1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

後ろ向きではね。

なかまくらです。

創作のお話。

最近、書いても書いてもん~~、ということが多いです。

ストーリーを生み出す力は、昔のほうがあったのかなぁと思わなくもないですね。

題材としては、昔よりもいいものを書いているんじゃないかなぁって、

思うのですが、うまく伝えられていない感があります。

とはいえ、

かの松井秀喜選手がかつて言うことには、

過去の良い状態を思い出そうとすることは、その時点で後向きな思考である。

ということなんだそう。

そうですよね。あの時はあの時にしか書けないものがあったわけで、

今は、今しか書けない物語があるはずなのです。

それが、過去にこだわっていては、

今書けるはずの物語をみすみす逃してしまうことになる。

そんなんじゃあいかんのだ。

ともかく、最近、おろそかになっていることを反省してみると、

まずは、「セミパブリック」な空間づくりですかね?

私は、もっと人と人との出会いをちゃんと描く作家だった気がしますね。

人と人が出会ったとき、どんなことが起こるのか。一人一人をちゃんと眺めてやって、

結論を出す。そういう物語が書きたいですねぇ。

それから、こんな物語にしたいなぁ、という挑戦的ビジョンをもっていることでしょうか。

これは、物語一編一編に対して、というよりは、作家としての目標というべきものでしょう。

これが、最近はあまりなくて、毎年、今度はどんな物語を書こうかなぁ、

とずっと同じことを繰り返しているんですよね。

それじゃあ、面白くなっていかない。

そんなところを、意識しつつ、今年も物語を書いてきます。

そんなお話でした。





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「あなたが選ぶブラック・ジャックBest 40」読みました。

なかまくらです。

正月ですが、「あなたが選ぶブラック・ジャックBest 40」を読んだんですね。




手塚治虫といえば、日本で最も有名な漫画家の一人だと思います。

でも、その作品を読んだことのある人はどんどん減ってきているんじゃないかと

思うんですよね。もったいない。

私は、「火の鳥」を高校生のころ、読んでいました。

幼いながらも、自分のアイデンティティについて悩んだり、

生きている意味を考える年頃であったので、大きな衝撃を与えられたことを覚えています。

そして、手塚治虫の代表作のひとつ、ブラックジャック。

これを読んでいなくて、読みたいなぁ~と思っていたのですが、

25巻あるということで、なかなか手が出ずにいたわけです(たわけが!

そんなときに、読者が選ぶBEST40(掲載されているのは、20編)

これだ! と、思い、読みました。

どれも面白い。命を救うこと、そのことへの執念みたいなものを感じますね。

それから、ブラックジャックは、手術代として大金を要求しますが、

愛はお金に変えられないのです。愛というと安っぽく聞こえますが、

それを、言葉にせずに表現するのが、一流のストーリーテラーというもの。

もうね、いいですなぁ。これは、そのうち全巻そろえることになりますわ。

一番好きだったのは、「六等星」という作品でした。


おわり。





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あけましておめでとうございます。

なかまくらです。

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今年の目標。

 

今年は、「礼」を学ぶ1年にしたいと思います。

感謝であったり、礼儀であったり。

こうしたものを大切にしてみたいと思っています。

部活動で、道場に入るときにする「礼」。

ここに意味を持った所作を行うことは、心を成長させる所作となるのでしょう。

そうした、人として、成長することを目指す、礼。

どのようにふるまうことが人を敬うことになるのか。

考え、実践していきたいなぁと思うわけです。







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創作総括2015

なかまくらです。

今年の総決算、創作編です。

さて、250編の物語を生み出してきましたが、まだ、新しい物語が生み出せる。

そのことを幸せに感じますね。

さて、今年の作品。


【小説】

・ 逆説
・ 分子運動による表層からの脱出
・ 短編小説を書く前に
・ 砂魚
・ 世界が変わるとき
・ 心あるものの生き残り
・ 
・ Holiday From Real
・ ホーンズの助手
・ 相模探偵録 回答編
・ 不時着
・ 花道を探して
・ 誰かしらからの手紙


【台本(コント)】

・ ブツゾン
・ ゴックン
・ いつもあなたの蕎麦に、爆弾
・ 一本増えてる

【台本(戯曲)】

・ ミナイミライ 


・・・と、いうわけで、18作品でした。

今年は、ともかく、軽い気持ちでガンガン書いていこうという目標でやりました。

今年は、「Holiday from Real」「誰かしらからの手紙」がなかなかの出来だったかなぁ

と思います。

戯曲は、「ミナイミライ」。これをずっと1年間書いていた感じでした。

まだ、年末になんとか書き上げたばかりで、良しあしが判断できずにいますが、

5年前くらいから書きたいと思っていた、時間に関する物語についにひとつの

解答を生み出すことが出来てひとつ、安心しています。

来年も、戯曲書きたいなぁ、そう思っています。

それでは、良いお年を。





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【戯曲】ミナイミライ

なかまくらです。

戯曲を書きあげました。

今年はこれをずっと書いていたといっていい一年でした(笑)。

まだ、加筆修正するかもしれませんが、ともかく、書きあげました。

矛盾があったらごめんなさい^^; 分かりやすく書いた、つもりです。


長すぎるので、URLからどうぞ。

「ミナイミライ」
             作・なかまくら
http://nakamakura.iinaa.net/daihon/minai.html





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