なかまくらです。
最近ちょくちょくと0120~から電話が来ます。
マンションを買いませんか? という電話が多かったわけですが、
今日はなんと、クレジットカードのJCBから。
まあ、うまい話って言うのはどこに転がっているか分からないので、
とりあえず、時間が許すならば、10分は聞いてみようというわけです。
それで、相手にも「10分くらいなら、大丈夫ですよ」と伝える。
1.JCBの場合・・・
今回のJCBは、なにやら、キャンペーンのお知らせでした。
10月までの利用料金が、3万円を越えなければ500円キャッシュバック
5万円を越えたなら、1500円のキャッシュバックとのこと。
ん? なんでわざわざキャッシュバックしてくれるんだろう・・・?
と思っていると、3万円以下を選んだ場合、3万円を越えてしまった分はリボ払いに
自動的に振り返られるということのようです。
振り返られると、年率15%で手数料をJCBに支払うことになり、JCBが儲かる仕組み
・・・なのね。なあるほど。
「じゃあ、5万円以上にとりあえず設定しておいて、5万円に到達しなかったらどうなるんですか?」
と、もうひとつ質問をしてみると、なにやら、曖昧な返事。・・・ん?
「つまり、5万円以上にしておいて、5万円に到達しなかった場合は、キャンペーンの対象に上手くなれなかったということで、特に何もなく終わる、ということでいいんですか?」
と改めて、質問すると、「もう一度言ってください」
あー、これ、よくわからんやつですわ。と、私、ここで諦める。
なにやら、此処までの利用料金が云々とか、だからどうだこうだ、と言っていましたが、
まあ、これは断った方が無難だなぁー、と思いながら聞いているので、
最早、あまりちゃんと聞いて考えていないので不毛・・・なのですが、
相手はそれが分からないらしく、もう一度説明している・・・のですが、
「すみません、今回は辞めておきます~」と言って、終わり。
ん~~、お得なキャンペーンって感じもしたのですが、電話オペレーターの彼女に、
それをわかりやすく伝える能力がないのが、すごく伝わってきました。
マニュアル、読んでるだけじゃね?? 自分の言葉で伝える力がないというか・・・
魅力的に見えなかったんですよね。まあ、余計な口約束などしたら、大変ですから、
余計なことを言わないように、
ということでマニュアル通りに読んでいるのかもしれませんが、
正直、よく分からなかったね。
2.マンション管理の営業の場合・・・
今度は、マンション管理の電話でした。
「お得な情報が・・・」でスタート・・・あ、怪しい。
「~~の駅から徒歩~~分の立地にマンションが・・・」
「ええと、マンションの経営のお話ですよね。そういうの、よくかかってくるんですけど、
あなたのところは、ほかのところとどう違うんですかね?
まあ、マンション経営はリスクが大きすぎると思うんですよね。
老後のために、ということで勧められますが、ちょうど老後に建て替えの必要が出てきたり、
あとは関東にそろそろ地震が来るのではないかっていう話もありますし、
これからの少子化で人口が減っていく日本にこれ以上マンション建てて、
本当に、家賃収入が見込めるんですかね??」
と、一方的に問題点をあげつらってしまう。
すると、
「この電話で契約してもらおうとは思っていないので、直接会ってとりあえず話を・・・」
と、そんなことを言い出し、そして、さっき言った問題点には何も答えてこない。
これは駄目ですわ・・・と思って、
「まあ、ちょっとやっぱり向いていないみたいです。切りますね~」と言って、切ってしまう。
この場合の問題点は、意外性のないただただ怪しげなスタート。
そして、中身のない紹介であること。強みが言えない紹介であること。
顧客の不安に対する答えを用意していないこと。
かなあと、思います。
3.それでね・・・
別にこの記事は、セールスを追い返してやったぜ~、ひゃっほう!
という記事ではなく、
自分だったら、相手にどう伝えるだろう・・・? と思わされる出来事だったなぁ、
と、そういうわけなのです。
とくに、「直接会ってみないと~」というのは、
まあ、正直、自分もこの夏に仕事でやったやつですよね(笑)。
マニュアル対応としては、それでいいのですが、
まあ、保護者はまったくもって不信感があり、応じてはくれませんでした。
それはそうですよね、だって、相手に対して何か期待ができなさそうなのに、
わざわざ時間をとってあったりとかしない、って当たり前のこと。
相手の疑問とか不安に対する答えを用意してなかったら、こちらの要望は通りませんね。
その時も、「実際に会ったら、この状況が何か変わるんですか?」と言われたんだっけ。
その答えは、あれ以来考えていなかったから、
今もっていないですが、電話をする前に用意しておくべきですよね。
選択科目もそうなんです。例年、「物理」の選択者が少ない。
それは、物理をとらせるセールストークができないから。
う~~ん、伝える力を磨かなきゃね、と思った出来事でした。
おわり。