1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

最近観た映画とか・・・2「ジュラシックワールド」

最近観た映画、その2.

「ジュラシックワールド」

んー、これね、映画館で観ようかと思っていたんですが、

レビューの評価が微妙で、結局観に行かなかったんです。

でもまあ、私は割と好きだったよって、言う人もいるので、

観てみたわけです。

ジュラシックパークがついにテーマパークとしてオープンして、

多くの観光客が島に押しかけていた。

しかし、客たちは、さらに巨大で、さらに凶暴で、さらに恐ろしい恐竜を求め、

研究者たちは、遺伝子を組み合わせたオリジナルの恐竜を作りだしていた。

インドミナスレックスは、実に狡猾に人間をだまし、

ジュラシックパークは、恐怖に支配された。

インドミナスレックスを食い止めるために、主人公たちは最強のティラノサウルスをぶつける。


んー、シリーズとして、要素は踏襲しているんですよね。

家族の不和、恐竜から逃げる、車が襲われて落ちる・・・などなど。

でも、どこか、息をひそめてやり過ごすしかないような、

そういう圧倒的な恐怖感が足りなかったなあ、という感じでした。

人間は愚かなんですよ。だけど、知恵と勇気で生態系の頂点に立っている。

そういう人間の本質を描いてほしかったなぁと思うのでした。

映像としては迫力がありましたから、まあ★★★☆☆という感じです。





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「ハンガーゲーム」

なかまくらです。

最近見た映画とか・・・ PART1

ちょっと、元気がないので、気合が足りないんですが、ちょっとずつ。

「ハンガーゲーム FINAL レジスタンス」
「ハンガーゲーム FINAL レヴォリューション」

1作目で、生き残りをかけて身体と技術を鍛えて、サバイバルを生き残る・・・

というのは面白かったのですが、なんだか随分と政治的な話になりました。

カットニスは、1,2でのハンガーゲームを経て、民衆の支持を得るようになる。

反乱軍は、その人気を利用として、カットニスを救い出し、広告塔として利用される。

カットニスは、2で共闘したピータを救い出すことを条件として広告塔となった。

変わり果てた姿で戻ってきたピータを見て、カットニスは、独裁者スノーを自らの手で

殺すことを決意する。そして、戦いの末、反乱軍は勝利をおさめ、独裁者は倒される。

そんな終わり方でした。

うん、何年か前の話題作だったので、観てみましたが、あんまりピンとこなかったなぁ、

というのが正直なところでした。

すごく大きな舞台なのに、カットニスとその潜入作戦だけを描いて、

その間に、いつの間にか、反乱軍はすごく優勢になっていて、

カットニスの奮闘とは関係のないところで、戦争は終わってしまう。

なんのために、カットニスの仲間たちは死んだんだろう?? って感じでした。

ラストの仕掛けはあっと驚きましたが、それも、なんとも唐突でした。

そんなわけで、私の評価としては、★★☆☆☆という感じです。





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言いようのない不安感を求めて

なかまくらです。

デジモンの新作がTV放映されていますね。

1話を観てみましたが、スマホのアプリがウイルスに感染して、

暴走してしまうのを、同じくスマホのアプリを実体化した

デジモン(アプモン)で、倒す、という内容のアニメみたいです。

子どもがワクワクする感じの作り方をしているし、

主人公の相棒のガッチモンは、明るくて、強くて、諦めない。

でも、

なんだろう、コレジャナイ感。まあ、もうね、しょうがないんですね。

私は大人になってしまったのだから。

だけど、それだけじゃあなくて、

なんだろう、

まだ見たことのない生き物がどこかに潜んでいるんじゃないかっていう不安とか、

これから自分たちに降りかかってくるんじゃないかっていう危険とか、

そういう影が一昔前の物語にはあったんですよね。

デジモンアドベンチャーの最初の作品は、確かに、選ばれた子供として、

デジタルワールドへ行く、という冒険でしたが、

言ってみれば、主人公の八神太一と八神光はまるで、ヘンゼルとグレーテルのように、

帰る家もどこにあるかわからずに、あてどなく魔女のいる森を歩くのです。

だから、デジモンアドベンチャーでは、たびたび、主人公たちは命からがら逃げだすのです。

いまじゃあ、逃げ出す主人公なんていませんね。なんだかんだ言って、

