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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ずっと温める、それはたまごのように。

なかまくらです。

戯曲を書いてます。

それはもう、大作を書こうと心に決めまして、ちょっとずつなのですが、

書いています。

最初にこの作品の構想ができたのは、なんと20歳のときです(笑)。

たしか、演劇の練習をしてころです。ぼんやりと浮かんでくるメンバーから予想するに、

いまはなつかしいばかりの「Mechanical Memory」という作品を練習していたころ

に、書こうとしていた作品でした。

まあ、単純に人生経験も足りなかったですし、教養も足りなかったので、

いっこうに書けずに、いつか書こうと思っていた作品でした。

そろそろ書けるんじゃないかなって、ふいに思い出したのが、

この前の冬。そこから書いて書いて休んで書いて。現在29000字。

最近、強く思うようになったのですが、

この物書きという趣味の、他人にとっての価値のなさの大きさは

異様に大きいのだな、ということです。

「小説とか戯曲とか、書いてるんだよね」

「へぇ、すごーーーい! どんなのを書くんですか?」

「え、あ、うぅ・・・(恥)、そうだな、ファンタジー、かな」

「へぇ~・・・(完)」

次回作にご期待ください! って感じですよ、もはや。

でも、私自身にとっては、この趣味ほど手放しがたい趣味はないのです。

正直言って、自分が面白いと思って書き上げた作品だけあって、

ホームページに載せてある小説は、たまに読み返したりするわけですが、

あっという間に読んでしまう。面白い!

それに、ときどき、自分が脱皮をするように、今の自分の等身大みたいな作品が

生まれてくるときがあるのです。

いまがまさにその時で、そんな作品を書いています。

いま、30歳の春に抱えている悩みとか、生きづらさとか、

そんなことを書かずにはいられない。

主人公と一緒に、成長したいと思って、その方法と方向を探しながら書いています。

これを書き上げた時にひとつ成長できるのかもしれません。

そんな作品にできたらいいな、と思いつつ、

明日は日曜日ですが、一日部活動で、出掛ける予定なので、そろそろ眠ります。

おやすみなさい。









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