【小説】蟻のせい 小説・戯曲 2021年04月11日 なかまくらです。仕事を片付けようとすると、こんなことばかり思いつくので、困ったものです(笑)。どうぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー蟻のせい 作・なかまくら「敵は本能寺のあり!」光秀あらため、滅秀と拝命した武将は、気づいてしまった。すべての元凶は一匹の蟻である。蟻のつついた小さな穴から、天下の城は綻びるのだ。ところが野心とは取り返しのつかないときに現れるもので、言い間違えたのだ。しかしまあ、蟻も焼けてしまったことなので、黙っていた。 [0回]PR