1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「ゴッホ ~最後の手紙~」観ました。

なかまくらです。

「ゴッホ ~最後の手紙~」観ました。

あんまり私の趣味的には観ない感じの映画ですが、

Twitterで、知り合いが絶賛していたので、観てみようかと。

どんな話かと言いますと、ゴッホが自殺する直前に、弟テオに宛てた手紙を

どうすべきか、郵便局に勤めるジョセフ・ルーランは考えていた。

テオに宛てて送っても、行く先知らずで帰ってきてしまうのだ。

そこで喧嘩ばかりしている愚息のアルマンに直接届けさせようとする。

ところが、テオもまた亡くなっていた。

では、誰にこの手紙は渡せばいいのか。誰に渡すべき手紙なのか。

アルマンは、その街で暮らしていたゴッホという人物について、聞いて回ることになる。

アルマンにとって、それは手紙を渡すだけのおつかいではなく、

ゴッホは何故自殺してしまったのか、その真相を突き止めることは、

やるべきことになっていた。

最後には、彼のカウンセリングをしていたガジェ医師に渡し、彼は自分探しの旅に出る。

そんなお話でした。

なによりすごいのは、この映画が、2/3くらいのシーンにおいて、

油絵のアニメーションで出来ていることです。

 ↓ こんな感じ



回想シーンは、実写を若干、油絵風に加工してありました。

そう、油絵風のアニメーションではなくて、油絵のアニメーションなんですね。

100人以上の画家が6万2450枚の絵を買いたそうです。ひえぇ・・・。

しかもゴッホ風。

・・・で、感想なのですが、とにかく勉強不足でした!

もっとちゃんとゴッホの有名な絵って、これとこれとこれと・・・

みたいな感じで知っていれば、それがそのまま動き出すことに感動した気がします。

あとは、この映画は字幕じゃなくて吹き替えで観るべき。

観るところが多すぎて、字幕を追ってる場合じゃない。

すべてのシーン、すべてのアクションがが絵画で、

もう、どこに目をやっていいのか分からない^^!

そんな感じになりました。上映時間はちょっと短めの90分くらいで、

短めで良かった^^; という感じでした。

ストーリーはちょっとよく分からないところが多かったなぁ、という印象でした。

一番気になってしまったのが、アルマンは乗り気じゃない感じで手紙を出しに行ったのに、

妙に乗り気で手紙を渡す相手を探し始めたことです。

うーーん、それが最後まで気になってしまいました。

ただ、最後のガシェ医師との対話のシーンは絵もすごく気合いが入って、

そこは感服いたしました。


という感じでした。これから観る方には、

①ゴッホの絵を予習する  ②吹き替えで観る

を推奨します。






拍手[0回]

片付け続けるという、エントロピーとの戦い

なかまくらです。

なんだか、最近、毎日片付けしています。

片付け続けていて、仕事が進まない^^苦笑

こんなに片付けているのに、何故、片付けは終わらないのか。


私はそこに、おそるべき事実を発見するのでした。

それは、規則正しい形というものが常に変化しているということです。

つまり、規則正しい形に(例えば、それが球であるとして)作り替えて仕事を終える。

ところが、翌日にはそれが立方体でないことに不満を抱き、立方体に作り替える仕事を始める。

こういうことをしているんじゃないかっていう、そういうことに気付いたわけです。


片付けている理由としては、異動がある仕事だと言うことです。

この道一筋・・・などと言いつつも、やることがどんどん変わっていく仕事なんですよ。

管理職との面談も終わり、いよいよそれについて考えないといけないときが、

近づいてきているな・・・と、思うわけですが、

こちらの心配が全然伝わっていかない。何故だろう・・・?

このまま進んでいったら大変なことが起こりますよ、

ということが何故分からないのでしょう。

無責任に見えてしまうのは、私が無知なだけなのでしょうかね。

大変な思いをするのは、何も知らない先生と、知らない間に決まってしまう子ども達。

それは避けてやりたい、それが最後に私に出来ること・・・

・・・だと信じて仕事をするわけですが、まあ、それも片付けの一環なのです。

片付けて、整理して、使いやすくして、新品の家みたいになってれば、いいね。


そんなことを考えつつ、引っ越ししやすいように、広げたものをまとめたりしています。

ものも、仕事も。





拍手[1回]

貯蔵量の問題

なかまくらです。

大掃除は年末で終わりましたか??

