なかまくらです。
夏休みですが、今年はひたすら仕事を進めています。
転勤して、進学校に来たため、授業のプレッシャーが大きいのです。
生徒達の少なくない人数は1年生から塾に通っていますし、
授業で教えているところなんてずっと昔に終わっている生徒もいます。
塾に行っていなくても、講義の代わりに市販の参考書を読んでいたり、
配った演習プリントの代わりに、配った問題集をひたすら進めている生徒もいます。
さ、殺伐としているぞ!?
前任校では、今日は実験ですぞ!と実験したり、
ちょっと大変な証明をみんなで乗り越えるぞ! おーっ!
みたいな感じで授業を進めていたのに、
実験道具は何があるかまだ把握できていないし、
生徒は値踏みをするように授業を受ける感じ。もっと楽しみたいな。
と思う反面、確かに、私自身も当時、物理とか数学とか、
「ああ、この先生の授業はいいな」とか「この先生は合わないな、この教科は塾の先生の教えてくれた方法で行こう」とかやっていたので、そういうものなんだろうなという少し懐かしい感覚でもあります。
けれども、そのままにするのがいいわけではないので、
塾を部分的にでも上回る部分を作るしかない・・・。
そのためには、教材研究が大事で、「あ、今日は時間が来たのでここまでです」
ではもちろんだめで、「時間が来たから」ではなく「今日学ぶ予定のことが終わったから」授業が終わりになるようにしないといけない。
そのために、この夏休みは、およそ140回程度あると思われる「物理」の授業で毎時間どこまで進んで、どの問題を解いて、どんな課題を解決したいかをExcelで一覧表にする作業をしています。
完全に青写真。
けれども、青かろうがなんだろうが、なければ始まらない。
今日から34歳。30年後はこの仕事をやっていないのかも。
時間がない。やれることをやれるだけ、やるのです。そんな夏休みが来ています。