1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

風立ちぬ 観ました。

なかまくらです。

スタジオジブリ 宮崎駿最新作「風立ちぬ」観ました。





あらすじ

堀越二郎は、幼い頃、夢の中でイタリアの有名な飛行機の設計士であるカプローニ氏と出会う。

二郎は飛行機の設計士を目指す。

関東大震災を経験する頃、二郎は淑女にさっと手を貸すような立派な青年になっていた。

震災を乗り越え、学校を優秀な成績で卒業した二郎は、友人とともに三菱へと入社。

才気にあふれる新人として、頭角を現し、研修でドイツの飛行機、その技術力なども目の当たりにする。

日本に戻ってきた二郎には、初めての設計主任の仕事が回ってくる。

その後、保養地に二郎はいた。飛行機は墜落したのだ。

二郎はそこで菜穂子という女性と婚約する。

しかし菜穂子は結核にかかっているのだった。

彼女を療養地に残し、二郎は東京に戻る。

それからしばらくして、再び二郎には設計主任の仕事が回ってくる。

時を同じくして菜穂子は療養地を抜け出し、二郎の住む東京にやって来る。

毎晩遅い二郎を布団で横になってじっと待つ菜穂子。

その一日毎が二人にとっては大切な時間だった。

二郎の飛行機が完成し、後に零戦と呼ばれるその飛行機が空を飛んだ時、

二郎には何故だか菜穂子が行ってしまったことが分かるのであった。


と言うお話。


なんだろう、この物語は。

明治とか昭和とか、そういう時代の文豪ってこういう感じのイメージがありますが、

その小説家というところをそっくりそのまま、飛行機の設計士に置き換えた物語の様な、

そんな印象でした。

ハイカラなせりふ回し。思想的な文句。

宮崎駿はこういう作品が書きたかったのか・・・? と、疑問が残ります。

ええ、飛行機は、すごくいいんですよ。

宮崎駿は、飛行機好きなんだろうな、と。きっと風が見えてる。

ロマンがある。

チラシにあったように、

この映画は決して戦争を賛美するとかそういうものではなくて、ただ、飛行機の純粋さとかそういうものを感じてほしいというようなそういうことが書いてあって、そういうことがただただ、どうだ、かっこいいだろう? とそういうまんまに伝えたかったんだろうなぁ、と思うわけです。

けれども、今まで宮崎駿の映画では徹底して強い存在として描かれてきた女性が、

目立ってこない。

なんだろう、それが映画から活力までもを奪ってしまっているような、なんだかそんな気がしてならない映画でした。

なんだか、渋い大人の世界、というと聞こえはいいものの、

予告で流れたような、飛行機の羽の先端に鳥の羽がくっついているような、

なんだかそういうちょっと現実じゃない感じも含んだような伝奇的な、そういう仕立てであったほうが好みだったなぁ、と。

そういう風には思いました。


おわり。





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海の幸、幸せ


なかまくらです。


海鮮の食材美味しい。

日本に生まれて良かったじゃPAN!( ^-^)∠※."*★

と思うひととき。

ちなみに、日本に生まれて一番ツラいよ~な、瞬間は、和式トイレで下痢の時です
臭いと踏ん張っている自分の情けなさみたいなものに生命活動のつらさなんかも相まって、なんか死にたくなるよね。


食事の話題とトイレの話をイッショクタにするなって?
…………一理ある。


さて、

土曜日は夏期講習がお昼で終わりまして、お疲れさまでしたので、


何人かで連れ立って、回転寿司へ行きました!!

寿司ウマいな~。


海洋資源大切にしなきゃな~~。食べられないよりは、滅多に食べられない方がまだいい。

寿司は良いことあったときだけにしとこう。懐の財布はいっこうに温暖化しないしな。


ところが晩御飯。

夏期講習も終わったので、映画でも見て帰ろうかという、丼モノ屋。

マグロ海鮮丼∋温玉

マグロ海鮮丼だとう!

それは、丼という集合の中に、


マグロとかタコとかなんかいろいろ含んじゃってる必要十分条件的なあれなのか!


美味しかったです





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「丕緒の鳥」読みました。

なかまくらです。
十二国記シリーズ、12年ぶりの新作。

「丕緒の鳥」を読みました。

4本の中編、短編から成る一冊。










「丕緒の鳥」

慶国ではかつて女王によって国が荒らされた。丕緒は、陶鵲(とうしゃく)を考える役職にあった。陶鵲(とうしゃく)というのは、華々しい見世物に近い祭事における儀式(?)。丕緒はその華々しさが相応しくないと感じていた。自分はその役目を通じて民のために為すべきことをしたいと懸命に訴える。しかし届かない思いに絶望し、丕緒は枯れてしまう。新しい陶鵲(とうしゃく)を作るように、と言われた時には、もはや何もなかった。かつての仲間すらも。そんな中で作った陶鵲(とうしゃく)に、新王は初めて応じてくれる。
思いは秘めてるくらいがちょうどいいし、そのほうが却って心に染み入る。そう思いますね。