実は私、まだやってます^^ぇ

掃除はしましたが、片付けをしていないんですね。

伊豆の住まいも3年目が終わろうとしているわけで、

あと2年くらいで引っ越しかな~~なんて、

考えてみると、押し入れ、片付けた方がいいんじゃないかと。

少なくともやるべきことは、「異動です!」と言われた瞬間に、

ほら来た! ほい来た! とばかりに、

1週間以内に、新居探して、荷物まとめて、飛んでいけるような準備、

これが必要なんじゃないかと。

・・・で、そう考えると、私、伊豆に来て、

また随分といろんなものを持ってしまったなぁと。

そう思ったわけです。

まあ、実験道具を収めた段ボールが5箱あるのは仕方ないとして(!?)、

それ以外のものをどうするか、ですよねぇ。

で、こうやって改めて、眺めてみると、なんか、すげえな、と思うわけです。

なんというか、もう食料以外何も買わなくともしばらく生きていけそうな充実っぷり。

洗剤も、シャンプーも予備のやつを買ってあるし、

タオルもなんかすごい沢山ある(なんだかんだもらいますからね)。

Yシャツの新しいのもまだストックがある。修正テープの予備もあるし、

ボールペンの替え芯だって、30本くらいある(ありすぎ)

サラダ油もボトル3本あるし、乾燥パセリもケチャップも開けてないのが1本ずつある。

なんということだ・・・。

つまり、無計画!!

・・・そういうことなんですわ。

で、某知人が、私の押し入れをみて、一言。「服・・・多っ!?」

確かに・・・見て見ぬふりしていた感は否めない。

いいや、これを機会にちゃんと現実を直視するべきなんだ・・・、

というわけで、リストにしてみることにした結果が以下の通りです。


スーツ(冬)用 下着 シャツ      7
           ももひき     6
        Yシャツ        10
スーツ(夏)用 下着 シャツ(メッシュ)8
           シャツ(綿)   6
           ももひき     8
        Yシャツ         6

スーツ(夏・冬)用上着(コートなど)  6

ジャージ上下セット           5

ジャージ長ズボン            2
ジャージ短ズボン            3
ポロシャツ等、運動着(上)       7              

合計                 74着

・・・うん、まあ、ここまでは仕方ないんですよ、ええ。

だって、これで仕事してるわけですからね。うん。商売道具ですから。

ジャージが多いのは、前に受け持っていたのが運動部でしたから、

夏用、冬用って考えたらね、ね!


夏部屋着(上)             7
    (下)             3
    (セット)           1
冬部屋着(セット)           4

夏Tシャツ(私服)           10
 ボタンシャツ(私服)         4

冬Tシャツ(私服)           10
 ボタンシャツ(私服)         5
 セーター(私服)           4

上着(夏・冬)(私服)         7

長ズボン(私服)            8


合計                 63着

なはーーーーーーーーーーーー!!

そう、私、そんなに服もってたのね!?

というくらい、服持っていました。

ちなみに、覚えている範囲では、

2017年は(下着とかは別にして)6着買った気がします(汗)。

そもそも、年間に休みが50日くらいしかないわけですから、

60着もあったら、1着、1回ずつくらいしか着ないわけじゃないですか。

そうすると、服は傷まないから、ますます長持ちすることに。

あれ、これ、もう、向こう10年くらい、服買わなくてもいいんじゃないか(苦笑)

という気づきが生まれてきます。

ここで問題は、あれですよ。引っ越しを乗り越えられるかどうか。

つまり、貯蔵量の話。

消防では、貯蔵量とは、今、何L溜まっているっていう話ではなくて、

最大で何Lまで溜められるかを表す言葉なんですね。

すなわち、この服を持ち続けられるのならば、

服はもう買わなくてもいいよーってことになるわけですね^^!

いわゆる飽和状態というやつですわ(とりあえず、季節別にちゃんと分けてみた↓)。



・・・実は、カバンが同じような状況にあるのですが、それはまた、

・・・・・・別の機会に!





拍手[0回]

MとRとIの体験

なかまくらです。

昨日、生まれて(たぶん)初めて、MRIを体験しました。

MRIとは、マグネティック・・・・なんちゃら・・・

・・・えー、(ごほん)。magnetic resonance imagingの略です。

日本語で言うと、核磁気共鳴画像法というそうです。

wikipediaでざっと読んだところによるとその原理は、

体内の水分・・・すなわち水に含まれる水素原子、

その原子核は核スピンという状態にあって、磁石の性質を持っている。

この核スピンの方向は、通常、ばらばらであるが、

外から強い磁場をかけることによって向きが揃う。

ところが、磁場をかけることを止めると、次第に元のばらばらの状態に戻っていく。

この、ばらばらに戻っていく時間というのは、その原子の置かれた状態によって

異なるそうです。

これを利用して、画像を作り出しているそうです(つまりよく分からな・・・

履歴曲線みたいな感じになるのかなぁと、勝手な推測しか出来ませんが、

まーなんといいますか、人類の進歩ってすごいな、と思いましたね。

原子がその存在を証明されたのは、まだ100年ちょっと前の話ですね。

原子の存在を決定づけた人物は、みなさん、名前だけは聞いたことがあるあの人・・・

そう、アインシュタインなんですね。この人、どんだけ天才なんだ・・・!

