なかまくらです。
漫画「文豪ストレイドッグス」の舞台化です。
イケメンたちが舞台を駆けまわるいわゆる2.5次元舞台というやつです。
面白かったので、感想です。
あらすじ。
福澤は政府の暗殺者の過去を持つ。
福澤は用心棒をしていたが、あるとき乱歩という少年に出会う。
乱歩は、驚くべき洞察力の持ち主で、あらゆる事件において、
答えを一瞬にして導き出す利発な少年だった。
乱歩はそればかりではなく、福澤の過去をも言い当てる。
乱歩はしかし、その才能を持て余していた。
一匹狼で、他者とかかわることを避けていた福澤が、
乱歩のことを気にかけるようになる。
乱歩には異能がある・・・。その嘘の一言で、
乱歩は自身の能力の使い方に目覚める。
そして、彼はその能力で、事件の真の黒幕を追い詰めていく。
力に溺れそうになった彼を福澤は救い、
2人は武装探偵社を設立することになる・・・。
というお話でした。
能力バトルもの・・・なんですが、
能力を持っていない2人が、不思議な事件に迫っていく物語として構成されていて、
能力が出てこないゆえに、推理モノとして成立しているという
稀有な成功例だったな、と思います。
演技は大げさ。よく分からないけれどよく回る登場人物たち。
出てくる人物の大半は口パクで、登場する人物のしゃべる言葉も、
主役の何人かで話している。コロナ禍ならではの演出だったのでしょうが、
それがとても良い方向に、はたらいていたと思います。
乱歩の才能があるゆえの苦悩。福澤の過去との決着。
分かりやすくも、しっかりと物語が構成されていて、事件もしっかり設定されていて、
楽しく見れました。
おわり。