、学校で出たレポートを書くために、戦争の話をおばあちゃんに聞くことにする。以前は話してくれなかった話を、おばあちゃんは3人に語って聞かせてくれる。その中で、和子の、自分を忘れてしまったおばあちゃんへの気持ちが変化していく。また、おばあちゃんの生きた命の尊さを3人が感じる。というお話。

昨年(だったかな?)、キャラメルボックスさんの「広くて素敵な宇宙じゃないか」を観たように思います。その時から、磐田東高校は上手だな、と思っていましたが、今回も良いお芝居が観れました。伝えたいことと物語とのバランスが良く、地に足の着いた脚本、そしてそれを支える役者さんの演技力であったと思いました。まず、なぜ、この題材を選んだのだろう、ということです。こういうことを調べたい、伝えたいという高校生がいることは素敵なことだなぁと思いますね。だって、暗くなるじゃないですか、観ていてさ。それでもやろうっていうのだから、それがいい。それから、場転の切り替わりのスムーズさと3人の高校生が話すシーンの立ち位置のうまさが良く出ていたと思います。3人のそれぞれの関係性も見えて面白かったです。主人公の和子の子は、声に芯があっていいですね。それから、眼鏡のおとなしい子。彼女は、目立たないけど、3人のまとめ役的な感じがして、最優秀助演賞って感じでした。いいね。あとは、おばあちゃん役の子が凄く頑張っていました。殆どずっと出てた感じでした。うん。さて一方で、最後が非常に教訓的に終わったこと、3人が一生懸命に歴史を調べようとしている動機が伝わってこなかったこと、おばあちゃんの「一番いけないことは・・・」と云った言葉が借りものであったことは残念でした。特に、最後のはいただけないなぁと思います。物書きである以上、表現者である以上、それだけはやってはいけないことなんですよね。知っている人が聞いたら、ああ、これは何かを真似して書いた作品なんだねって、作品全体を否定されてしまう。言葉だけは、自分の中から込み上げてきたものを使わないといけない。それを守ってやってほしいと思いますね。




掛川西高校『ノンフィクション-MIRAI-』

高校受験に失敗した「僕」。変な巫女さんに導かれて、変な場所にやってくる。そこでは、人生に失敗した人たちが集まっていた。昔売れた子役、腕を怪我したギタリスト、女装した父親、宇宙人、カモにされたひきこもりなど。彼らの失敗談を聞き、「僕」は、元気を取り戻すのだが・・・。というお話。

登場人物が、やや多かったかな、と感じました。全員がメインの話を持っているならば、その他の役で、その想いが反映されて物語全体が盛り上がってほしいと思います。時間がギリギリ(セーフ?アウト?)だったけれども、同じくらいの盛り上がりが繰り返されていくのが残念でした。だから、最後が唐突に感じられてしまうのだと思うのです。もっと、作者さんに想いがあるのならば、それを登場人物それぞれに言わせていかないといけなかったんじゃないかなって思いますね。ただ、いろんなジャンルの物語を書けるところは感心しました。そのフットワークを活かしていろいろ書いてみてほしいですね。演技は、それぞれの役をうまくこなして役者さんは、よく練習しているな、と思いました。子役の人と、ギタリストさんは少し動きが硬い感じがしましたが、舞台をよく動き回っていました。ただ、全体的に立ち位置が曖昧で、後ろのコロスもコントロールできてない感じがしました。うん。ところで、彼らはどんな感じで、彼を見ていたのでしょうか。それぞれの自己紹介をしているとき、彼らはどんな思いだったんでしょうか。未来は決められていて、抗えないのだという結末は、作者さんの今の思いなのでしょうし、必ずしも、ハッピーエンドである必要はないのでしょうが、60分観たことが結末を納得させる物語として、はたらくべきだと思いました。




浜松西高校『Stay zone ~捨て依存~』

クドコ教の信者たちの集会所。男子禁制のその場所に、イトウなる男が紛れ込んでくる。最初は遠巻きにしていた信者たちであったが、次第にイトウの境遇に惹かれていくのだが・・・。というお話。

まず、始まってすぐに、大道具に驚きました。ちゃんと部屋になっている! わずか30分くらいの間にパネルの搬入から連結、そして小道具を並べて・・・。見事なチームワークだと思います。そして、お芝居は、ちょっと高校生よりも、大学生くらいが好んでやりそうなお芝居だなぁと感じました。若干の背伸び(?)を感じるものでした。序盤のダンスがキレキレだったところで、目を瞠(みは)り、そして、絶えず笑いを挟み込みながら進む物語と巧妙な掛け合いが、お芝居を観ている時間を短く感じさせました。あと、教祖様、印象悪すぎ!(いい意味で)。あっという間でした。ただ、ちょっとラストシーンが何故ああなったのかな、という印象が残りました。なおちゃんの何が悪かったのか。そして、ししょーの何が悪かったのだろうと、おもわずにはいられません。ししょーが何かを犠牲にするのを拒んだから、ああいう結末になったのかな? 何かを犠牲にして、何かを得るのだとしたら、ししょーが得たものはなんだろう? イトウさんと過ごしたことなのかな?うーん、なんだろう?と思いました。それをラストにああいう大きな感情のうねりとしてもってくるにしては、途中のししょーへの追及が足りないんじゃないかなって思いました。





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湯呑み

こんにちは、なかまくらです。

湯呑みを買いました。ちょっと趣ある感じの。
湯呑みと言いつつ、お茶を飲みます。

美味しい。贅沢なことだ。

静岡県民たるもの、みんな急須をもっていますよね?





