1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」観ました。

なかまくらです。

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」観ました。

リーマンショックを描いた映画でした。

アメリカのサブプライムローン問題を取り上げた話。

住宅ローンの金利を当初低く設定し、貧民層にも貸し付ける。

それによって住宅業界は大いに売り上げを伸ばしていた。

ところが、そこには罠があった。

実は、すでに支払えなくなっている貧民層は水面下に発生していたが、

住宅の価値の上昇によって誰も気付かないままになっていた。

さらには、信用の格付けの杜撰さ、自分の利益のことだけを考え、

国民を数字でしか見ていない投資家や銀行マン達。

それに気付いた4人の投資家達が、

サブプライムローンが破綻したときのための保険を買いあさり、

大もうけした、というお話。


なぜ、リーマンショックが起こったのか、なんとなく知っていた事が、

だいぶ分かった気がしました。

そして、その危険性を伝えようとするメッセージ性のある映画だったな、と思いました。

なかなか独特な映画で、やったぜ! という爽快感はなく、

なんとも虚しい気持ちになりました。

そして、警鐘を鳴らして、映画は終わります。

新しく同じような金融商品が作られていること、

そして、次に投資されているのは、"水" だと言い残されて終わります。

たしかに、水だと思うのです。

当たり前のように使っている水ですが、

水源を中国資本が買いあさっているという話も聞きます。

水が汚されて飲めなくなったら、水を買うしかない。

水の値段がどんどん上がって、綺麗に加工した水だけが飲める時代が来るかもしれない。

国産の牛肉がアメリカ産の牛肉の2倍以上の価格がするように、

水もそうなるのかも。

妙に安い加工食品はどこの野菜、どこの肉を使っているんだろう?

その信用度はどれくらい?

コーラとか、オレンジジュースとか、どこかの水で作られた飲み物を飲んで、

飲める水はなかなか手に入らなくて・・・。

そんなことが起こりそう。

そんな事を感じるのでした。





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