その場で立ち向かうのです。

だけど、デビモンも、エテモンも、ヴァンデモンも、ピエモンも、不気味な魅力を持っていて、

とても敵いっこない。だけど、逃げ帰る家もないから、見知らぬ場所で震えて過ごすのです。

だけど、そういう物語にあった魅力が、今の物語にはないんだなぁ、と思います。

思えば、子供のころコロコロコミックで読んでいた漫画家・穴久保幸作さんのポケモン



は、思った以上に、的確だったのかもしれません。

それから、

初代デジモンアドベンチャーの主題歌「Butter-Fly」を歌った和田光司さんって、

今年に入ってから、亡くなっていたんですね・・・。


・・・ Stayしがちなイメージだらけの 頼りない翼でもきっと飛べるさ


僕らをこれまで何度も勇気づけてくれた。





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【小説】秋色ビスケット

なかまくらです。

ご無沙汰です。

小説を書きました。

久しぶりに、思い立って一気に書き上げました。

こういう衝動は久しぶりだなぁ。

どうぞ。



「秋色ビスケット」

             作・なかまく

 


「昔はこの辺りは一面の小麦畑だったの
目の前にはコンクリートに覆われた広大な盆地があった。
「秋になると、キラキラと金色の衣を揺らして、おいで、おいで、と誘うのよ。だから私たちは飛び込んで金色に溶けるの」
コンクリートは熱を帯び、夕暮れの地平をゆらゆらと定まらぬ亡霊の棲み家に代えている。

「私はそれが好きだった」
彼女の瞳が黄金色に輝いた。映るはずのない風景を、彼女の目が見据えているかのように。
「・・・だから、私は守るわ」
彼女は振り返った。僕もつられて振り返り、一緒に焼けた小麦畑に目をやった。一段高い場所にあるその土地に、村はまだ残されていた。
「だから、このビスケットをあなたに分けるの。ここの小麦で作られたビスケットだから。この場所を忘れないために」
彼女はそう言って、それから、都会へ向かう電車に乗る僕に別れを告げた。



ぴぴぴ、ぴぴぴ、
目覚ましの音が遠くで鳴っていた。目線だけ移すと、壁を飾るそれが目に入る。
新聞記事の切り抜きが鋲で留めてある。そして、関係性を示す赤と青の糸が巡らせてある。気がついたら記者になっていた。

10年前の新エネルギーの発見は、世界中を驚かせた。熱エネルギーを電気として逃がす素子構造が編み出された。その企業の名前は一躍有名になる。タンタラを知らないものはいないとまで言われるが、


「そんな、都合のいいことがあるかよ」

僕は、誰もいない部屋に、そう投げかけた。神は試練を与えるものだ。
情報は驚くほど少ない。僕は中心に飾られた小麦畑を失った彼女の写真にそっと、手を触れる。そこからつながる赤い糸は、推測を示す青い糸と確証を得た赤い糸を手繰り返して、やがて、タンタラという大企業に繋がっていく。

今から20年前、とある製菓工場が秘密裏に封鎖されている。扉はコンクリートで固められ、上からはかき氷にシロップをかけるように、コンクリートがかけられた。放射能汚染が疑われたが、自然界の閾値を超えることはなかったという。実際に現地調査をしたが、以上は見られなかった。しかし、当時働いていた人の家族は、誰も当時の場所に生活をしておらず、その足跡を見つけることも出来なかった。15年前、ある村がひっそりと地図から消えている。閉じた村で、あまり外部とのやり取りはなかったという。死体は何物かによって回収されており、検死は行われていない。しかし、当代きっての敏腕刑事が独断で村の調査をし、井戸がコンクリートで埋められていること、村でひとつだけの井戸を住人全員が利用していたことから、集団食中毒の可能性があるのではないか、とのレポートをまとめているが、そのレポートはすでに存在せず、刑事も不審な死を遂げている。同様に、村の関係者家族はすっかり消息を絶っていた。11年前、 サイドテーブルに置かれた瓶を一瞥する。

何か、大きな秘密があるに違いなかった。幼い頃、ひと夏だけ過ごしたあの場所へ行ったことは、今では運命のように思えた。殺菌し、真空密封された瓶に収納されたビスケットは、少し赤みがかっていた。

11年前、とある広大な小麦畑が全身を黄色の防護服に身を包んだ人間達が、突然、コンクリートを小麦畑にぶちまけた。大きな音がして、重機が無数に進攻してきた。あっという間に、土地は均され、そして、何事もなかったかのように跡形もなく消えた ・ ・ ・ということはなかった。しかし、彼女は生き残っていた。彼女の暮らす村は残されていた。彼らは、何を見ていたのか。その後、6年前にも、ダム湖がひとつ、埋め立てられている。

