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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「ゴジラ」観てきました。

なかまくらです。

「ゴジラ」観てきました。




あらすじ

日本の原発が事故を起こした。

従業員だった男は妻を亡くした。原因は地震によるメルトダウンとされ、住民は15年たった今も避難していた。

一人息子のフォードは爆発物処理班として米軍に従軍していた。家庭を持ち、15年前の事故を陰謀だとひとり喚き続ける父に嫌気がさしていた

父が避難区域に入って逮捕されたと大使館から連絡を受け、フォードは日本へ迎えに行く。

日本では、15年前と同じパルスが観測されていた。それは、原発のあった場所を震源としていた。
現場にたどり着いたふたりは、核を食事とし、成長する怪獣と遭遇することになる。かつて地球上が高い放射能濃度に包まれていたときに、放射能を食べて生きていた生物。目覚めた怪獣ムートーはパルス波を球面波として発射し、兵器その他を破壊し尽くし海へと逃走する。
それを追って現れる怪獣、ゴジラ。ドイツの潜水艦ノーチラス号が消息を絶ったとき、ある怪獣が目覚めていた。1950年代に盛んに行われた水爆実験には標的があった。ゴジラ。古代の生態系の頂点に立っていた生物。ハワイで相見えたゴジラとムートー(2体)はアメリカ西海岸で最終決戦を迎えることになる。
人間は、核兵器を用意し、一網打尽にすることを計画するが、あろうことか爆弾は都市の地下に取り残されることになる。時限タイマーの解除に人間は怪獣同士の対決の合間をぬって向かうことになる。

ゴジラは口から青い炎を吐いて、2体のムートーを倒す。そして、海へと帰っていった。


そんな感じのお話。



ハリウッド版のゴジラですが、

私は、vsシリーズになってからの世代なので、

おお、日本のゴジラと同じ展開だ! というのが第一印象。

怪獣が出てきて、で、ゴジラも出てきて、決戦するという展開。

人間がアホなことをしているというのも大体いっしょ。

お約束ですが、ゴジラってそこがいいところだと思うので、とても納得。


一方でつっこみどころも満載!

まあ、怪獣映画につっこんじゃいけないのかもしれませんが(笑)

まず、敵の怪獣は、特徴として電磁パルスで攻撃できるので、

人間の作り出した兵器は一切役に立たないんですが・・・

古代の生物の能力がなんで電磁パルスなんでしょう^^;

案の定、ゴジラとの戦闘では一切使わない(使えない)ため、肉弾戦に!

そして、どうしても卵を産ませたいのは、ここで事態を食い止めないとこの後とんでもないことになる!

と思わせたいからなんでしょうね。前のゴジラもやっぱり出産だったし。

まあ、ゴジラが追いかけてくるのはいいとして、

けっこう不死身の男、フォードくんは、ジュラシックパークで生き残る主人公を彷彿とさせますね。

この辺りは、ハリウッドはお手の物と言うか、迫力があってよかったです。

で、今度はゴジラ側なんですが、

ゴジラ、建物をあまり壊さない。

暴れたりない感じのゴジラに、ちょっとこちらがストレスを感じるくらいです。

あぁ~~ん! もっと、もっと街を壊して~~~(※変態注意)

という感じなんですが、

ビルを避けるゴジラ君。

光線も、ウルトラマンのスペシウム光線みたいに、

決め技みたいになっちゃってるし。もっと、街を火の海にしてほしかった。

ゴジラに救われた! というのを英雄を讃えるように送るのではなく、

圧倒的な自然に飲まれて、

人間のちっぽけさを再確認させてくれるようなラストだったら良かったのになあ。

なんて思っちゃうのは、ゴジラという作品が、やっぱり思い入れのある作品だからなんでしょうね。

2000年以降に日本で作られたゴジラは、造形が気に入らず(目がなんだかつぶらなんです・・・)、

それよりはよっぽど迫力のあるゴジラで良かったなぁとは思いました。

そんなわけで、まあまあ面白かったですが、

なんかもうちょっとって感じでした。

次回作があるみたいなので、次回は、ゴジラにたいする対抗策をもっと人間が練って、

Gフォースみたいなのが結成されているといいなぁ。

そういう、ちょっと今の世界とパラレルな感じも好きなところなので。


おわり。






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