1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

0かHかの文明

なかまくらです。

ふと疑問に思ったのですが、

0って、なんで0って書くんですかね。

数字を必要としたのはきっと、そこにものがあったからでしょう。

[りんご]



[りんご] [りんご]

を見比べて、

[りんご]

よりも、

[りんご] [りんご]

のほうがたくさんあるね。

[りんご] [りんご]

よりも、

[りんご] [りんご] [りんご]

のほうがたくさんあるね。じゃあ、それぞれ、

[りんご] 1個

[りんご] [りんご] 2個

[りんご] [りんご] [りんご] 3個

としよう、と決めよう、となったんだと思うんです。0が生まれたのは、まだもう少し後の話。

2個の [りんご] の1個を食べました。残りは1個になりました。
1個の [りんご] の1個を食べました。残りは  になりました。


「あれっ、どうしたらいいんだ? 1個もないぞ。」
「バカだなぁ、1個ある [りんご] を 1個食べちゃったら、なくなるさ」
「じゃあさ、なくなったのは、どういう風に表したらいいの?」

( [りんご] - [りんご] = ? )


ここで、誰かが考えたわけです。「0」と表そう、と。

でも、きっとアルファベットがあったら、Hになったんじゃないだろうか、と私は妄想します。

なぜって?


「1ー1」 → 「H」 てな、感じにね。


そんな文明を少し夢見た。





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彼らは出会い始める。

なかまくらです。まだまだ続くよ。でも、ようやっと登場人物が揃って4人も出てきたよ。
ちびちび書いてるせいで、後で手直しがめっちゃ大変そうだ~~

http://1cm3.mamagoto.com/Entry/449/のつづき



リポート   まったく・・・本当にまったく・・・。
 
リポートは街に出ている。謎の男にぶつかる。
 
リポート   あ、すみません。
謎の男    ・・・・・・。
 
男、去る。
 
リポート   ・・・はぁ。何やってんだろ。
 
イジー    風船、いかがですかー? 風船、どうですか? 風船・・・あ。
リポート   あ。やべ。
イジー    あああああああっ!
リポート   脱兎のごとく!
イジー    待って!
リポート   待てん!
イジー    待てば!
リポート   海路の日和あり?
イジー    おお。
リポート   ・・・ふふん? いや、意味わからんし。ちょっと離して! チカンです!
イジー    落ち着けって。俺はもうお前を捕まえようと思ってないから。
リポート   え?
イジー    はぁ~。ここでクイズ。ぱんぱかぱ~ん。
リポート   立ち直り早っ!
イジー    なぜおれは、こんなところで風船なぞ売っているでしょう?
リポート   ほう。何故でしょう? う~ん、覆面警察的な? ていうか、あんた誰か知らないし。
イジー    そうでしょうとも、そうでしょうとも。俺もお前のことなんか知らんし。あのね。あの子は元気?
リポート   あの子?
イジー    アイちゃんだよ。
リポート   ああ。
イジー    俺な、アイちゃんをかばおうとしたわけ。
リポート   うんうん。
イジー    それで、ばれて首になったってわけ。
リポート   なるほどー。だからって、風船売りに転身?
イジー    そうだけど・・・。
リポート   え、なに、ギャグなの!?
イジー    ぎゃぐなわけないだろおおおがあああ!
リポート   わー、ごめんなさい。冗談冗談。メリケンジョーク。ですよ、メリケン。
イジー    メリケン? まあ、いいや。とにかく、もうあんたを追いかける理由もないってわけ。そして、帰る家もないってわけ。
リポート   そうなんだ・・・なんか、悪いことしたかな・・・あんた悪モンだったのにね。
イジー    失礼な! 俺は自分で言うのもなんだが、どちらかというと優しい男だぜ?
リポート   ふーん。まあ、じゃあね。
イジー    ちょ、まって!
リポート   まだなんかよう?
イジー    一目でいいから、アイちゃんに会わせてくれないかな?
リポート   ・・・なんというか、あんたを信用できないんだよね、全然。
イジー    あんたじゃない。イジーだ。
リポート   イジー、ねぇ。
イジー    俺のこの目を見ろ! これが嘘をついてる男の目か?
リポート   じー。
イジー    きらきら。
リポート   うん。嘘ついてるわ、これ。
イジー    嘘ついた男の目、見たことあんのかよ!
リポート   ないね~。
イジー    がくっ
リポート   では。
イジー    待ってって。・・・どうしたらいい?
リポート   んー・・・・・・じゃあ、風船一個頂戴。
イジー    え? ・・・はい。
リポート   私、困ってる人を放っとけない性質なんだよね。

 
 

 
 
イジー    この辺にいたのかぁ・・・すぐ近くじゃん。
リポート   ま、まあね。
イジー    じゃ、行こうか。
リポート   まった!
イジー    何?
リポート   ここで、問題です。
イジー    問題?
リポート   そう。
イジー    何? クリアーしないと先に進めない的な?
リポート   ある意味そう。
イジー    ある意味?
リポート   問題。友達とケンカしました。
イジー    なぞなぞ?
リポート   しかも、ケンカしたのはついさっきで、どちらかというと全面的に私が悪いわけ。
イジー    なんで?
リポート   ・・・なんか、イジーって遠慮なく聞くタイプの男の子なんだね。
イジー    よく言われる。
リポート   でも、なんか憎めない男ね。私ね、記憶喪失なんだ。だから、自分が何者なのかもわかってない。でもさ、ここじゃないどこかから来たような、そんな気だけがするんだ。
イジー    そうなの? ここじゃないどこかなんて、この世界にはないのに。
リポート   そうらしいね。
イジー    らしいねって・・・。シェルターを一歩出たら、そこは次元も空間もめちゃくちゃで、時空嵐に巻き込まれて普通の生命体なんてひと溜まりもない・・・って、覚えてないの?
リポート   なんとなくね、ここは空気が違う気がするんだ。私が住んでいたところよりも、ずうっと、息苦しい。
イジー    そうなんだ。そこはきっと夢みたいなところなんだろうね。
リポート   夢・・・だったのかなぁ。
イジー    で、問題は?
リポート   アイちゃんの期待する私と私の知ってる私の違いに耐えられなくって。
イジー    ほう。
リポート   怒鳴りつけて家出しちゃった・・・。
イジー    ありゃりゃ。
リポート   と、いうわけで、私はこれ以上近づけないわけです。
イジー    ん~、でもさ~。なんか出てきたよ?
リポート   え?
 
