なかまくらです。
戯曲を書いてます。
それはもう、大作を書こうと心に決めまして、ちょっとずつなのですが、
書いています。
最初にこの作品の構想ができたのは、なんと20歳のときです(笑)。
たしか、演劇の練習をしてころです。ぼんやりと浮かんでくるメンバーから予想するに、
いまはなつかしいばかりの「Mechanical Memory」という作品を練習していたころ
に、書こうとしていた作品でした。
まあ、単純に人生経験も足りなかったですし、教養も足りなかったので、
いっこうに書けずに、いつか書こうと思っていた作品でした。
そろそろ書けるんじゃないかなって、ふいに思い出したのが、
この前の冬。そこから書いて書いて休んで書いて。現在29000字。
最近、強く思うようになったのですが、
この物書きという趣味の、他人にとっての価値のなさの大きさは
異様に大きいのだな、ということです。
「小説とか戯曲とか、書いてるんだよね」
「へぇ、すごーーーい! どんなのを書くんですか?」
「え、あ、うぅ・・・(恥)、そうだな、ファンタジー、かな」
「へぇ~・・・(完)」
次回作にご期待ください! って感じですよ、もはや。
でも、私自身にとっては、この趣味ほど手放しがたい趣味はないのです。
正直言って、自分が面白いと思って書き上げた作品だけあって、
ホームページに載せてある小説は、たまに読み返したりするわけですが、
あっという間に読んでしまう。面白い!
それに、ときどき、自分が脱皮をするように、今の自分の等身大みたいな作品が
生まれてくるときがあるのです。
いまがまさにその時で、そんな作品を書いています。
いま、30歳の春に抱えている悩みとか、生きづらさとか、
そんなことを書かずにはいられない。
主人公と一緒に、成長したいと思って、その方法と方向を探しながら書いています。
これを書き上げた時にひとつ成長できるのかもしれません。
そんな作品にできたらいいな、と思いつつ、
明日は日曜日ですが、一日部活動で、出掛ける予定なので、そろそろ眠ります。
おやすみなさい。