1cm3惑星

旅行後記

結論から言うと、実に楽しかったです。
新しいことばかりが目の前に広がっていて、時間が許す限り遊びました。
万歩計によれば３日間で５万歩ほど歩いたみたいです 
とてもじゃないけれど、３日間では周り尽くせませんでしたが、楽しめる限り楽しんだと思います。

行き帰りはツアーだったので、
そのつながりで現地の観光情報が色々と得られたのは大きかったかな(⌒～⌒)


お金は結構使いました
今使わないでどうする、社会人になったらはした金かもしれなくても、代わりに学生には時間がありましたの。お金も貯めたのだから、高いからやらないというのはしませんでした。
だいたい全部で30万円弱くらい使いました。わぉ… 


英語は結局ほとんど分からないものの、単語を拾って受け答えることが続きました。
それでも、なんとか過ごせました。間違っても構うものか、というぐらいの開き直りって、
大事だなぁ、と感じました。あとは、何とか伝えようってことよね。

ニューヨークのレジの人は、よく挨拶をしてくれました。
「hi,how are you?」 , 「where are you from?」 なんて。なんだかとっても素敵でした。


またどう？ なんて言われても、そう簡単に行けるもんじゃないですが、

また行きたい！ ………かもね 笑

５日目 ６日目 （3/16,17）
朝５時にホテルのロビー。
眠い目をこすりながら、ニューアーク空港→シアトル→関西国際空港へと移動。
飛行時間16時間 


前日の朝早くにアメリカを出たはずが、着いてみると次の日の夜になっている 。
１日が何処かへ飛び去ってしまったような感覚。
時間とは不思議だ。時間の進んでいる国に向かって、飛んだのだ。
なんだか変な気分だ！


帰りは、３本映画を見る。
ボーンレガシー、ライフ オブ パイ、イエスマンの３本。

ライフ オブ パイはインドからカナダへ行く途中で少年パイと家族の乗った貨物船が沈没し、小型のボートにパイと何匹かの動物だけが海の真ん中で取り残される、というお話。漂流者は、パイという名の人間、シマウマ、オランウータン、ハイエナ、そしてトラであった。ハイエナがシマウマとオランウータンを食べた。トラがハイエナを食べた。パイはトラとの共存をやり遂げ、生き残った。パイはそうして人間社会に戻っていったわけだが、その旅→帰還の道程はちょうど、知らない世界に行って帰ろうとしている自分のことのようで、なんだか特別な思いがしました。


そうして日本へと帰ってきたのでした。思い返してみれば、たった６日間の出来事だったのですが、パイの冒険も相まって、長い長い時間が過ぎてしまったような、そんな気持ちになりました。

４日目（3/15） 
本日、午前中はツアーに参加。オノヨーコさんが住んでいるダコタハウスとか、ヤンキースの主将ジーターが住んでいるトランプタワーとか国連本部とか片っ端からバスからみる。日本人集まりすぎ。群れるな群れるな 。

下車の箇所も滞在時間10分とかで短過ぎ(笑)。とりあえず行っとこうみたいな義務感みたいなのが見えていたような気が……。とりあえず建物が高いっすね。


写真は国連本部。日本の旗もあったよ。並びはアルファベット順なのだそう。


昼は、LITTLE ITALYというイタリア街みたいなところで、
シチリアーナとピザを食べる。注文の英語に苦しむ！
料理はとってもおいしかったです。


午後は、グランドゼロのモニュメントを見る。慰霊碑は並びすぎで断念……(￢з￢)。
その後、自由の女神像 statue of liverty を見る。自由の女神って、島に立っていらっしゃるんですね。遠景でした。ふはは！光学ズーム16倍のパワーを見せつけてくれるわ！遠くに見えましたの。


↑ グランドゼロのモニュメント
↓ 自由の女神像



その後、かつて大恐慌の折りには紙幣が舞ったというウォール街を通りました。

「WALL ST」って書いてありますね。建物は高く、趣がありました。


夕方はＭｏＭＡという近代美術館へ行こうと思い立つものの、
込み合いすぎて断念……(本日２度目 )。



夜はミュージカル「オペラ座の怪人」を観に、夜のブロードウェイへ！ 行く途中、夜景がめっちゃ綺麗でした。
ミュージカルは、歌も踊りもすごかったですが、英語なので、話はホントあらすじくらいしか分からなかったです……。あと、席がＡＡ、Ａ～ＺのＶでして、モノッスゴイ後ろでしたね。あと、皆さんの座高が高すぎましたД`