「落照の獄」
傾きかけている国で凶悪な犯罪が起こる。死刑制度を停止している国ではあるが、彼の犯した罪は甚大であった。彼をケダモノとみなすことで、理解できないものに蓋をして、切り離そうとしているのではないか? そんな問いかけがされる。犯罪とはなんなのだろう。そんなことを考えさせられました。




「青条の蘭」
ブナの木が枯れる病気を治せる薬は弱い蘭からだけ採れた。標仲ら下級の官吏はその蘭を王のもとへ届け、国中に届けてもらうべく全力を尽くす。そして標仲は雪の中を懸命に届けようとする。ブナの異変に気付いているものは少なく、理解されない努力。そして、今にも最後の希望がついえそうな焦燥。そういったものと戦いながらただ、王に会えば何とかしてもらえるという希望に縋って、標仲は走る。
なんだか、走れメロスみたいだな、と。ラストに希望をつないだ人々に素直に感動できました。心を閉じてしまったから、周りが見えていなかったから。どうせわかってもらえないんだから。そう思った時から、助けはなくなってしまうんだろうなと。

「風信」
王様が国中の女性を国外追放にするというお触れが出てからしばらくして、彼女の家族はみんな殺された。国外へ逃げ出さず、村ぐるみで女を隠すことにしたからだ。今度はうまくやりますから、と彼女は心の中で叫ぶのだけれど、そんな声を聴いてくれる人はいない。彼女は天候を予想し、暦を作る研究所のようなところの下働きとして働き始める。研究所の男たちは俗世にはめっぽう疎い。それが彼女には腹立たしかった。そんな彼女も次第に悲惨な時間を忘れ始める。すると研究所のお膝元の街に戦火はやってくる。彼女は我を忘れたように叫ぶ。「現実を見て」と。研究所の男の一人は彼女に言う。燕が子供をたくさん作っている。新しい王様が立たれたんだ、と。
彼女にはなんだか少しイライラさせられました。目に見える範囲の事しか現実じゃないような女の子だったからでしょうか。でも、それは、普段の自分の事でもあるのでしょうね、きっと。





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アイアンマン2 観ました(DVD)

なかまくらです。

アイアンマン2 再見しましたので、書いてなかった感想でもと。



あらすじ。

トニー・スタークはアイアンマンであることを自ら公表し、

世界の平和を守るためにヒーローとして活動していた。

その結果、様々な紛争が解決され、確かに世界は平和に近づいていた。

世界中でアイアンマンのようなロボットを作ろうと模倣が繰り返されるが、

そのようなものはまったくできる様子はなかった。

その一方で、トニーは、ある検査器で数値を測る。

「血中毒素:21%」

アイアンマンの動力源であり、彼自身の命をもつないでいる

アークリアクターの部品であるパラジウムが焼け付き、彼の体を虫食んでいたのだった。

彼には時間がなかった。パラジウムに代わる物質を探したが、

そんなものは見つからなかった。

トニーは、アイアンマンのスーツを一機、ローズ中佐に譲り渡す。

さらに、スターク・インダストリーを愛するペッパーに譲り、

着々と準備をしていた。そんな中、アークリアクターを開発して、

トニーを襲う人間が現れる。

それはかつて、アークリアクターを

トニーの父とともに開発した物理学者の息子イワンであった。

イワンは、スターク・インダストリーのライバル会社に密かに匿われる。

一方トニーは、父の残したメッセージから

アークリアクターを真の完成に導くことに成功していた。

パラジウムを使わない方法をついに発見したのだ。

イワンの改造したロボットが会場でお披露目されるその時、

アイアンマンは駆けつける。

アイアンマンは、イワンと、イワンの作ったロボットと対決することになる!


というようなお話。

やー、このシリーズはね、面白いんですよ。理系心をくすぐるのがうまいし、なにより、

ロボットのギミックがガション、ガションってはまって、

ロボットスーツが完成して動くのって、もうね、素敵だ!

しかも、このトニーさんが天才なので、自分でいろいろ作っちゃう。夢あふれる!

そして、傲慢な男があるとき謙虚になる。

そのギャップが萌えですよ、これはもはや。

スターク萌えですね。

とにかく面白かったです。





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敵ながら天晴れなやつ


なかまくらです。

敵ながら天晴れって言葉、


あるじゃないですか。

人間、敵を作らないで

生きてなどゆけないわけですから、


どうせ、敵ならば、敵ながら天晴れって、言わせたい。


こりゃあまいった。参ったね。


そんな誰かの敵になりたい。





蚊に刺されました。
肩甲骨の上あたり。

いやぁ、参ったね。





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