なかまくらです。
今ですね、界面活性剤の話を勉強しているんですが、
界面活性剤は、親水基(水に溶ける部分)と疎水基(水以外のものに溶ける部分)がくっついた状態(ミセルと言う)
からなるんです。
洗い物で使われている時には、油脂などをその疎水基の部分で取り囲んで、外側の親水基で、溶けてる状態にしてしまうっていうわけ。
その、水と界面活性剤を混ぜてみると、ある温度では、綺麗に混ざりあっているんですけど、
ある温度を越えると、途端に2つの相に分離してしまいます。
一体、溶液の中では何が起こってるんでしょうね。たぶん、その辺までは先行研究で分かってる。やりたいのはその先なんですけどね。
なにって、
最近の私の芸術に対するスタンスに悩む。
スタンスなんて、なんか、軽くて嫌だな。
最近の私の芸術に対する向き合い方に悩む。
最近すっかり、いろんなところの繋がりが薄れて切り離されだして、
切り出されて、やっと、ちょっと一人に戻った気がします。
それが良いことなのか、悪いことなのかは分かりませんが、
無駄に焦ってみて、あの頃の誰かに媚びて喜ばせようとして書かなくなってきたという点で、
私の中では進歩しているつもりです。今が面白くなくなってても、それでいい。
継続していくために必要な息継ぎだと自然に思う。
好きなものを好きなように書いているつもり。
けれども、
それでも、
最近、すっかり書いていることと、思っていることが合ってない。
まるでゲームでマルチエンディングを観るために、思ってもない選択肢を選んでいるみたい。
温度が高すぎるのかしら。低すぎるのかしら。
面白いことはある。面白い。このアイディアは面白い。絶対傑作になる。
でも、心の底で醒めた目で観る自分がいて、
いつも観られているみたい。
あなたをかきたい。かかせてください。
追記
別に一作ずつが最高傑作になれなくても良い(たとえ、そのつもりで書いているとしても)。たまに素敵な作品が私の中から出てくればそれはとても幸いなことだ。最近のわたしは一体なにを気負っているのだ。いつまでも、ただの凡人なのだに。下手な鉄砲打つしかないだに。