線を辿っていくと、ところどころに病院が関わってくる。線上に現れるどの病院に取材を申し込んでも同じ反応がかえってくる。どこでそれを知ったのだ、それに関わってはいけない、の2つが表情に鮮やかに浮かんだ。

小麦畑を守ると瞳を黄金色に輝かせた彼女の顔がぼんやりと浮かんだ。あれ以来、会っていない。途切れそうな糸を、心を繋ぐために、会いに行ってもいいのかもしれない。

思いを巡らせながら、外出用に、シャツを着替える。研究所の知人に依頼してあった検査結果が出ているはずだった。

リノリウムの匂いのする廊下を抜けて、研究室に入ると旧友が珈琲を揺らして待っていた。

「来る頃だと思ったよ」
僕は、珈琲を観察する。
「どれくらい待ってた」
「3時間、てところか。他のことに手がつかなくてね。・・・性に合わないな、結論から言おう。栄養失調だ」
「はい?」


「言った通りだ、表面的にはそれしかわからなかった」
「栄養失調て、3日間、あの村で過ごしただけで? 毎日3食はしっかり食べていたのに?」
「結果を見ると、とにかく、そういうしかない ・ ・ ・なぁ、お前さ」
そう言って、少し前屈みになって顔を寄せた。
「何かとんでもなくヤバいことに関わってんだろ? ぶっちゃけさ。人体実験までしやがって ・ ・ ・」
「人体実験 ・ ・ ・? 」
「そうだよ、お前、これを人体実験といわずになんという ・ ・ ・て、おい聞いてるか? 」
「人体実験か!」

僕は走り出していた。あの村への行き方は暇さえあればいつも頭の中でシミュレーションを繰り返していた。一旦家へ、荷物を取りに帰る。家を出ようとして、サイドテーブルの上の瓶詰めのビスケットを手に取った。ビスケットは秋の紅葉のように、真っ赤に燃えていた。近くの都市まで電車で移動し、そこでレンタカーを借りた。道が封鎖されている可能性を考えて自転車を借りた。後部に積載する。途中で峠を越える必要があるが、村へ行く以外には用のない道だから、今でも通れるかは分からないが、とにかく行くしかなかった。一刻も早く報せるしかないのだ

峠道を、タヌキかイタチかが、サッと通り抜けた。生き物がまだいることが少しだけ僕を安心させた。村まであと100キロを切ったところで、岩が崩れて道がなくなっていた。僕は、ハッチバックを開けて、自転車を取り出し、担ぎ上げる。

不安が自転車を走らせた。 ビスケットがチリチリと音を立てている気がした。

森が途切れて、コンクリートで均された平面が見えてくると、涙が止まらなかった。一段上がったところに、村は最早なかった。初めからなかったかのように、均された平面になっていた。ビスケットは跡形もなく真空に還り、


 


僕の思い出の中にだけ遺った。







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【定期】教員と部活

なかまくらです。

もーね、定期更新。部活と教員の関係性について。

高校教員をやって、4年目の私ですが、最近、部活動の在り方について

ずっと話題になっていて、地域ボランティアとか、外部指導者とか、

そういう話があるたびに、毎回同じことを思うので、記事にせずにはいられないのです(笑

とにかく、言いたいことは、3つです。


1.教員は給料がいいから部活のボランティアは当たり前?

2.外部指導者を雇うには? 学校にはお金がない。

3.教員がやりがいを感じる仕事って?



まず、


1.教員は給料がいいから部活のボランティアは当たり前?