↑　ブロードウェイ（華やか～）
↓　（１枚目）オペラ座の怪人を見に来た人（看板の仮面が特徴的）
　　（２枚目）舞台（意外と狭い？いえいえ、後から広がりました。）





さて、翌日からは二日かけて、帰宅しました。

３日目（3/14）。 
ワシントンＤＣに行く。朝は4時半起床。

地下鉄は24時間動いているそうですが、
通勤時間に全く引っかからない時間はちょっと怖いそうで。

Penn - Station, NY から、Amtrak という長距離列車に乗り換えて揺られること３時間あまり。
ワシントンＤＣに降り立っていました。駅はなんかシェルターみたいな感じ↓。



そうそう。アメリカの家は、地域によって本当に様々ですね。全体的に白や緑の壁や屋根が多いような…と思えば、赤い建物ばかりだったりとかもする。集合住宅が幾つくっついてるねん！とつっこみたくなったりもする。ほとんどフジツボだ。そういえば高いビルもぴったりくっつけて作られていました。場所の省エネっすね。地震があったら出来ない芸当だ 。


↑ こんな感じにくっついてた。


ワシントンＤＣの地下鉄はニューヨークとはシステムが違っていて戸惑う…も、なんとか乗る。


街並みはこんな感じ ↑


下車後、もくもくと歩いてホワイトハウスとワシントン記念塔（なんと大理石でできている）を見て回り、お目当てのスミソニアン博物館へ。


ていうか、広い・・・広すぎるよ。
スミソニアン博物館は多数の博物館が点在しており、
予（あらかじ）め訪れようと思っていた「スミソニアン宇宙航空博物館」は端っこの奥の方。

バスは乗り方が分からないのでビビって回避。


「スミソニアン宇宙航空博物館」でまず正面にはアポロ11号の地球帰還船。人多すぎ（笑）。
コックピットの中は狭い。それよりも私の興味は、大気圏に突入時、摩擦に耐えた耐熱材にあるのです。本物の帰還船がどのように帰ってきたのか・・・。想像するとドキドキしますね。


↑正面から。そんなに大きくない。説明の板が、２ｍないくらい。
↓断熱材の面（別の機体のだけど…）




次に観たのは、ライト兄弟のライトフライヤー号。飛行機を発明した人として有名ですね。
飛行機の発明と実験の歴史をその工夫のギミックと共にそれぞれ解説が付いて展示してあり、
ライト兄弟がいかにして飛行に関する課題をクリアーしていったかが分かる興味深い展示でした。




↑ 写真はライトフライヤー号。


さらにはスプートニク1号や
「翼よ、あれが巴里の灯だ！」で有名な（ホントは言ってないらしいけど…）、
リンドバーグが世界で初めて大西洋を横断した機体も観て回りました↓

プロペラのところに「Spirit of St.Louis」と機体の名前が入っていて、
めちゃかっこいいですね！！


あとはロケット関連を中心に見て回りました。

ガガーリンの宇宙服なんてちょっとしたツナギかジャージかみたいなやつでこんなんで行ったんか！　と、いう感じでした。寒かっただろうなぁ…。

ガガーリンの宇宙服 ↑

アポロ11号の月探査船↓


ボイジャー↓




航空博物館は一通り見て回ったので、自然史博物館へ。
生命の起源や、生命の進化、現代の動物、化石の展示など色鮮やかに世界を映し出してくれました。広すぎて迷う。あと、疲れがピークに、、。

さらに、アメリカ歴史博物館へも少しだけ立ち寄りました。お目当ては、エジソンの直筆のノート、そして電球。バッチリ観ましたよ！　小さい頃、エジソンの伝記が好きで何度も読み返したものです。彼は好奇心に満ち溢れ、働きながらも学ぶことをやめなかったのです。尊敬する人物をあげろと言われれば、彼を挙げたいですね。


↑↓ エジソン直筆のノート



そのあとは公文書館へ行くつもりでしたが、行列がすごかったので、ついでみたいに近くにあったＦ.B.Iの前を通ってみました↓。

なんか警視庁と似ていますね。こっちが先か。



今日は自由行動と言うことで、いろいろなところを回ってくたくたのくーたさんでした。
帰りの列車は日本人ツアーの方々と一緒だったのもあって、安心して爆睡していました。
あと1日は午前中ツアーの予定です～。あっちゅう間だなぁ、まったく。