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伝わらぬものです。

なかまくらです。

上手くいかない。失敗というやつです。

仕事で電話をね、したんですよ。

そんなつもりは全くなかったのですが、

そういう風には受け取られなかったみたいで、ちょっとしたトラブルに。

嫌な思いをさせてしまいました・・・。

電話っていうのは、難しいものです。

直接話せば、絶対に分かり合えるはずなのにね。





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【台本】ブツゾン

なかまくらです。

コント? です。こういうのが、もっと上手になりたいですね。






「ブツゾン」
                  作・なかまくら
                  2015.9.24



A「よいしょっと・・・、おい、しっかり持てって」
B「おお」
A「足ズッテルやないかい!」
B「まあな」
A「ほめてないわ」
B「(足を上下に動かす)」
A「喜びの表現をやめてくれ」


A「おし、そしたら、立てるぞ」
B「せーの!」

立った。

A「立つもんだな」
B「案外ね」
A「あー、これ、重かったわ」
B「仏像だからね」
A「重要だからな」
B「・・・」
A「漬物石にしなくていいから」
B「これどうするの」
A「なんも知らへんのな。これな、高く売れるんやで」
B「へぇ~、罰当たりだね」
A「・・・そういうこと言うなよ」

しばし、仏像と目が合う。

A「まった、今完全に目があっちまった!」
B「みつめあーったー、ときーからー♪」
A「うーわ、これ、うーわ!」
B「津波の様な、恋だとは~♪」
A「仏像とそんな恋してたまるか!」
B「ぼくはしにましぇん!」
A「仏像いきてないわ!」
B「本当にそうかな・・・?」
A「うっ・・・、」
B「どうする・・・」
A「ちゃうわ。アイフルじゃああるまいに」
B「チワワのように見えてきただろう~??」
A「チワワみたいな仏像にご利益ないわ」
B「じゃあ、戻してくる?」
A「だから、チワワじゃないやん、どうみても」
B「あ、いま、開眼した」
A「は?」
B「いま、ぶっちゃん、開眼してたわ」
A「仏像の事、ぶっちゃんって呼ぶのやめてくれるかな」
B「ぶっちゃけ、こいつちょっと怖いよね。ぶっちゃんって感じじゃないもんね」
A「そういうことじゃなくて」

・・・

A「あー、なんかお前が変なこと言うから、こわなってきたわ」
B「・・・」
A「ほめてないから。喜び表現しなくていいから! あー、電話やわ。ちょっと、見てて」

・・・

仏「・・・」
B「・・・こしょこしょこしょこしょ」
仏「うっひゃっひゃっひゃ・・・」
B「おい、ぶっちゃん」
仏「・・・・・・」
B「まあ、聞こえてるんだろ? 聞けよ」
仏「・・・」
B「お前は覚えてないだろうけどさ、ぶっちゃん、俺と同じ小学校だったろ。3年3組蒼梧先生が担任で。で、ぶっちゃんは、いじめっ子で、俺はいじめられっこだった」
仏「・・・ふぅー」
B「昔から、ぶっちゃんの顔は仏そっくりだった。仏顔でいじめてくるんだもんなぁ・・・参ったよ。いや、初詣は一度も行ってない。違うか」
仏「馬場辺(ばばべ)か、お前」
B「そうだよ、ぶっちゃん」
仏「まさか、お前が昨今の仏像の盗難に関わってるとはな・・・」
B「ぶっちゃんは、警察官かなにか?」
仏「・・・いや、ただのコスプレだ」
B「これ、ただのコスプレなの!? どうりで、クオリティ低いと思った!」
仏「・・・なんで、盗んだんだよ」
B「あいつ、よくわからないやつなんだ」
仏「俺は、通報するぞ」
B「・・・」

A「やー、参ったよ。先輩、今日取りに来れないって! こんばんは仏像と川の字で寝るしかないか」
B「荒木」
A「あん?」
B「これ、仏像」
A「そうだよ」
B「これ、仏像(こぶしを握って)」
A「ん?」
B「ぶつぞう!」
A「何言ってんだよお前、」

ぶっちゃんに、後ろから殴られる。

A「なん・・・マンダブ」

B「ぶっちゃん」
仏「じゃあな」
B「(2礼2拍)」
仏「ばか、それは、神社だ」


おしまい。







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