これは、まさに大きな間違い。教員の平日の勤務は、16:45まで。

まあ、16:45に帰れるとは思っていないですよ。

会社員で、残業がない人なんて少ないほうですよね・・・。

でも、それって、自分の仕事のスキルの問題という側面もあって、

仕事が時間通りに終わる人は帰ることだって可能だし、都合がある日は、

てきぱきとやって帰ることだって可能です。

しかし、教員の場合は、ベースとして、19:00まで部活をやっているので、

平日最速が19:00になります。この時点で、残業2:15が確定。

ところが、17:30くらいから、部活をみているので、仕事はもちろん終わってない。

だから、19:00から、仕事の続きをやるわけです。

普通の会社員でしたら、この隙間の2:15の分だけ仕事が進んでいて、

早く帰れると思うんですよね。例えば、19:00には帰宅。

ところが、教員は、この2:15は部活指導に費やしているので、

ここから、仕事再開。2:15の仕事。その結果が、21:15帰宅。

そんなの日中にやれよ! という感じですが、日中は、授業してますから、

空き時間と授業時間はちょうど半々くらい。

1時間の授業を1時間で作るというのは、実はほとんど教材の研究をせずに、

ただ、ダビングするみたいに、昨年の授業を繰り返すために必要な時間なんですね。

だから、放課後に、新しい授業の研究や、そのほか、事務仕事をしないといけないわけです。

「先生って、事務仕事事務仕事いうてるけど、なにがあるんや?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

教員は、校内で、授業、部活、以外にも担当部署が割り振られているんですよね。

例えば、学年。学年で放課後に会議があったり、担任をしていると、

クラスの保護者に電話を掛けたり、クラスの提出物をチェックしたり、

3年間を見通した指導の計画を立てたり、掲示物を作ったりするんですね。

そんなこんなで、毎日21時前後。うーーん。

月に22日ほどの平日勤務がありますから、2時間×22日で、44時間の残業時間。

ところが、教員の残業代は、定額なんですね。私の働いている県では、

給料の4%(定額)なんです。額にすると、月1万円くらい。

時給に換算すると、200円くらい。

そして、土日の部活動は、4時間働いて、3200円。ただし、移動時間を含みません。

現地に連続でいる時間で換算されます。だから、4時間と書いてあっても、だいたい、

家を出てから、帰るまでの時間で見ると、6~8時間くらい。だから、時給400円くらい。

・・・決して給料は高くない、と思うんですよね。

高卒で働いている卒業生の方が多く給料をもらっていたりしますね。

2.外部指導者を雇うには? 学校にはお金がない。



じゃあ、外部指導者雇って、やらせればいいじゃない。

という意見が最近のニュースの大勢ですが、このニュースが言っていない実態が

現場にはあると思います。学校にはお金がない。

実際、私がいま務めている学校では、お金がないので、できるだけ出張控えてね。

と言われる始末。全国大会に出場しても、宿泊代もレギュラーの生徒分しか出ないし、

貸し切りバスを借りても、公共交通機関のほうが安ければ、

公共交通機関の代金分しか出ないし、(50万円くらい部活の自己負担だったり)

といった感じで、とにかく、学校にはお金がない。

どこから、外部指導者の指導費用はでてくるのか?

外部指導者は、4時間3200円ではたぶんやってくれませんよ(笑

さらにいえることは、学校のグラウンドで練習するとして、

教員はついていなくていいのかってこと。学校でやった活動は、

学校に責任がかぶってしまうのではないか? そこんところをはっきりさせてもらわないと

いけないし、いろいろな部活動の大会の引率は、結局、学校の先生でないといけないよ、

と定められていますね。

さらに言えば、担任や、学年の先生の生徒指導には全く聞く耳を持たないが、

部活動をやりに学校に来ているので、部活の先生のいう事ならしっかり聞く生徒も

一定数いるんですね。だから、部活動を学校から切り離すという事は、

言い換えれば、形だけでも学校にいくということをあきらめて、

高校に行かない生徒がいることを社会が受容するという事だと思うんですね。

それをやってもらわないと、変わらないと思いますね。


3.教員がやりがいを感じる仕事って?



最後に、なぜ、高校の先生は高校の先生になるのか・・・?

これは、いろいろな理由があるのでしょうが、私の場合は、教科指導です。

教科を教えるのが面白い。いや、私自身が、その教科が好きで、自身が学び続けたいし、

それを、生徒に教えることで仕事になるんだったら、趣味と実益を兼ねているというやつです。

部活をやりたくて高校の先生になる人ももちろんいるでしょうが、

そうではない人も、若手教員は基本的に運動部になるっていう実態があります。

だから、やりたい仕事ではないのに、時給800円で、はたらいて、

月に3~5回くらいしか休みがないっていうのが、今の教員の実態だと思いますね。




とにかく、教員は、週休3日にしてほしい。どうせ、土日はつぶれるので、

生徒が登校している平日に、一日休みを設定してほしいものです。

そうすれば、最悪、夕方に来て、部活だけ見るっていうのも、

ありな気がしてきますよね。





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