【小説】蟻のせい
なかまくらです。
仕事を片付けようとすると、こんなことばかり思いつくので、
困ったものです(笑)。
どうぞ
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蟻のせい
作・なかまくら
「敵は本能寺のあり!」光秀あらため、滅秀と拝命した武将は、気づいてしまった。すべての元凶は一匹の蟻である。蟻のつついた小さな穴から、天下の城は綻びるのだ。ところが野心とは取り返しのつかないときに現れるもので、言い間違えたのだ。しかしまあ、蟻も焼けてしまったことなので、黙っていた。
なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)