1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「美少女の美術史」を観てきました

なかまくらです。




静岡県立美術館の企画展「美少女の美術史」を観てきました。

「美少女なんているわけないじゃない」と、美少女が言っているポスターが印象的で、興味を惹かれました。

サブカルチャーの歴史的変遷、文化や思想がどのように美少女像またはそのキャラクターを変えてきたのか? ということが知れたら面白いなぁ、と期待していったわけですが・・・、

行ってみた感想。う~~ん、いまいち。1000円の価値はなかったです。

作品が悪いと言うよりは、評価のしようもない。構成が悪い。何を伝えようとしているか分からない感じでした。

まず、どういう順序で回ればいいのかすら分からない。作者の紹介と絵の場所が違ったり、行ったり来たりして、途中でもう何がなんだか分からなくなりまして、とりあえず、絵だけ全部眺めて帰ってきました。太宰治の「女生徒」をアニメ化した作品も上映していましたが、最早たどり着く頃には元気なし。5分ほど観ましたが、力尽きました。DVDも売っていましたが、買わずに帰宅。・・・ちょっともったいなかったかな・・。

次に、この展示で何を伝えたいのか分からない。一応、章立てがされており、その章ごとにテーマがある形式をとっていたわけですが、それぞれの絵や作品の説明がそれぞれその作品の説明に終始しており、歴史の流れを組み込んだ説明になっていないことと、歴史順序が若干前後していること、それから、いろんな画風の絵がごちゃごちゃに混ぜられてしまっていること。最早何がなんだか分からないよ。日本画のタッチと、西洋画のタッチ、イラストタッチのポスターをごちゃごちゃに並べられて、何の説明もなければこれは何を言いたいんでしょうね? 並び順にどういう意図があるのか、果たして説明できるのだろうか?

「純粋の美しさはいつも無意味で無道徳だ」と、太宰治の「女生徒」の中でそんな言葉がありましたが、それを身を持って表現したかったんでしょうか(笑)。


ともかく、発想が良かったと思うだけに、心遣いのない展示方法に非常にがっくりとした特別展でした。展示を企画した人は、もっと展覧会を見に行った方がいいと思う。

フェルメールの絵画展とか、は虫類の展示会とか、最近観に行った特別展が非常に良かっただけに、なんだか、すごく期待しすぎてしまったみたいです。残念。





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再起動するノート


なかまくらです。

最近また、物語でも書こうかと思って、創作ノートが進み出しました。





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26年目の買い物

なかまくらです。

高い買い物をしましたー。

ローンだぜローン。





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信用する人 しない人

なかまくらです。

信用できない人というのは、

人によって態度を変える人。


そりゃあ、先輩、後輩とかで、

というのはあるかもしれないけれど、

そういうのではなくて、基本的に、他者には敬意を払って接すること

そういうのは態度でわかる。

急に横柄になったりするのは先輩だから後輩だからって違うと思う。


高校生はまだまだだなぁ。

大人になってもそういう人、いますものね。


そういう人とは、適当に付き合って、大事なことは頼まないし、

頼まないで済むような力をつけておきたいなぁ。

そう思いますね。






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たるもの たらぬもの


なかまくらです。

職場の先生に貴重な話がきけた素敵な一日でした。

来年、担任をもつならば、どういう風になっていったらいいんだろう?

そんなことを、最近、よく考えるようになっています。


科目とか授業が面白いから、この先生についていってもいいかな?

というのも、ひとつの教師像なのかな?

なんて思って教えてきた、副担任の去年と今年ですが、

もう少し、大きく考えないといけないな、と。そんなのいろんな人間が集まってくるわけですから、理科好きなら…とかじゃなくて、人間なら大多数に通用する方法を考えなくちゃあ。


とにかく、いる、という安心感。口を出してもよくない。でも、確かにいる。何かあったら助けてくれるそんな先生がいる、という感覚をもってもらうこと。教師とは、待つ職業なのだと、そういう考え方もあるのだと、そんなところが、聞いたことの簡単なまとめです。





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