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1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

『GODZILLA 星を喰う者』観ました。
なかまくらです。

少し前ですが・・・

『GODZILLA 星を喰う者』を観ました。



アニメ版ゴジラ映画の3部作の3作目。

アニメーションの制作会社は、ポリゴンピクチャーズで、

3Dアニメーションを得意としている制作会社です。

ディズニーっぽい3Dではなくて、アニメよりの3Dがなかなか気に入っています。

さて。

前作までのあらすじは、こちらをご覧ください。


『GODZILLA 怪獣惑星』観ました。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』観ました。

脚本は虚淵さん。観たものに絶望を与えることに定評がある方です(笑



3作目は、ギドラが登場するらしい・・・という情報だけで、観に行きました。

メカゴジラシティでのゴジラとの決戦で、ほとんどの兵器を失った人類は、

人類が捨て去り、2万年が経った地球に生き延びていたフツワの民に身を寄せて

生き延びていた。幾人もがフツワの民と同じように暮らすようになっていく。

ハルオもまたそうであり、夫婦になるのであった。

そんな中、生き残った人類たちは、メトフィエスの唱えるエクシフの信仰に次第にすがる様に

なっていく。

その信仰が高まったとき、メトフィエスの真の目的が明かされる。

それは、地球にギドラを呼ぶことであった。ギドラは別宇宙からやってくる。

別宇宙の異なる物理法則によって、なすすべもなく人類の母船は失われ、

ゴジラでさえも、触れることすらできない。

観測することさえできず、ギドラの周囲では時空間もバラバラになってしまうのであった。

ハルオはメトフィエスとの・・・あるいはギドラとの対決に臨んだ。

メトフィエスの左目に埋め込まれたデバイスを破壊したとき、

ギドラの全能性は失われ、ゴジラはそれを破壊するのであった。

ハルオは、生き残ったが、博士が修理した最期の人型兵器に乗り込み、

憎しみとともに、ゴジラに特攻し、散るのであった。


そんなお話でした。

ネット上ではなかなかの酷評でしたが、個人的にはかなり好きでした。

ゴジラと人類の文明として戦うとはどういうことなのだろう、ということを考える3部作でした。

人類は感情的に戦い、科学的に戦い、そしてこの3作目では、宗教で戦った。

人が次第に流されていき、集約されたところにギドラが登場するのは

なかなかワクワクする展開でした。

ただ、ギドラ、もうちょっと強くてもよかったと思います^^;

いくらゴジラからの攻撃が当たるようになったからといって、ちょっと弱すぎでした。

そこから第二形態・・・じゃないですが、そこからもうちょっと粘ってほしかったし、

部分的に物理法則を書き換えられたっていいと思うのに、

瞬殺されてしまいました。なはは・・・。

あとはラストはなかなかムズムズしましたね。

フツワの民で、ハルオと結ばれた女性が、最後のシーン、少し怖い顔をしています。

それは、フツワの民がずっと知らないで生きてきた”憎しみ”という感情なのでは?

それが生まれてしまい、ハルオが死んで、断ち切られたと思ったものは、

わずかに消えずに残ったのでは・・・?

というような風に見えました。


ともかく、面白かったです。

おわり。





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