と、隊長とアイちゃんが出てくる。もう、どうなっちゃうの!?
と、思ったけど、実はリポートと隊長は、まだ面識がないんだね。
隊長とイジーはもちろん面識があるよ。こそこそと隠れるよ。
 
 
イジー    う。
リポート   アイちゃん?
アイ     リポート。良かった、最後に会えて。
リポート   最後?
アイ     うん、あのね、
隊長     ああ、こんにちは、君がアイちゃんのご友人のリポートさんですね。私、アイちゃんのフィアンセのロゼットです。
リポート   どうも・・・。え、フィアンセ!?
隊長     実は・・・
アイ     ごめんね、びっくりさせようと思って黙ってたんだ! 私、先に幸せになっちゃうけど、許してね~。
リポート   え、いや、え!? それ・・・は、ずるいよ~。
アイ     ごめんって~。
リポート   も~、こっちこそごめん。なんか、さっき変なこと言っちゃったよね。
アイ     そうだよ~、あなたは私の希望なんだからね、しっかりしてよね。
リポート   え?
隊長     さあ、アイちゃん。行かないと。
アイ     はい。
隊長     イジー。
イジー    (ぎくり)
隊長     二度と俺の前に現れるな、と言ったはずだが?
イジー    ・・・・・・・・・。
隊長     まあ、いい。今日の俺は見てのとおり、すこぶる機嫌がいい。ま、達者で暮らせよ。アイちゃん。
リポート   アイちゃん?
アイ     行かなきゃ。・・・バイバイ。
 
 
隊長、アイちゃん、はける。
 
 
 

ちょっと展開が都合良すぎるかな~1~





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ゲコゲコ

イメージングスクエアで加工。http://art.casio.com/









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人形とか

なかまくらです。

演劇の公演があるそうで。http://hirogeki.donburako.com/schedule.htm

タイトルが「Dolls' dream」だそうで。

Dolls' dream じゃなくて、Doll's dream でないの? と、思っちゃう私のTOEICは500点くらい。どうなの?

ところで、モチーフとして人形よりはロボットが好きな私です。

私は小説や戯曲を書くことは、ある意味学術論文を書くようなことだと思っているので、

いつかは「アンドロイド電気羊の夢を見るか?」を読まないといけないと思っているのですが、

人形という、ココロを持たない物体を対象として、ココロとは何か、と探る試みは、昔からやられてきたわけです。

かくいう私も何度も書いてきたテーマですし。「Mechanical Memory」とかね。

ただ、これはなんというか、今の私には書けないテーマというか、もう見ていて恥ずかしくなるモチーフでござる。

幼馴染との共同生活とか、妹×俺とか、邪気眼が・・・とか、封印された左腕が・・・とか、

そういうレベルの、ありふれた感の中にあるモチーフで、それをあえて選択して、観客を驚かせようとする覚悟が如何程か疑ってしまう。

大半はありふれた物語のひとつとして埋もれてしまう。

それでも、それを選択するということに、物語を作るということ、生み出すということとの戦いがあったのかと疑ってしまう、私でした。まあ、頑張って。


あー、ちょっと大作が書きたい今日この頃でした。

小品をひとつ思いつく。これは書きたいなぁ~。いつになるやら、だけどさ。





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宇宙兄弟 観ました。

なかまくらです。

映画、宇宙兄弟 観ました。

原作は7巻まで読んだところ。


あらすじ

南波六太は、宇宙飛行士南波日々人の兄である。ちょうど無職になったところである。

南波日々人は、ちょうど日本人初のムーンウォーカーになろうとしていた。

日々人は、記者会見でこう言う。
「自分より先に月へ行くはずの人が、今ここにいないことが残念だ」と。

遠い昔、二人はUFOを見る。宇宙に魅せられた二人は宇宙センターに通い、くる日も宇宙のことばかり考えていた。

六太は、宇宙飛行士を目指すことにする。31歳。

閉鎖環境試験の最中、日々人の乗る月面車両が、月面で消息を絶った。

二人の約束の行方は・・・


みたいな感じのお話でした。

基本ベースは、7巻くらいまでのお話でした。

せりかさんはもうちょっとかわいい系でも良かったと思う。なんか綺麗系だった。というか、あんまりぶっ飛んでる感じが出てなくて、なんか残念。

試験は、だいぶダイジェストでしたが、まあ、なんというか、宇宙兄弟の漫画の面白さって、くすっと笑えるギャグに支えられている気がするので、そこをもうちょっと丁寧に拾っても良かったんじゃないかと。

ロケットのリフトオフする所とか、結構凝った感じに撮っていましたが、なんというか、SPECと梯子したせいか、シーンごとのぶつ切り感がかなり目立った印象でした。

お話はよくまとめられていてそこそこ面白いんですけどね。

まあ、まあまあでした。





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