と思いますね。アインシュタインは、光電効果、相対性理論で有名ですが、

ブラウン運動という(たぶんしれっと中学理科あたりで習っている)現象を説明したのです。

それから、100年で、原子の核スピンを利用して、脳内をスキャンする・・・

なんて、人間ってすげえな、と思いますね。

100年後なんて全く想像が付かないのかも?


・・・さて、話はだいぶ脱線しましたが、MRIを受けた話です。

事の発端は、木曜日の夜。

いつものように、職員室で残って仕事をしていると、

・・・不意に左耳が詰まったような感じになって、変な感じに。

しかも、1時間くらいしても、改善しない・・・。

私の頭の中をよぎるのは、「突発性難聴?」という言葉。

いや、でも、普通に聞こえるんだよなぁ・・・。

と、思いつつ、その日は、いそいそと帰宅。寝るまで結局そのままでした。

8時間ほど睡眠をとって、翌日。

朝からやっぱりヘン!

左耳が奥に押される感じ。右耳は逆に出っ張る感じ。そして、めまい。

ううーーん、これはいよいよヤバいなぁ、と思ったので、

午前中だけ授業をして、午後から耳鼻科へ。

聴力検査、それから、目の動きなんかも見てもらいまして、

結果・・・異常なし!

異常なしですって!? こんだけ、ヘンなのに?!

ともかく、耳に異常は見られないと。

一応、血流を良くする薬と、めまい止めの薬をもらいました。

1週間後に良くならないようならば、もう一度おいで、ということで。

ところが、翌日、すなわち昨日。

仕事をしていると、どうも、左耳の上の方がどうも鈍痛がある。

まあ、頭痛なんだといえば、それまでなのかもしれませんが、

耳との関係性があるような気がしてならない・・・、

というわけで、2日連続で、思い切って早退!

今度は脳神経外科へ。

MRIを取ってもらったわけです(やっとここまできた)。

・・・それで、結果なんですが、異常なし!

ははーー・・・異常なしっすか・・・。

ううーーん、まあ、ひと安心というか、

どうするかな、うん、ちょっと疲れが出たのかな??

というわけで、週末はとりあえず、ゆっくり休んでみることにします。

おわり。





拍手[0回]

「ミックス。」観ました。

なかまくらです。



「ミックス。」観ました。

公開期間たぶんギリギリ・・・!

これはあれですね、年末年始の「逃げ恥」の再放送ガッキーで、

もうひとブーム来るやろ!! と、睨んだ映画館の館長さんの慧眼ですね、きっと。

そんなわけで、ガッキーと瑛太が卓球のミックスダブルスで戦うよ!

あらすじ

多満子の母はかつて卓球で日の丸を背負って戦った。

フラワー卓球クラブでは、その娘、多満子が毎日鬼のしごきを受けていた。

高校生になった頃、母は他界する。

それと同時に、多満子は嫌いだった卓球を放り出し、

jkライフを満喫し、普通にOLになった。

ところが、その会社の実業団チームにイケメンの卓球青年・江島くんが入社してくる。

江島くんは、不器用な多満子に積極的にアプローチをして、いとも簡単に恋仲になった。

ところがどっこい! 江島の後輩・小悪魔系卓球女子の小笠原が入社し、

多満子は江島くんを奪われてしまうのだった。

そのショックから、多満子は退社。田舎の実家に帰ることになった。

そして、わけあって、フラワー卓球クラブのコーチをやることに。

萩原は、ボクサーだったが、目の怪我から引退。どの仕事も長続きせず、

職を転々としている間に、妻子を奪われた。妻の連れ子と卓球をするために、

フラワー卓球クラブにやってきたのだった。

クラブの経営を立て直すために、クラブのメンバーは大会で結果を残そうとする。

男女ミックスで行われるミックスダブルスが、穴場と狙って出場した。

人生に挫折したふたりの行く末は!?

みたいな感じでした。


うん!

めっちゃベタ。そして、普通に面白かったです。

これは観て良かった。主演の2人も良いですが、脇役も実にはまり役。

広末涼子がナイス脇役賞ですわ。あと、蒼井優のエセ中国人すげえ!

料理の出し方が雑ww

あとは、敵役の江島くんと対決するシーン、いいですね。そこまでの展開でも、

江島くんはいいヒールを演じてくれていました。

ラストの結果もなんというか、そうだよね。と言う感じで ◎

あとは、場所の設定が上手いですね。中華料理屋がクラブの集会所のように

使われていて、そういう、セミパブリックな空間をひとつ用意できると、

話は展開しやすいし、いい装置立て。

燃えるし、ホロリとくるし、頑張ろうってなるし、いい映画ですよ。

オススメです。





拍手[0回]

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7
8 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

アーカイブ

フリーエリア

ブクログ



ブログ内検索

コメント

[11/24 なかまくら]
[11/18 きょうとのせんぱい]
[04/07 なかまくら]