なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)
なかまくらです。修論やっています。
大学院にでも行かないとなかなかできないことですから、この苦しさも貴重な体験でしょう(げへへ
さて。修士論文。書くの自体はだいぶ前からやっていますが、結論のところがまだないです。
ただ、間に合わなくなりそうなので、結果をとりあえず並べて書いて、消していく作戦に変更しました。
マルチエンディングシステムとでも言いましょうか。
でも、真実はひとつのはずなのです。科学ですからね。
そいつを突き止められたらいいなぁ・・・という感じです。
現象としてはだいぶいろいろ分かったのですが、最後ひとくくりにしてくれる紐が見つからない感じです・・・
悔しいことに。
例えば、
「水は0℃で氷になる。100℃で水蒸気になる。4℃が一番密度が高い。雪の結晶構造は湿度や温度によって変わる。」
というような具合に、その物質のその現象が変わる条件はいろいろと分かったのです。
しかし、じゃあ、物理的に分子レベルでどうしてそれが起こるのか? というところまで来ると、
その変わる条件を付き合わせてみても、どうも答えが求まらない。
それどころか、こっちの条件を満たすなら、こういうことなんじゃないかってことを、
もう一方が否定しあっていたりする。
じゃあ、どれもに矛盾しない理由を探してみようといろいろ考えてみるのですが、
それを支持してくれる実験結果を出そうとすると、
ところが、その結果はまたソウジャナイヨといってくるわけです。
その結果、いろいろ分かったけど、分かった稲を束ねてバシッと一つにしてくれる理由が見つからないのです。
物理はそれが見つかればもう、面白すぎて踊りだしそうなくらいなものなのですが。
そうだった。
それに惹かれて、私は物理を志したんだったな。
と最近思っているわけなのです。
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