なかまくらです。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」観ました。
今更ですが、感想を書いておこうと思います。
ネタバレも良いよね?
もはや若干うろ覚えになっていますが笑
コロナ禍で、観に行くかも迷ったのですが、
まあ、行くしかないベ? と思い、観てきました。
「Wille(ヴィレ)」の行動によって、サードインパクトは不完全な状態で停止した。
しかし、ほとんどの領域は、人の住めない状態になってしまっていた。
冒頭のシーンでは、その状態からの復旧技術があることが示される。
妨害する使徒もどき。それを退けて、復旧させ、物資を回収するWille。
一方、シンジは、カヲルを失ったショックから、何もする気のない廃人のようになっていた。
そんな彼らが行き着いたのは、第三村であった。
そこは、人が住めるように復旧された場所であった。
そこで生活するかつてのクラスメイト・・・トウジ、ケンスケ、ヒカリ達。
父親となっていたトウジや村を支えるケンスケはシンジにいろんなアプローチをしてくれる。
そして、アスカやレイ(のコピー)の支え。
彼らの優しさに触れ、シンジは、エヴァに再び乗ることを決意する。
そして、父との決着へ向かう。
父はヒトではなくなっていた。
父との対話がようやく実現し、シンジは両親によって、
現実世界へと返されていく。
彼らは、ようやくエヴァの呪縛から解放されるのだった。
・・・というわけで、ついにエヴァンゲリオンが完結しました。
どうせ、今回も終わらないんでしょ?
という思いもあったのですが、いろいろなことに決着をつけてくれる映画となっていました。
エヴァの呪いによって、大人になれないエヴァパイロットのアスカ、シンジたちは、
まるで私たちのようでした。
ちなみに、第三村のモデルは、天竜市二俣のあたりがモデルらしいです。
そして、碇ゲンドウの立場からの独白も入りました。
このあたりはTVシリーズぽく、TVアニメでやりたかったことがようやくできたのでは?
と思いました。
序、破、Qの一挙放送の後、TVシリーズを見直したのですが、
TVの焼き直しだと思っていた「序」「破」でありましたが、
TVシリーズとは別物だなぁと思うに至りました。
そう思って劇場版を観てみると、
一つ一つの行動の機微を追いかけていて、ロボットアニメという印象はなかったのですが、
劇場版では、少し客観的な作品になっていたように思います。
それが、ゲンドウの独白へとつながったのではないかと思います。
そんなわけで、
満足のいく完結作でした。
最後まで作り上げてくれたスタッフに感謝を、伝えたい作品でした。
おわり。