なかまくらです。
リーアム・ニーソン主演のサバイバルアクション。
テレビで視聴しました。
「もう一度闘って、最強の敵を倒せれば、その日に死んでも悔いはない」
オットウェイの父はろくでもない男であったが、詩人であった。
オットウェイは大人となり、妻を亡くし、生きる意味を失っていた。
石油業者に雇われて、近づいてくるオオカミを撃ち殺していた。
ある、休暇、飛行機に乗って工場から出る途中、飛行機はアラスカ上空で墜落し、
7人だけが生き残る。
アラスカは広すぎて、救助隊は待っていても来ないだろうと想像できた。
血の匂いを嗅ぎつけて、オオカミがやってくる。近くに巣があるのだ。
オットウェイたちは、助けを求めて移動することにした。
ひとり、またひとりとオオカミに食い殺されていく。
そして、ついにオットウェイは一人になってしまう。
オットウェイは、かつて信じるのをやめた神に救いを求めるが、
もちろん返事はない。自分でやるしかない。
オットウェイがたどり着いたのは、オオカミの巣であった。
オオカミの群れのボスと対峙し、あきらめかけた心に、
妻の声が聞こえる・・・「怖がらないで」
そして、「もう一度闘って、最強の敵を倒せれば、その日に死んでも悔いはない」
父の言葉を思い出していた。
そして、最後の力を振り絞って、ボスに戦いを挑むのだった。
というお話でした。
そこで終わりなんですが、まあ、どう考えても、食われてしまうんだろうな、と。
けれども、オットウェイは、生きる意味を失い、なにもない状態から、
死んでも悔いはない、と言えるような、そんな生き方を最後にすることができた。
そんな救済の物語なんだろうな、と思うのでした。
みんな死んでしまうのは、なんとも悲しいことには変わりはないのですが。
ええ。