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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「DUNE PART 2」観てきました。

なかまくらです。

「DUNE PART 2」観てきました。

監督は、「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。

PART1はこちら「DUNE/デューン 砂の惑星」観ました



さて。

SF超大作のデューンですが、過去に一度映画化やドラマ化されたものの、

そのスケールの壮大さとストーリーの複雑さのために、実写化が難しい作品

だったようです。

そして、今回の映画化のパート1を見た私の感想としては、

良くも悪くも、SF小説の古き伝統を踏襲した感じのお話だなぁと思ったのでした。

どこかにある資源に恵まれた惑星を舞台に政治抗争が繰り広げられる感じ。

現地人と開拓民の抗争などが起こっています。

さて。あらすじ。

パート1で、アトレイデス家の王子ポールは、惑星アラキスの統治権をかけた

ハルコンネン家との戦いからからくも、生き延びた。一族は母と自身を除いて全滅し、

ポールは、先住民族であるフレメンの元へと飛び込んでいく。警戒するフレメンであったが、

ポールはフレメンたちの中で信仰されている英雄であるかもしれない、ということで、

試練を受けながら、ともにハルコンネン家と戦っていくことになる。

一方、特殊な能力をもつ血統であった母もまた、フレメンの新たなる教母となって、

ポールを英雄とする信仰を強めていった。

ポールは、しかし、自身の能力の覚醒を恐れていた。未来が見えるその能力が見せるのは、

多くの民が不幸になる未来。そして、最愛のチャニの死であった。

しかし、ハルコンネンは、フレメンに対しての攻勢を強めており、

ポールは決断を迫られることになる。南部へ逃れたポールは、英雄として立つことを

決め、そして、ハルコンネン家および皇帝を打ち倒す。

しかし、皇帝を打ち倒し、その娘との政略結婚を決めても、

他の惑星の領主たちは、その即位を認めなかった。

ポールは戦いの継続を決定し、各惑星の領主たちとの戦いへと明け暮れていくのだった。


というようなお話でした。

最近、仕事が忙しく、見に行こうかどうか、結構迷っていたのですが、

見て良かったな、という出来でした。

SFの大作として、十分に世界観に耐えうる映像でした。

政治的な部分は、すごく複雑で、

なんというか、どの人も自分の勢力のことしか考えていないので、

あんまり気分のいい展開ではないのですが、

人間ドラマのパートはすごく胸が苦しくなる感じでした。

ポールが英雄になることを恐れることも、

ポールとチャニが惹かれあっていく過程も、

英雄となるために、チャニの存在が必要不可欠であったことも、

チャニが、変わってしまったポールから離れていくことも。

180分、十分に楽しめました。

よくできたドラマでした。面白かったです。





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